ひよりの音楽自己満足

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ACCEPT  TAIJI

2012-04-13 00:02:49 | 21th J-プログレ
 マルチ・ミュージシャン<HISA>さんのプロジェクト<ACCEPT>。HISAさんは1984年ころからCMソング等の本格的な音楽活動を始め、ローカルバンドにシンセ奏者として参加して、コンテストで入賞も。それから様々なバンドに参加。あるバンドではギタリストとして、またあるバンドではベーシストとして、そしてキーボードプレーヤーとしても参加され、マルチ・プレーヤーの本領を発揮されています。他にもTVやFMに曲を提供するなどコンポーザーとしても活躍され、そして2007年。1990年から17年間に渡ってずっと作り続けてきた楽曲のうち12曲を収録したアルバム「silver moon」を発表。そして2009年11月に2ndアルバム「MOBIUS」を発表されます。
 今年2012年3月、いつものように某通販サイトをチェックしたら、<ACCEPT>の3rdアルバム「TAIJI -confrontation-」が発売されていてビックリ!もちろん即注文して届くのを楽しみにしていました。
 まずジャケットに目を奪われます。神秘的でありながらも人の手の温かみを感じますね。そして宣伝コピーには「閉塞する世界に潜む“声無き声”“音無き叫び”に捧ぐ」と。いったいどんなサウンドを聴かせてくれるのか、様々な想像をしてしまいます。
 アルバム1曲目は「BEGINNING」。ヘヴィなギターサウンドとシンセからダイナミックなオープニングが。その後アコギの綺麗で爽やかなリフがながれて。まるでそよ風に揺れる木々から木漏れ日がキラキラ輝いているような感じがします。
 2曲目は「VOICELESS CRY」。土砂が崩れるような音が響き、シンセの暗く悲劇的なメロディがしっとりとながれ、そしてストリンングスサウンドをバックにヴォイスがはいって、徐々に盛り上がっていって。その後止まって鐘の音が響くと悲しげなストリングスサウンドとヴォイスがはいって、そしてダイナミックなリフと魂の叫びが。中盤では琵琶のような音色でのソロが。それが徐々に盛り上がっていって。終盤ではアップテンポのパワフルなアコギのリフがリズミカルにながれ、それが静かになるとティンパニサウンドから壮大なオーケストラサウンドがながれてドラマティックに展開して。ラストには扉が閉じるような音が響いて。
 3曲目は「CURIOUS ANGER (PRIME NUMBERS)」。子供のはしゃぐような声がながれ、そして扉の閉まるような音がして♪ドーン!って。その後シンセの鮮烈なサウンドからストリングスサウンドがアップテンポでリズミカルに。
 4曲目は「YELLOW STORM」。爽やかなコーラスからはじまって、ギターのヘヴィリフがかっこよくながれ、ミドルテンポのパワフルなリズムにのって力強いヴォーカルがはいって。力強く歩いているような感じでしょうか。中盤ではうねりまくるベースソロが。その後パワフルなヴォーカルがはいって、ギターが絶妙なフィルをいれて。終盤ではモーグサウンドが伸びやかにながれ、ベースのエモーショナルなソロが。ラストにはギターのヘヴィリフから奥行きのあるギターのエモーショナルなソロが。
 5曲目は「A SIGN」。モーグサウンドが伸びやかにながれ、そしてアコギのミドルテンポのリフがはいって、それが徐々にパワフルにエネルギッシュに。
 6曲目は「SHADOW」。ミドルテンポのパワフルなリズムからテープ逆回転のようなサウンドのリフがはいって、ラップ調のヴォーカルがながれて。力強く一歩一歩踏みしめて歩いているような力強さを感じますね。途中には爆発音が炸裂して。
 7曲目は「THREE」。ミドルテンポでどよ~んとした感じでけだるい曲調でではじまって、ギターソロへ。ブルージーな雰囲気も感じるも、徐々にドラマティックに展開していって、終盤では爽やかな感じに。
 8曲目は「REQUIEM 2011」。メモトロンのゆったりとした哀愁ただようサウンドが響き、そしてシンセの壮大なサウンドがドラマティックにながれて。その後アコギのしっとりとしたメロディがながれ、メモトロンやシンセの叙情的なサウンドがしっとりと響いて。まるでダークブルーの深海の静けさのような感じがします。
 9曲目は「RAIKAI part-1」。ギターのヘヴィサウンドが伸びやかに響き、アコギのパワフルなリフにのってギターがメロウなフレーズを奏でて。そしてパワフルなヴォーカルがはいるも幻想的な雰囲気に。歌の合間にはいるギターフィル、絶妙ですね。中盤では哀愁ただようギターのエモーショナルなソロが。遥か遠くを想うかのようなイメージがします。その後ミドルテンポのパワフルなドラムにのってギターとヴォーカルがはいって盛り上がっていきます。ラストはしっとりとしたギターソロが響き、そして土砂が崩れるかのような音が。
