ひよりの音楽自己満足

自分の好きなアルバムやアーティストを紹介させていただきます。

T.E.E. & Cichla Temensis

2008-04-14 22:12:28 | ライブレポ プログレ2008-2011
◇ 2008/4/13 新宿Live Freak

<プログレッシヴFLUTE!!>
 フルートの素朴な人間味のある音色って好きなんですよね。学生の頃はブラバンに所属していたこともあって、常に身近で聴いていたけど、いまはもうそんな機会もなくなって・・・ロックを聴くばかり。 でもロックでもフルートを用いたバンドはあるわけでして、代表的なのは以前来日コンサートも見に行ったんですけど、奇才Ian Anderson氏率いる大英帝国の雄<ジェスロ・タル>でしょうか。そして日本にもフルートを用いたプログレ・バンドがいくつかあることを知って、CDも手に入れて、いつかライブも見に行きたいなって思ってました。 そんなときに4/13に新宿のライブハウスでフルート奏者がメインのプログレ・バンド3バンドが競演するイベントがあると知って、ずっと楽しみにしてました。ただ、当日になるまで行けるかどうかわからなくて予約は出来なかったのよね。それと家が遠いこともあって3バンド全部を見ることはできないので・・・

 さて当日。午前中に家の用事を済ませて夜遊び(?)に行ける体制を整えて。場所が新宿で開演が19時なので、交通トラブルにも対応できるようちょっと早めの16時半に家を出発。幸い電車も順調で18時20分には新宿駅に。そしてライブハウスを目指して。まずライブハウスの場所を確認してからどこかで軽食でも、なんて考えながら歩いて行ったのですが・・・ライブハウスのHPに載っていた略図をたよりに行ったんですけど、回りに目印の建物はあってもそのライブハウスの場所がわからなくて、迷っちゃいました。で、その廻りをうろうろしてたんですけど、なんだかその辺は男性ヌ○ド写真がいっぱい貼ってあるお店があちこちにあったり、ボーイズなんとかとかあやしい名前のお店も・・・あらためてライブハウスの住所を見ると“新宿○丁目”って。あぁ・・・ここがあのソッチ系で有名な○丁目なのかぁ・・・って。まあ自分のようなキモいおやぢが誘われることはないでしょうけど、なんだかちょっと怖かったっす。で、ようやく何度も前を通り過ぎていた改修工事中のビルの地下にそのライブハウスがあることが判明。結局ライブハウスに着いたのは18時50分。ヤバかったっす。間に合ってよかった。今度から初めて行くところは明細地図で調べとかなきゃ。

 チェックを済ませてフロアーへ。8割くらい埋まってましたね。まずドリンクを受取ったあと、ちょっと見回して空いてる席に。お客さんの年齢層は幅広かったですねぇ。やや男性が多いかな?人数は30~40人くらいだったかな?もっと入ってたかな? で、対バンの場合って時間通りに始まることが多いんですけど、19時を過ぎてもなかなか始まらず。19時14分頃にようやくフロアーの照明が落ちてステージの幕が開いて・・・

<T.E.E.(The Earth Explore)>
 まず最初のバンドは<T.E.E.>。今回ははっきり言ってこのバンド目当てで来たようなものです。ずっと楽しみにしてました。元interpose+のキーボード奏者<米倉竜司さん>率いる<T.E.E.>。ギター<米田克己さん>、ベース<飯ケ浜幸雄さん>、ドラムス<浅田隆行さん>、そしてメインのフルート奏者<今井研二さん>の5人編成です。
 まず1曲目は「Awake~Nomad」。シンセとギターによる荘厳なサウンドからはじまって、そして変拍子のパワフルなリズムとともにオリエンタル調のフルートの音色が響いて。思っていたよりも音響が良かったですねぇ。どの楽器もバランスよく聴こえたし、特にフルートの音色がすっごいクリアーで綺麗でした。曲中盤のフルートのゆったりとした素朴でのどかなメロディは聴きほれてしまいましたね。

