コリアな気持ち

2006年までのブログ

塩谷韓国デビュー戦、華々しく先制2ラン含む3打点

2006-04-08 19:08:33 | Weblog
助っ人・塩谷が華々しいデビューを飾った。
(塩谷選手への関心が高いようので、今回は数度内容を
追加更新しています。撮影した写真も下部に追加しています。)

2006年のシーズンがスタート。
前年度優勝チームに敬意を表し、
テグへサムソン-ロッテを観に行こうと思うも、
外国人登録としては初の日本球界出身野手・塩谷和彦選手のことが
気になり、インチョンのSK-ヒョンデへ。

肌寒く、黄砂でかすんでいるインチョン。
ゲームは1回から3回まで共に無得点の投手戦。
4回表、ヒョンデは1死満塁のチャンスを作るも、
チェジョングクが前進守備のサード正面をつくゴロ。
サード塩谷が、軽快にさばきホームへ。5-2-3のダブルプレーで
ヒョンデはチャンスを逸した。

その裏、SKは一死から、WBCでの数々の美技で「国民的右翼手」と
呼ばれるようになった2番・イジンヨンがライトに運び出塁。
続く塩谷はここまで好投のヒョンデの先発・ケルロウェイの
甘く入ったところをジャストミート。
打球はレフトスタンドに飛び込む、先制の2ランとなった。
(写真はベンチでのSKナインの出迎え)
試合中の談話。当方の「打った球はチェンジアップ?」の問いに
「カーブかナックルです」とのこと。

その後、両チームランナーは出すも得点を許さず、
2-0で迎えた8回裏のSKの攻撃。無死からのランナーを
1番のパクチェホンが送って、一死二塁。
続くイジンヨンがこの日2本目のヒットをセンター前に放ち、
一死一・三塁のチャンス。
ここでヒョンデはこの回3人目となる4番手に、イドンハクを投入。
3番・塩谷はコーチからの指示のあと、
打球をきっちりライトへ運び、犠牲フライで1点追加し3-0。
終盤に貴重な追加点を挙げた。

投げては、SKの先発シンスンヒョンが、
6回までヒョンデ打線を0点に抑え、
7回以降は5人を注ぎ込む細かな継投で完封リレー。
韓国デビュー戦となる塩谷は、3打数1安打3打点1本塁打と、
チームの全得点を叩き出し、華々しいデビューを飾った。

試合後の共同でのインタビュー
(観客への自動車が当たる抽選会があったため、
ヒーローインタビューはなし)
「日本で自分を殺す野球を覚えた。チームの勝利に貢献したい」

☆きょうのあれこれ
・今季より主将となった、球界を代表する美男子・キムジェヒョン選手。
「移籍2年目で主将になるということは、チームの信頼が厚く、
性格がいいからでしょ?」という質問に困った様子で笑うも、
「誠実にしようとする性格だから」とその後の対応も、
やはり性格の良さを表してました。
塩谷選手については「チームバッティングができるから良い」とのこと。

・「国民的右翼手」という肩書きがついたイジンヨン。
WBC期間中は日本でもアメリカでも「アンニョンハセヨ」だったのに、
きょう顔を合わせると「コンニチハ」と。不思議なもんです。

・試合前に塩谷選手と雑談。1ヶ月半ぶりの印象は「いい顔してるなぁ」。
本人にそれを言うと「やってるほうは大変ですよ」ごまかし気味に。
しかしきょうは最高の結果。試合前のいい顔はウソではありませんでした。

・打席に入るときに場内に選手指定の曲が流れるのは韓国も日本と同じ。
塩谷選手のテーマソングは「東京」(やしきたかじんさん)。

・アジアシリーズやWBCでは写真を撮影する立場ではないので、
試合中、スタンドをあちこち動くことはしても、ゲームは落ち着いて
観られたものの、半年ぶりの本来の「韓国での」取材。選手やスタンドの
様子を撮りながらのあちこちに加えて、ゲームをチェック、
そして塩谷選手も追いと、万歩計つけていたら、
どれくらいいっていたでしょう。久々の感覚でした。




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★運営サイト★韓国プロ野球応援サイト ストライク・ゾーン
★著書★おかげ様で3年目。今年も出します韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2006
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★個人サイト★室井昌也


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