 10曲目は「RAIKAI part-2」。ミドルテンポのヘヴィなギターリフからはじまって、ギターの力強い音色が響き、そしてストリングスサウンドが伸びやかにながれて。そしてオルガンリフやギターのヘヴィリフが。
 11曲目は「DEEP IN THE LESSER GODS」。逆回転風のメモトロンの哀愁ただようフレーズからはじまって、ベース・ピアノ・フルート・アコギが加わってしっとりと叙情的なメロディを奏でて。途中には水の流れるような音も。中盤ではダークながらも壮大でダイナミックなサウンドが。その後ピアノやアコギの音色がゆったりとながれて。まるで夜の冬景色のような感覚が。そして再びオケサウンドによる壮大なリフがながれて。終盤ではピアノ・アコギ・フルート等の音色がしっとりと。霧のたちこめる視界ゼロの空間をさまよっているかのような感覚が。そして人の足音のような音が響いたり、様々な音が飛び交い、ラストにはフルートのアヴァンギャルドなソロが。
 12曲目は「BLESSING OF THE LESSER GODS」。ストリングスサウンドがダークにゆったりとながれ、メモトロンのサウンドがしっとりと響いて。そしてアコギのアップテンポのリフがはいって徐々にパワフルに躍動感たっぷりに激しくエネルギッシュに。中盤では静かになってメモトロンサウンドがしっとりと響いて。そして再びアコギのカッティングリフが入ってアップテンポでパワフルに激しく。まるで困難に立ち向かう勇気を与えてくれるかのような。力がみなぎってくるようです。ラストはそのリフが突然プツッと止まって。
 13曲目は「a-mi-da」。美しく幻想的な女性コーラスがながれ、ピアノとアコギのしっとりとしたリフがゆったりとたおやかに、そして力強く響いて。
 14曲目は「PROMISE」。ダイナミックなオケサウンドのリフが衝撃的に響くも、すぐに土砂の崩れるような音や大地に杭を打ち込むかのような音が。そしてシンセの幻想的なサウンドがゆったりとながれ、その後アコギのゆったりとしたリフがたおやかにながれて、伸びやかなヴォーカルが爽やかに。明るく広大な景色が目に浮かぶようです。とってもドラマティックですね。中盤では止まって水の流れる音が響き、そしてアップテンポのシンセリフがリズミカルにながれ、アコギリフがはいって躍動感たっぷりに。さらにスペーシーなシンセサウンドが壮大に響いて。終盤では再びミドルテンポで綺麗なギターリフをバックに爽やかなヴォーカルがはいって、徐々に盛り上がって終盤では盛大なフィナーレが。ラストは心臓の鼓動の音が。
 全14曲の60分に及ぶ壮大なコンセプトアルバムです。このコンセプトの具体的なテーマはまだ把握していませんが、暗くしっとりとした哀しげな曲もあり、非常に重いテーマのような気がして困惑してしまいましたが、力強く一歩一歩前向きに歩いていくようなイメージや、困難に立ち向かうような勇気を与えられ、そして最後には明るく爽やかな広大で平和な世界が、みんなの笑顔が見えるようなフィナーレにとても感動しました。まだ1回聴いただけのイメージですので、作者さまのコンセプトテーマとは異なるかもしれません。ですがラストの心臓の鼓動音が“生きる”という大切さを教えてくれた気がします。これからまた聴きこんでいって徐々に各曲のイメージを出来れば加筆していこうと思います。現時点においても素晴らしいアルバムだと思います。
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2 コメント

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ありがとうございます (ACCEPT)
2012-04-17 21:01:12
いつもの詳細な曲分析ありがとうございます。音楽なんて全くの主観で聴くものと思いますので、他の人にはそういうふうに響くんだ~ と楽しめました。最近のメインストリームの曲はそんな風に聞き側に委ねる領域が狭いと思います。TAIJIについては、そのテーマを含め、聴く人がそれぞれのストーリーや感情をリンクさせて聴いていただければ幸いです。
ありがとうございます (ひより)
2012-04-17 23:41:31
 わぁ!ACCEPTさま、いらっしゃいませ!
コメントを書いてくださってありがとうございます。すっごい嬉しいっす!
 今回もまた稚拙な文ですみません。また的ハズレな紹介で申し訳ないです。にもかかわらず、寛大なお心で容認してくださってありがとうございます。
 なによりも、今回も素晴らしい作品を聴くことができて、愛聴板が増えてとても嬉しく思っております。

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