 曲が終わると米田さんがMCを。挨拶とバンドの紹介です。“世界の様々な風景や情景を音で表現する”というテーマ、いいですねぇ。
 次の2曲目は「Over The Ocean」。ゆったりとした綺麗なバラードソング。じっと聴き入ってしまいます。飯ケ浜さんはキーボードの後ろだったのでよく見えなかったんですけど、5弦のかっこいいボディのベースを弾かれてましたね。米田さんはナチュラルウッドのトラ目の綺麗なレスポールっぽいギターを。そうそう、みなさん割とラフな服装でしたけど、米倉さんだけがネクタイを締めていて。かっこよかったっす。

 曲が終わると再び米田さんのMC。まず物販コーナーで売っているCDの宣伝を。今日は普段¥1260-.のところを出血大サービスで¥1000-.で販売しているとか。しかも先着4名に今井さんのレゲエバンドのCDがおまけに付くとか。場内ちょっと湧いてましたね。そしてそのCD発売に関してポセイドンさんにお礼のお言葉を述べてました。でもちょとたどたどしかったせいか今井さんが“巻き”のサインを。米田さんをせかしてます。

 3曲目はアルバムに収録されていない曲で「City」っておっしゃってたかな?変拍子のアップテンポでパワフルな感じからはじまって、そしてなだらかなメロディが響いて一旦Fin。そしてドラムとギターによるスローでメロディアスなサウンドがながれ、次はベース音がズンズンと響き、フルートが綺麗なメロディを奏で、そしてパワフルなサウンドに。ギターとキーボードのヘヴィなソロとド迫力のドラムが。ラストはなだらかなメロディがながれてFin。いい曲ですねぇ。

 曲が終わると今度は米倉さんがMCを。なんでも開演前に次回のライブでやる予定の曲のイントロが流れていたとか。気がつかなかったっす。そういう予告があるんですねぇ。次回は5/18だそうで。ちょうどその日は日比谷で別のイベントがあるのよねぇ。う~ん、困った。
 で次の4曲目は前回のライブで予告されてたという新曲「オーロラ」です。メロディアスなキーボードの音色が響いて、壮大なイメージですねぇ。フルートとピアノが奏でるゆったりとした綺麗なメロディ。そしてミドルテンポになってギターのリフが。続いてベース・ギター・ピアノによる叙情的なサウンドが奏でられたあと、パワフルでダイナミックなサウンドに。ラストはイントロの壮大なイメージでfin。ドラマティックな曲です。

 曲が終わると米田さんがメンバー紹介を。もちろんみなさんに大拍手です。今井さんは紹介されたときに片足を上げてIan Anderson氏のマネっぽい仕草を。分かったひとはどれくらい居たかな?米田さんがひと通り紹介したあと、誰も米田さんのことを紹介してくれなくて「忘れられちゃった!」って。でも米倉さんが「ギタリストであり、バンドのバンマス・コンポーザーでもある・・・」って米田さんを丁寧に紹介されました。
 で、早くももう最後の曲だそうで・・・もっと聴きたいっす。ラストはいつもライブのエンディングで演奏するという「L'oiseau Blue」。ドラムからはじまるアップテンポのノリのいい曲。電車をイメージして作曲されたそうで、ベースが電車の“ガタンゴトン”って感じのリズムを。最初はミステリアスな感じなんですけど、そのうちに明るく爽快に。ドラマティックな曲ですね。

 曲が終わると皆さんフロアーに向かってお辞儀を。お客さん大拍手! 時計を見ると19時58分。45分間くらいの素晴らしい演奏のライブでした。曲も良かったしめっちゃ感動したかも。次のアルバムが待ちどおしいですね。このあとセットチェンジでしばし休憩です。


<Cichla Temensis/キクラ・テメンシス>
 ベーシスト<国分巧さん>率いるバンド<キクラ・テメンシス>。フロントにはクラシック・ジャズ・ロック等様々な分野で活躍されている女性フルート奏者<深沢晴奈さん>、そしてドラムスは<野口雅彦さん>の3人によるトリオバンドです。国分さんの師匠は“凄腕”永井敏巳さん、野口さんの師匠は“手数王”菅沼孝三さんだそうで、深沢さんの美しいフルートの音色とともに、強力なリズム隊の演奏もすっごい楽しみにしてました。

