<HALL OF GLASS>、先日初めてライブを観て、その素敵なサウンドにハマってしまって。キーボードの<カズロウさん>が主体となって80年代に結成された<HALL OF GLASS>。HPのhistoryによると、当初メンバーはだいぶ流動的だったようで。そしてK・G・B・Dr・Voの5人編成となってライブを重ね、あの“イカ天”に出場されたそうで。ただ、出場の際は、相手がのちに超有名になる“たま”や“マルコシアスバンプ”で、完奏できたものの、相手が強すぎたようで。でも当時のヴォーカリストがベストヴォーカルに選ばれたとか。その後、イカ天効果でライブ動員も増えたそうですが、Dr・Voが脱退してしまい、Bも交代することになり、メンバーは2人だけに。そんなときに<ポチコさん>がヴォーカリストとして加入され、K・G・Vo+シーケンサーという3人で活動を再開されたそうで。ところがオリジナルメンバーのギタリストが脱退してしまい、しばらくはカズロウさんとポチコさんの2人だけでライブもやられたそうですが、残念ながら活動休止に。20年近く沈黙されていたそうですが、ポチコさんが音楽活動再開を促し、カズロウさんはポチコさんがなにか楽器をやるなら、という条件で受諾され、ポチコさんはベースの練習を始めたそうで。その後、お二人でレコーディングをされて、3年後の2011年に今回紹介させていただく1stアルバム「Faded Landscape –色褪せた風景-」を発表されます。
アルバム1曲目は「Vain」。ベースのミドルテンポのリズミカルなリフからシンセのキラキラのスペーシーサウンドがながれ、そこからホルストの「火星」のようなブラスサウンドのシンセリフがダークにながれて。そしてミドルテンポのパワフルなドラムがはいって、しっとりとしたリフからのびやかなヴォーカルがはいって、力強くドラマティックに歌い上げて。その後シンセのスペーシーサウンドが幻想的にながれるなか、しっとりとしたヴォーカルがはいって、力強くドラマティックに歌い上げ、盛り上がって。終盤ではオケサウンドがのびやかにドラマティックに。
2曲目は「Silent Dream」。シンセののびやかな音色が静かにながれ、トライアングルのような音色のリズムとバスドラのリズムがミドルテンポではいって、メロトロン風サウンドがのびやかにながれるなか、ゆったりと艶っぽい感じのヴォーカルがはいって、ミドルテンポのパワフルなドラムがはいって、ヴォーカルが力強く歌い上げて。その後、シンセサウンドがしっとりとのびやかにながれ、艶っぽいヴォーカルがはいって、力強く歌い上げて。ラストにはクリスタルサウンドのキーボードのリズミカルなソロが。
3曲目は「Summer Orbit」。ミドルテンポのパワフルなドラムフィルから、ギター風のヘヴィサウンドがのびやかにながれ、アップテンポのノリノリモードになってリズミカルなリフが明るく爽やかにながれ、パワフルなヴォーカルがリズミカルに。その後一旦止まってシンセサウンドが幻想的にながれ、ヴォーカルが浮遊感たっぷりにゆったりと。そこからミドルテンポでシンセのリズミカルなソロが。それがアップテンポのノリノリモードになってヘヴィギターサウンドのエモーショナルなソロが。ラストはアップテンポでシンセのリズミカルなリフからヴォーカルが爽やかに、力強く。
4曲目は「Blood Music」。しっとりとしたリフがゆったりと幽玄にながれて。それが一転パワフルなドラムフィルからアップテンポのリズムがはいって、シンセがのびやかにスペーシーに奏で、ノリノリモードでうねるベースとともにパワフルでリズミカルなヴォーカルがはいって、サビではのびやかに壮大に。その後シンセのリズミカルでスペーシーなソロが。うねるドライブ感たっぷりのベース、かっくいいっす!
