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戦力不均衡・相場無視が生み出す清原の不幸

2004年11月09日 21時44分27秒 | 野球
清原が直談判である。気持ちはわかるがそれが読売だ。
清原が入団したことではじき出された落合。その落合入団で生え抜きの駒田がはじき出された。歴史は繰り返される。
読売の相場を無視した選手漁り。他所の採られるくらいなら飼い殺しも厭わない。今のところは球団の金満体質と、選手にとっての読売OBというバリューで成立しているが、松井のメジャー移籍でそれも怪しくなってきた。
もともと日本では選手の移籍にネガティブなイメージがあったが、もっと活発になったほうが選手・球団双方にとっていいはずだ。
ところが読売の相場と他球団の相場がなかなか一致しない。出場機会を得るために、清原にしても桑田にしてもFA宣言していいはずだが、年俸、補償金がまったく折り合わない。
球界の力学のゆがみは、こんなところにも影を落とす。ドラフト制度、FA制度の改革はもちろんだが、2軍選手の流動化なども大きな課題だろう。レンタル移籍の制度化も視野に入れていい。
オリックスと近鉄が合併してできたオリックス・バファローズと、ジャイアンツの紅白戦での赤組(白組でもいいけど)。果たしてどっちが強いのだろうか。そんな巨大戦力でも勝てないんじゃ、そりゃ視聴率だって下がるって(笑)