 19時20分ころにようやくフロアーの照明が落ちてステージの幕が開いて。前バンドは窮屈そうだったステージも、メンバー3人ということもあってスッキリとして広く感じますねぇ。まず1曲目は「Frozen Wave ~凍てつく波~」(新曲だそうです) アップテンポのパワフルな曲。中盤にはスローテンポになってフルートの美しい音色を聴かせてくれる場面も。深沢さん、スレンダーでとっても綺麗な美人さんです。それに笑顔がとってもチャーミング!おじさんデレデレです。でもそんなのを吹きとばしてくれたのが超強力なリズム隊!ド迫力で手数の多いドラム。師匠譲りでしょうか。そしてもっと凄かったのがベース!本来ならフルートに目が釘付けになるはずなのに、自分はほとんどベースを見ていたかも。師匠の永井さんを彷彿させる凄い指使いとサウンドでしたね。ビックリです。

 続けて2曲目は「Strings of Tension」。ミステリアスな雰囲気のスリリングな曲。リズム隊めっちゃパワフルです。時折肝心のフルート音が聴き取りにくくなるくらい。深沢さんは黒のおしゃれなタンクトップにエスニック系のロングスカート姿です。そうそう、野口さんは“SWAT”って帽子を被っておられましたねぇ。国分さんはソリッドなボディの5弦ベースを操っておられました。
 さらに続いて3曲目は「The Ruin」。マレットを使ったダイナミックなタム叩きからはじまり、スティックに持ち替えてハイハットでリズムを刻んで。アップテンポのダンサブルなノリのいい曲です。ベースとフルートのユニゾンもあったり、ちょこっとドラムソロもあったり。

 曲が終わると国分さんがMCを。挨拶のあと、ここまで3曲の紹介とメンバー紹介を。紹介された深沢さんは観客に向かって“投げKiss”。おじさん再びデレデレですぅ♪あはっ!あ、いや失礼。
 MCのあとは2曲続けて。4曲目は「アルカロイド」という曲。ベースのハーモニクス音からはじまる変拍子のテクニカルなアップテンポの曲。中盤ではゆったりテンポでフルートの綺麗な音色が響いて。そして深沢さんの左側にキーボードがセットされてましたけど、サンプリング音と思われるリズミカルなキーボードサウンドも。
 続いて5曲目は「Changing Dance」。ミドルテンポのやや暗いミステリアスムードの曲。でもでもパワフルで終盤にはベースとドラムのバトルのようなソロもあり、フルートのちょっとアグレッシブなソロも。

 曲が終わると国分さんのMC。物販コーナーのCDの紹介を。こちらも同じく今日に限り¥1000-.で販売されてるそうです。そしてやはり同じくポセイドンさんへ感謝のお言葉を。そして国分さんが深沢さんに振ってMCを。深沢さんは明日がお誕生日だそうで、深沢さん率いるJAZZ・コンテンポラリーバンドがバースデーライブを金町(?)で行うとか。そして今日メンバーから祝って贈られたというプレゼントを披露されてました。とっても嬉しそう♪なお、帰りのカバンにはまだ若干の余地が・・・ではないですけどバースデープレゼント受付中のご様子でした。「しょーちゅー」っておっしゃってたような?お酒お好きなのかな?

 次も2曲続けて。6曲目は「Close To Me」という曲。ゆったりとした綺麗なメロディのバラードソングです。うっとりと聴きほれてしまいます。続いて7曲目は・・・ちょこっと演奏してすぐストップ。「こういう曲をやります。「知覚」です。」って。なんかトラブったのかな?あらためてはじまったこの曲、サンプリングのシロホンっぽい音色が印象的な超テクニカルな曲。特にベースはライトハンド、というよりも元NRのギタリストJeffさんが得意としていた8フィンガー奏法みたいな凄いことやってましたね。また深沢さんもアグレッシブなフルート吹きを。凄いっす。

