ひよりの音楽自己満足

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ACCEPT  Under The 23rd

2016-02-08 22:07:25 | 21th J-プログレ
 マルチ・ミュージシャン<HISA>さんのプロジェクト<ACCEPT>。HISAさんは1984年ころからCMソング等の本格的な音楽活動を始め、ローカルバンドにシンセ奏者として参加して、コンテストで入賞も。それから様々なバンドに参加。あるバンドではギタリストとして、またあるバンドではベーシストとして、そしてキーボードプレーヤーとしても参加され、マルチ・プレーヤーの本領を発揮されています。他にもTVやFMに曲を提供するなどコンポーザーとしても活躍され、そして2007年。1990年から17年間に渡ってずっと作り続けてきた楽曲のうち12曲を収録したアルバム「silver moon」を発表。そして2009年11月に2ndアルバム「MOBIUS」を発表され、2012年3月に3rdアルバム「TAIJI」を発表されます。2014年6月にはこれまでの未発表曲集のアルバム「PERPETUAL FLOW」を発表されました。そして2015年暮れに今回紹介させていただく5枚目のアルバム「Under The 23rd」が発売されました。今回は“絶望から救済に至る精神の内奥への旅”とのこと。とっても楽しみです。
 1曲目は「HIGH AND WIDE TONIGHT」。シンセサウンドがゆったりと響き、ヴォーカルがのびやかに幻想的に、爽やかにながれて。壮大な物語の幕開けですね。
 2曲目は「ANGEL」。シーケンスのリズムからミドルテンポでアコギのリフが爽やかにながれ、ベースがしっとりと響き、シンセサウンドとコーラスサウンドがのびやかに幻想的にながれ、アコギのリフにのってヴォーカルがリズミカルに。その後、幻想的なシンセサウンドのなか、ヴォーカルがゆったりと浮遊感たっぷりにながれて。中盤ではベースのしっとりとした音色からシンセサウンドが壮大にドラマティックにながれ、そこからモーグのテクニカルなソロへ。その後パワフルなリズムが躍動感たっぷりにながれ、ギターのエモーショナルなソロが。終盤では一旦止まってからアカペラでコーラスが力強くリズミカルにながれ、アコギのリズミカルなリフにのってシンセサウンドとコーラスがのびやかに。聴いていて何か力が湧いてくるような、前向きになれるような、大地のちからのようなものを感じますね。
 3曲目は「MOON THEME Ⅰ」。シンセサウンドとギターがのびやかに幻想的に浮遊感たっぷりにながれ、ベース・ギター・コーラスがのびやかに。そしてギターとベースがユニゾンでのびやかにドラマティックに奏でて。その後ギターのテクニカルなソロが。これも明日への希望が感じるような曲ですね。
 4曲目は「INVATION」。オケサウンドがダークにはじまって、ダイナミックに響き、そこからゆったりとのびやかに。そしてダイナミックリフがパワフルにスリリングにながれて。その後シンセの明るくリズミカルなリフがはいって、力強いコーラスもはいって。終盤ではシンセがうねりまくって。
 5曲目は「THE INEVITABLE PAIN Ⅱ」。アコギとシンセのゆったりとした哀愁ただようリフからはじまって、しっとりとしたヴォーカルがはいって。そしてアコギのリズミカルなリフからヴォーカルが力強くリズミカルに。その後シンセがゆったりとのびやかに。
 6曲目は「LOST ON THE FLOOR」。ラジオのようなナレーションがながれ、パワフルなドラムリズムがゆったりとながれて。
 7曲目は「ESCAPE」。ギターのテクニカルなリフからスリリングにはじまって、ミドルテンポのパワフルなリズムにのってシンセがうねりまくり、ギターがダークにのびやかに奏で、ベースとアコギがゆったりと幻想的に奏でて。そしてダイナミックなリフからシンセがのびやかに奏で、ナレーションがはいって。その後ミドルテンポのシーケンスリズムからヴォーカルがパワフルにリズミカルに。終盤ではミドルテンポでヘヴィでダークなリフがながれ、ラストは静かになってヴォーカルがのびやかに幻想的に。
 8曲目は「THE JUDGEMENT DAY」。オケサウンドのスリリングなリフからはじまって、そこからゆったりと幻想的にながれて。そしてダイナミックなリフからギターがのびやかに奏で、シンセサウンドがうねって。
 9曲目は「GAZING AT YOU」。レコードのヒスノイズのような音がながれ、ギターのリズミカルなリフからミドルテンポでパワフルなコーラスがリズミカルに。
 10曲目は「SNOW, MELT, WIND」。アコギのゆったりとしたリフが哀愁たっぷりにながれ、しっとりとしたヴォーカルがはいって、力強く歌い上げて。その後アコギのゆったりとしたリフからヴォーカルが哀愁たっぷりに歌い、ギターがのびやかに奏でて。
 11曲目は「SWITCHBACK」。ストリングスのリズミカルなリフからアップテンポでスリリングにはじまって、爆発音のような衝撃的な音やヘリのような戦闘的な音がながれて。そしてカオス的に様々な音が飛び交い、再びストリングスのリズミカルなリフが。
 12曲目「PORT OF HOPE」。ヴォーカルとシンセサウンドが浮遊感たっぷりにゆったりと幻想的にながれ、ヴォーカルがドラマティックに歌い上げ、オケサウンドがのびやかにながれて。
 13曲目は「DEPARTURE」。シンセサウンドとオケサウンドがゆったりと広大にながれて。まるで山の上から雲海を眺めているかのようです。その後、波の音が聴こえてきて。
 14曲目は「NOME DA VIDA」。女性のナレーションと水が流れるような音が」はいって、シンセサウンドがゆったりとしっとりとながれて。そしてピアノとギターがゆったりと幻想的に奏で、ディレイを効かせたヴォーカルもゆったりと幻想的に。その後ピアノのリズミカルなリフにのってヴォーカルもリズミカルに歌って。終盤では一旦止まってからピアノとギターの音色がしっとりと美しく響き、ヴォーカルが雄大に歌って。その後ミドルテンポのリズムがはいって、ヴォーカルがのびやかにメロウに、ギターものびやかに奏でて。
 15曲目は「THE GIVEN」。ギターのパワフルでダークなリフからミドルテンポではじまって、ブレイクからヴォーカルがのびやかに。そしてアコギとベースのしっとりとしたリフからヴォーカルがのびやかに、さらにリズミカルに歌って。中盤ではアコギのリズミカルなリフからギターのテクニカルなソロが。続いてパワフルなリフとドラムフィルが交互に。その後ギターのエモーショナルなソロが。終盤ではヴォーカルがミドルテンポでゆったりとしっとりと。そこからドラマティックに劇的に盛り上がって。その後シンセサウンドとヴォーカルがゆったりとのびやかに。そしてコーラスが幻想的にながれて。ラストは波の音が聴こえてきて。
 16曲目は「IN THE BRIGHTER SKY」。足音が聞こえてきて、スネアのマーチングリズムがはいって、フルートサウンドがリズミカルにながれて。
 壮大にはじまって、そこから明るく楽しく、暗くしっとりと美しく、力強く攻撃的に、そしてドラマティックにと、ドンドン展開していって、気が付いたら17曲聴き終わっていた、という中だるみのない飽きさせない聴き応えのあるとっても素敵な作品ですね。Hisaさんの壮大な音の旅、堪能させていただきました。でもでももっと聴きこんで、精神の内奥を追求しなくては。

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