5曲目は「Assimilation」。ミドルテンポのリズムからメロウなリフがしっとりとながれ、幻想的なシンセサウンドが響くなか、のびやかなヴォーカルがしっとりと。終盤ではシンセのリズミカルなリフからギターサウンドのエモーショナルなソロが。
6曲目は「Alan」。シンセの爽やかなリフから力強くズンズン響くベースがはいって、のびやかなヴォーカルがゆったりとほのぼのと。そしてミドルテンポのパワフルなドラムがはいって、ヴォーカルが艶っぽくのびやかに、さらに力強く歌い上げて。
7曲目は「Illumination」。シンセサウンドがゆったりと静かに幻想的に響き、ミドルテンポのパワフルなドラムがはいって、浮遊感たっぷりのシンセサウンドがながれ、ゆったりとのびやかなヴォーカルがはいって、サビでは力強く。その後シンセサウンドがゆったりとのびやかにロマンティックにながれ、ヴォーカルがしっとりと。
8曲目は「Blue Water」。シンセのミステリアスなリフが神秘的にながれ、しっとりとしたヴォーカルがはいって、力強く歌い上げて。その後シンセの幻想的な音色がゆったりとながれて。
9曲目は「Pollution」。ミドルテンポでキーボードのメルヘンチックなゆったりとしたリフがほのぼのした感じでながれ、ゆったりとロマンティックな感じのヴォーカルがはいって。まるで恋人と寄り添っているかのような温かさも感じますね。そしてオケサウンドが壮大に響くなか、ヴォーカルが力強く歌い上げて。
10曲目は「Moonlight Echo」。キラキラのシンセサウンドがゆったりとほのぼのした感じでながれ、のびやかでロマンティックな感じのヴォーカルがはいって。月明かりのもとで恋人とデートしているような感じがしますね。そしてヴォーカルが力強くドラマティックに歌い上げて。その後シンセののびやかでエモーショナルなソロが。
11曲目は「Winter Light」。キーボードのミドルテンポのリズミカルなリフからシンセサウンドがしっとりと響き、ゆったりとほのぼのした感じのヴォーカルがはいって。その後、一旦止まってからキーボードのゆったりとしたリフから、ヴォーカルが囁くようにひそやかにうたって。終盤ではキーボードのほのぼのメロディのソロが。
12曲目は「Clear Night」。シンセサウンドがゆったりと幻想的にながれ、しっとりとしたヴォーカルが。そしてミドルテンポのリズムがはいって、ヴォーカルが艶っぽく歌い、さらに力強くドラマティックに、綺麗なハイトーンで歌い上げて。その後ゆったりとしたキーボードリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、浮遊感たっぷりな感じでシンセのエモーショナルなソロが。
テクニカルで複雑なプログレではなく、かといってアンビエント系というわけでもないですけど、聴いていて心落ち着くような、思わず微笑んでしまうような音楽ですね。暗くしっとりとしたなかで、美しさや温かさを感じます。カズロウさんの繊細なシンセサウンドと、ポチコさんの声量のある力強い歌声の、唯一無二のサウンドのとっても素敵なアルバムですね。
アルバム発表後、ライブ活動も2人で始めて。そんな折に<ヒロミチさん>が加入されることになり、現在に至るようで。<HALL OF GLASS>、現メンバーはキーボードの<カズロウさん>、ベース&ヴォーカルの<ポチコさん>、ドラムスの<ヒロミチさん>のギターレスのトリオ編成です。
アルバム1曲目は「Vain」。ベースのミドルテンポのリズミカルなリフからシンセのキラキラのスペーシーサウンドがながれ、そこからホルストの「火星」のようなブラスサウンドのシンセリフがダークにながれて。そしてミドルテンポのパワフルなドラムがはいって、しっとりとしたリフからのびやかなヴォーカルがはいって、力強くドラマティックに歌い上げて。その後シンセのスペーシーサウンドが幻想的にながれるなか、しっとりとしたヴォーカルがはいって、力強くドラマティックに歌い上げ、盛り上がって。終盤ではオケサウンドがのびやかにドラマティックに。
2曲目は「Silent Dream」。シンセののびやかな音色が静かにながれ、トライアングルのような音色のリズムとバスドラのリズムがミドルテンポではいって、メロトロン風サウンドがのびやかにながれるなか、ゆったりと艶っぽい感じのヴォーカルがはいって、ミドルテンポのパワフルなドラムがはいって、ヴォーカルが力強く歌い上げて。その後、シンセサウンドがしっとりとのびやかにながれ、艶っぽいヴォーカルがはいって、力強く歌い上げて。ラストにはクリスタルサウンドのキーボードのリズミカルなソロが。
3曲目は「Summer Orbit」。ミドルテンポのパワフルなドラムフィルから、ギター風のヘヴィサウンドがのびやかにながれ、アップテンポのノリノリモードになってリズミカルなリフが明るく爽やかにながれ、パワフルなヴォーカルがリズミカルに。その後一旦止まってシンセサウンドが幻想的にながれ、ヴォーカルが浮遊感たっぷりにゆったりと。そこからミドルテンポでシンセのリズミカルなソロが。それがアップテンポのノリノリモードになってヘヴィギターサウンドのエモーショナルなソロが。ラストはアップテンポでシンセのリズミカルなリフからヴォーカルが爽やかに、力強く。
4曲目は「Blood Music」。しっとりとしたリフがゆったりと幽玄にながれて。それが一転パワフルなドラムフィルからアップテンポのリズムがはいって、シンセがのびやかにスペーシーに奏で、ノリノリモードでうねるベースとともにパワフルでリズミカルなヴォーカルがはいって、サビではのびやかに壮大に。その後シンセのリズミカルでスペーシーなソロが。うねるドライブ感たっぷりのベース、かっくいいっす!