 曲が終わると国分さんのMC。次がもう最後の曲だそうです。今後の予定はまずセカンド・デモのレコーディングに入るそうです。そして次のライブは7/21目黒だそうで。ラスト8曲目は「漆黒の空より」という曲。重いベースとテクニカルでパワフルなドラムからはじまるミドルテンポの複雑なリズムで、ミステリアスなメロディの曲。スネアロールを交えたドラムとベースのインプロや、優雅なメロディの場面もあり、超絶プレイのベースソロ、ゆったりとした綺麗なメロディのフルートソロも。超プログレしてます。

 曲が終わるとフロアーに向かってお辞儀を。お客さん大拍手です。 時計を見ると21時5分。約45分間の凄いライブでした。美しく繊細なフルートの音色、そして超強力なリズム隊。メンバー個々の技量はもう凄すぎ!バンドアンサンブルとしてはちょこっと「あれっ?」って感じる場面があったけど(自分が変拍子を理解できてないだけかな) でもでも、超絶プレイにすっかり圧倒されちゃいました。

 このあとに最後のフルートプログレバンドの登場なんですけど・・・自分は時間の都合でこれにて退席。あ~あ、もっと家が近かったらなぁ・・・フルート・プログレ・バンド、2バンドしか聴けなかったんですけど、素晴らしかった!行ってよかったっす。
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6 コメント

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感謝です (yone@鍵盤弾き)
2008-04-15 21:32:02
TEEの鍵盤弾きです
ライブ観戦ありがとうございました。
そして、詳細なライブレポ感謝感激です。
曲を気に入って下さったみたいでとても嬉しいです。
さらに精進すべくがんばります!!
Unknown (ひより)
2008-04-15 23:26:42
 わぁ!yoneさま、カキコしてくださって嬉しい!
こちらこそ、素晴らしい曲、素晴らしい演奏を聴かせてくださってありがとうございました。
もうほんと感激!しました。アルバムの曲はもちろんのこと「City」も、新曲の「オーロラ」も最高!
5/18のライブはちょっと難しいのですが、これからの活躍も期待しております。
がんばってくださ~い!
ありがとうございます★ (晴奈♪ふるーと)
2008-04-16 12:44:12
Cichla Temensisのフルート吹きの深沢晴奈です。
お越しいただきましてありがとうございました!
さらにとても素敵なライブレポまで♪

Cichla Temensis&深沢晴奈を今後もよろしくお願いします。
また、ライブでお会いしましょう~★☆

あ、「しょーちゅー」は大歓迎です
Unknown (ひより)
2008-04-16 13:37:36
 わぁ!まさかまさか晴奈さまがカキコしてくださるなんて!感激!
晴奈さま、はじめまして!ひよりともうします。つたないレポですみません。
失礼な内容等、お詫びいたしますです。
こちらそこ素晴らしい演奏を聴かせてくださってありがとうございました。
以前よりアルバムは拝聴しておりましたが、ライブも素晴らしいです。
晴奈さまの美しいおすがたにおじさんデレデレになりそうでしたけど、
ド迫力のリズム隊の演奏で目が覚めました。あはっ!
次回も楽しみにしております。それと晴奈さまのJAZZコンテンポラリーのバンドのほうも
いつか機会があれば観に行きたいと思っております。
これからも宜しくお願いいたします。
あ、「しょーちゅー」お好きなんですねっ♪
遅ればせながら・・・ (キクラテメンシス国分)
2008-05-05 14:49:04
詳しくレポートありがとうございます!!!
とても嬉しいです。
現在バンドは次音源の作成中でございます。
楽しめる斬新な音楽づくりを目指していきたいと思いますのでよろしくお願いします♪
バンドのブログでレポート紹介させていただきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします!
Unknown (ひより)
2008-05-05 15:53:10
 おぉ!国分さまもカキコしてくださるなんて!ビックリ!
国分さま、はじめまして。ひよりともうします。稚拙なレポートでお恥ずかしいかぎりです。でもでも読んでくださってありがとうございます。
こちらこそ素晴らしい演奏を見せてくださって、素晴らしい曲を聴かせてくださってありがとうございました。
国分さんのベースプレイ、凄かったっす!感激しました。
あのときのMCでもおっしゃっていたように次作を手がけていらっしゃるんですね!すっごい楽しみにしております。
こちらこそ、これからも宜しくお願いいたします。

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