コリアな気持ち

2006年までのブログ

ランデルの好投でトゥサンが首位ヒョンデを破る。

2006-05-23 23:59:01 | Weblog
トゥサン|0 2 1|0 0 0|0 1 0∥4
ヒョンデ|0 0 0|1 0 0|0 0 0∥1

野球がない月曜日は一日雨だったが、
きょうは涼やかな曇り空。

首位ヒョンデの地元スウォンでのゲーム。
強くてもこの球場の観客がまばらなのはいつものことだが(理由)
きょうはサッカー代表チームがソウルでゲームということもあり、
こういう時にはみんなテレビ観戦でどの球場も観客減。

試合開始直前、あまりにスタンドがさみしいので、
観客の数を数えてみたが、とりあえずギリギリ100人は超えたので一安心。

先制したのはトゥサン。
今季33回1/3を投げ防御率0.81で、
5勝負けなしのヒョンデの先発・ソンスンラクから
2回表に5番・チェジュンソク、6番・カンドンウ、7番・コヨンミンの
三連打で2点を先制。
続く3回表、1番・イジョンウクがヒットで出るも、続くチョンサンヨルが
セカンドゴロ併殺で倒れ二死。しかし3番・アンギョンヒョンがレフトに
4号ホームランを放ち3-0に。
ソンスンラクはこの3点を除いては、カーブとチェンジアップで
打者のタイミングをうまく外す好投を見せた。

一方、ヒョンデはトゥサンの先発・ランデルの
切れのあるスライダーに抑えられるも、
4回裏、2番・イスンヨンにライトにソロアーチを運ばれ3-1。
ランデルは6回2/3、100球、被安打4、三振7つでヒョンデ打線を
この1点に抑える危なげのないピッチングを見せた。

試合はトゥサンが8回に1点を追加。
ヒョンデ打線は、ランデルの後、キムスンファ、チョンジェフンに
抑えられ、トゥサンが4-1で勝利した。
首位打者のヒョンデ・イテクグンは4打数ノーヒットで打率を.406に
下げたが、依然2位以下を5分以上離し、首位打者をキープしている。

ちなみにこの日の観衆は553人。場内係員1人に対し、観客は50人程で、
それはまるで、担任の先生と生徒のような関係。
ファールボールとファンプレゼントをゲットしたい観客には、
実にチャンスの確率が高い一戦だった。

☆きょうのあれこれ
・当方が毎週スポーツ朝鮮紙で連載しているコラムで、
楽天・愛敬投手が一歩及ばなかった、清川投手(現広島コーチ)が持つ、
連続登板無敗記録について書いた。
調べてみたところ、韓国ではヒョンデ・キムミンボム投手が、
清川コーチが持つ記録より長く、1999年以降116試合以上無敗なことが発覚。
そのことをヒョンデ・キムジェバク監督に話すと、
「えっ?知らなかった。ワンポイントで使っているからねぇ。」とのこと。
記者陣も球団関係者も今まで気がつかず。一応「アジア新記録」なのに。
もし、今後キムミンボム投手がスターダムにのしあがったら、
それは間違いなく、ワタクシのおかげです。。。

・WBC台湾戦で一塁にヘッドスライディングし左肩を負傷した、
キムドンジュ選手の現状について、トゥサン・キムギョンムン監督が
「試合に出ようと思えば、7月くらいから出られるのかもしれないが、
今後の選手生活もあるから、(復帰を急がずに、今季)キムドンジュが
いるということは特に考えていない」とのこと。戦力ダウンは大きいですが、
世代交代で積極的に若手を起用できているメリットもあるようです。

・そのキムギョンムン監督、当方の前で
を読み始める。しかもトゥサンの名鑑部分、監督に対するコメント(P.58)。
監督は日本語がある程度分かるだけに、目の前で読まれるとヒヤヒヤ。
書いた本人はどんなことを書いたか忘れているので、監督の前を離れ
読み返してみると、采配について、ひとこと書いていた。う~む。
きょうはバントを一度試みるも失敗。



こどもファンは熱心なスウォンのスタンド(写真上)
勝利のハイタッチの最中なのにスコアボードは消されている(左)
主張しない座席の色とスタンドの傾斜が緩やかなおかげでスタンドがさびしいのは気にならない?

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