5曲目は「Assimilation」。ミドルテンポのリズムからメロウなリフがしっとりとながれ、幻想的なシンセサウンドが響くなか、のびやかなヴォーカルがしっとりと。終盤ではシンセのリズミカルなリフからギターサウンドのエモーショナルなソロが。
6曲目は「Alan」。シンセの爽やかなリフから力強くズンズン響くベースがはいって、のびやかなヴォーカルがゆったりとほのぼのと。そしてミドルテンポのパワフルなドラムがはいって、ヴォーカルが艶っぽくのびやかに、さらに力強く歌い上げて。
7曲目は「Illumination」。シンセサウンドがゆったりと静かに幻想的に響き、ミドルテンポのパワフルなドラムがはいって、浮遊感たっぷりのシンセサウンドがながれ、ゆったりとのびやかなヴォーカルがはいって、サビでは力強く。その後シンセサウンドがゆったりとのびやかにロマンティックにながれ、ヴォーカルがしっとりと。
8曲目は「Blue Water」。シンセのミステリアスなリフが神秘的にながれ、しっとりとしたヴォーカルがはいって、力強く歌い上げて。その後シンセの幻想的な音色がゆったりとながれて。
9曲目は「Pollution」。ミドルテンポでキーボードのメルヘンチックなゆったりとしたリフがほのぼのした感じでながれ、ゆったりとロマンティックな感じのヴォーカルがはいって。まるで恋人と寄り添っているかのような温かさも感じますね。そしてオケサウンドが壮大に響くなか、ヴォーカルが力強く歌い上げて。
10曲目は「Moonlight Echo」。キラキラのシンセサウンドがゆったりとほのぼのした感じでながれ、のびやかでロマンティックな感じのヴォーカルがはいって。月明かりのもとで恋人とデートしているような感じがしますね。そしてヴォーカルが力強くドラマティックに歌い上げて。その後シンセののびやかでエモーショナルなソロが。
11曲目は「Winter Light」。キーボードのミドルテンポのリズミカルなリフからシンセサウンドがしっとりと響き、ゆったりとほのぼのした感じのヴォーカルがはいって。その後、一旦止まってからキーボードのゆったりとしたリフから、ヴォーカルが囁くようにひそやかにうたって。終盤ではキーボードのほのぼのメロディのソロが。
12曲目は「Clear Night」。シンセサウンドがゆったりと幻想的にながれ、しっとりとしたヴォーカルが。そしてミドルテンポのリズムがはいって、ヴォーカルが艶っぽく歌い、さらに力強くドラマティックに、綺麗なハイトーンで歌い上げて。その後ゆったりとしたキーボードリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、浮遊感たっぷりな感じでシンセのエモーショナルなソロが。
テクニカルで複雑なプログレではなく、かといってアンビエント系というわけでもないですけど、聴いていて心落ち着くような、思わず微笑んでしまうような音楽ですね。暗くしっとりとしたなかで、美しさや温かさを感じます。カズロウさんの繊細なシンセサウンドと、ポチコさんの声量のある力強い歌声の、唯一無二のサウンドのとっても素敵なアルバムですね。
アルバム発表後、ライブ活動も2人で始めて。そんな折に<ヒロミチさん>が加入されることになり、現在に至るようで。<HALL OF GLASS>、現メンバーはキーボードの<カズロウさん>、ベース&ヴォーカルの<ポチコさん>、ドラムスの<ヒロミチさん>のギターレスのトリオ編成です。