STRIPE!

青い空と白い雪のストライプの大きな布を神様が目の前で広げたら今年の僕に一番似合う冬を作る為にエッジを効かせて切り取ってく

八方プライズ検定 回顧録

2017年03月09日 20時33分45秒 | 日記
この3日、たまっていた仕事を片付け、帰宅したらすぐにバタン。
飯も食べずに寝てしまうこともありました。
先週一週間、非常にハードでしたから、疲れが一気に来た感じ。

プライズ検定を振り返ります。

1種目目 ウスバゲレンデで大回り。
コースインスペクションではないですが、八方第一ペアで上に上がる前に、何人か滑ってくる一般スキーヤーがいたので見ていました。
朝、滑った時より、気温が上がっていたので、かなりバーンが緩んでいました。
「足元をとられやすいかな」
ちょっとその警戒心というか、構えてしまいました。
結果的に、これが良くなかったのかもしれません。
しかも、スタート直前に「ゴールラインの旗の前で手前で止まってください」ということを言われました。
いつもそんなことはないのに、「前の人が突っ込んだのかな」とも思いつつ…。

滑りの質が云々よりもとにかくスピード感が圧倒的に足りません。
かなり消極的な滑りの印象が強く出たと思います。
結果73。
前回、スピードを抑えきれなかったのとは対照的に、今回はスピードが足りず…。
何やってんだかなーって感じです。
2点マイナスなので、次の3種目中2種目で加点を2つ取らなければなりません。
現実的にはかなり厳しい状況に追い込まれました。


2種目目 小回り 名木山中壁
このところ好調で、75が取れている小回り。
スピード感を出し、積極的に滑ることを考えました。
加点を取るしかないですからね。

朝はカリカリで、かなりしまっていたバーン。
ところが検定時には正反対の緩んだ雪質。
そんなのお構いなしで、普通に突っ込んだら1ターン目からミス。
最初からミスったので、そのあとははリズムに乗ることができず。
立てなおせないせないまま、何度もミスを繰り返し。
しかも、1回は店頭はしないまでも、大きくバランスを崩し…。
ボロボロの状態でフィニッシュ。
転倒していないのに、72という史上最低点を取ってしまいました(T_T)
もう笑うしかない。


3種目目 総合滑降 ウスバ
ここまで来ると、もうその種目で合格点を出そうということだけを考えました。
前回2月の検定では75が出ています。
ただあれは視界が悪かったので、ごまかしていたところも多分にあったと思います。
今回はいい天気で非常にクリア。
ごまかしは通用しません。
それでも前回と同じく 2回ほど漕いでからクローチングに入ってスタート。
一度落ちているところから、ターンを開始しました。
本当は、コートいっぱいを使った大きなターンにしたかったのですが、端の方には雪が溜まってきているリスクを考え、やや小さめのターンになってしまいました。
リズム変化も、もう少し横に引っ張るような動きを見せたかったのですが、それも出せていない感じで結果74。チーン。


4種目目 不整地小回り 名木山中壁
前日からもう何本も滑っていたので、コースの状況などは十分把握していました。
ただ雪が緩んだので、一番左のコブはちょっとピッチが狭い上に雪が溜まって滑りにくいだろうと判断し、真ん中のラインを選びました。
いつものアイシーなのと違って、かなり滑りやすかったです。

でも 最後の数ターン、ピッチが大きくなるところで少し当て込んでしまうような感じになってしまいました。
前かがみに 倒れるような印象を受けたと思います。
ていうかそうなっちゃいましたね。
前日、ビデオを撮ってもらった時には、上体がかなりのめり込むような動きが見えたので、そこは修正をしていました。
でもやっぱりちょっと残っちゃったかなという感じです。
結果74。


そんなわけで今回は散々な結果でした。
今まで受けてきた中で最低点です。(ToT)/~~~

今回の学び
2月の検定と合わせて、雪面状況を的確にとらえて、どのような滑りをするのかイメージする。
ジャッジが求める滑りを自分なりに予想して、それに近い演技をする。
そういったことが圧倒的に不足していました。
さらには春の雪対応が全然できていないという課題も出ました。
(前回でいえば、硬い雪)
いい雪の時に、うまく滑れるのは当たり前。
難しいコンディションのときに、いかにうまく滑るか。
そこが足りませんね。

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