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netherland dwarf moimoi

2011-08-27 07:42:47 | 21th J-プログレ
 先日、ふとしたことがキッカケでこのアルバムの存在を知りました。今年(2011年)にフランスMuseaレーベルより発売された<netherland dwarf>さんの「moi moi」。中央でうさぎちゃんがフルートをくわえて、それをたくさんの楽器やお花がとりかこんでいるとってもメルヘンチックで可愛らしいジャケットです。My spaceによると“netherland dwarf”とは、うさぎの種名なんだそうで。ただ現時点でわかっているのは“日本人ミュージシャン”ということだけで、これが個人なのかバンドなのかまだわかりません。
 で、My spaceには2曲UPされていて、それがまたとってもドラマティックでしかも気持ちいいテンポの曲だったものでCD購入を決めました。自分が聴くかぎりでは、バンドなのか、個人のプログラミングなのか判断つかないっす。ドラムは打ち込みのように聴こえるんですけど。
 注文してすぐに届いてジャケットを見てみると、バンドのメンバー名は見当たらなかったので、やはり個人のミュージシャンなのかな。1曲だけ、なんと<Kaipa>のキーボード奏者<Hans Lundinさん>が参加されています。レコーディングは2010年の1月から2月にかけて東京のスタジオで行われ、3月にMixされたそうです。アルバムは8曲とボートラ1曲の全9曲が収録されていて、内4曲がクラシック曲をアレンジした曲のようです。
 アルバム1曲目は「alone in the Blizzard Dawn」。神秘的な音が響くなか、足音が聞こえてきて。それが立ち止まったり歩き始めたり繰り返して。そしてミドルテンポのスネアのリズムからダイナミックなリフがはいってメロウにドラマティックに展開していきます。そのなかでクリスタルなサウンドが耳に印象的に響きますね。その後メロトロンのようなサウンドがゆったりと壮大に響いて。中盤では一旦リズムが止まってフルート(?)のような音色がゆったりとほのぼのするような感じでながれ、その後パワフルで躍動感あふれるリズムをバックにドラマティックに展開し、さらに転調して、同じフレーズを繰り返して大きなうねりのようにどんどん音が厚くなって盛り上がっていきます。10分強のスケールの大きな曲ですね。
 2曲目は「Ruslan and Ludmilla - Overture」。ロシアの作曲家ミハイル・グリンカ氏のオペラ“ルスランとリュドミーラ”のカヴァーです。スティックのカウントからパワフルなドラムがはいって、アップテンポでダイナミックなリフが。そしてアップテンポの明るく楽しいテクニカルなリフと、リズムが止まってゆったりとメルヘンチックなリフ、コーラスのような厚いサウンドのリフ、しっとりとしたメロトロン風サウンドが交互にどんどん展開していって。ラストにはガラスの割れるような衝撃音が響いて。
 3曲目は「Salad Bowl」。指笛のような音からアップテンポで変拍子ながらもリズミカルでとっても楽しいシロホン風サウンドのリフが。そして流麗でテクニカルなリフがながれ、ベースとのテクニカルなユニゾンも。中盤ではシンセのアヴァンギャルドっぽいスペーシーなサウンドが宙を舞って。テクノサウンドのとっても楽しい曲ですね。なんかゲームセンターの中にいるみたいです。
 4曲目は「Messiah HWV 56 PartⅡ №44 - Hallelujah」。ヘンデル氏作曲の”ハレルヤ“のカヴァーです。鐘の音が鳴り響き、ダイナミックで盛大なリフ、そしてミドルテンポのパワフルでリズミカルなリズムにのって重厚なコーラス風サウンドが響いて。進行は原曲に忠実な感じですね。コーラスとともにオルガンリフがながれて。中盤ではリズムが止まって重厚なコーラスサウンドがゆったりと響き、そして再びリズムがはいって盛り上がっていって。終盤ではオルガンソロから盛大なフィナーレを迎えます。
 5曲目は「netherland dwarf」。アップテンポのパーカッションサウンドから明るく楽しいオルガンリフが。変拍子ながらもポップでとっても楽しい曲調ですね。中盤ではリズムが止まって口笛のあと、テクニカルなオルガンソロが。そして再びリズムがはいってアップテンポのとっても楽しい曲調になって、アグレッシブなオルガンソロが。あっというまに通り過ぎてしまう2分半の小曲です。
 6曲目は「moi moi」。ストリートオルガン風の素朴な音色でミドルテンポでリズミカルで明るく爽やかなメロディがながれて。メルヘンチックで可愛らしくてほのぼのとした感もありますね。これもあっというまに終わってしまう1分半の小曲です。
 7曲目は「Samson and Deillah - Bacchanale」。サン=サーンス氏作曲の歌劇”サムソンとデリラ“のカヴァーです。ハープ風の音色・フルート風の音色による妖しいアラビアンっぽいフレーズからはじまって、タブラ風パーカッションとスペーシーなサウンドが加わって。その後パワフルなドラムからアップテンポのダイナミックなリフが。そしてコーラスサウンドのリフ、ギターのヘヴィなリフがハンガリアンっぽいようなフレーズをパワフルに奏でて盛り上がって。中盤にはギターのようなサウンドのアグレッシブなキーボードソロが。その後オルガンフィルとコーラスリフの掛け合いもあってスリリングに展開していきます。終盤ではアップテンポで明るく爽やかな感じになり、コーラスリフやオルガンのリズミカルなリフが。
 8曲目は「alone in the Twilight Orange」。ベースサウンド・幻想的なサウンドがながれ、クリスタルな音色が印象的に響いて。そしてミドルテンポのパワフルなドラムから壮大なシンフォフレーズがダイナミックにながれ、そのフレーズがずっと繰り返されてドラマティックに盛り上がっていきます。終盤一旦止まってウインドベルの綺麗な音色が響いて。
 ボートラとなる9曲目は「Symphony №104 in D Major”London” – Ⅳ.Finale . Spiritoso」。ハイドン氏作曲の”ロンドン”のカヴァーです。重厚なコーラスからはじまって、アップテンポでテクニカルなリフがながれ、リズミカルに明るく楽しく展開していきます。クラシカルヴァリエーションって感じでしょうか。
 スケールの大きなドラマティックな曲や、アップテンポの明るく楽しいが多く、リズミカルなクラシックフレーズをたっぷり堪能できますね。しかもめっちゃテクニカルでスリリングでかっくいいっす。シンフォプログレのとっても素敵なアルバムですね。贅沢なことを言えば、ゆったりしっとりのメロウな曲も聴いてみたいかも。今後の活動もめっちゃ期待しちゃいます。もしバンドならばライブも観にいきたいっす。
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