Do you really dream of jumping sheep?
(ども 火星人です。レイシストお断り)
Martian Official Weblog



本人たちは、ふつうの国を目指しているっぽいので。
実際に彼らが目指している方向は中国のような国なんですけどね。

不思議ですよね。
目指すならナンバーワンかオンリーワン目指すでしょ。
普通っていうのはあれですかね、目立たない地味な路線ということなんでしょうかね。
まあ、学校だと目立たなければいじめられないとか思う人もいるかもしれないですね。
草食動物だと、目立たなければ、肉食動物に狙われないで済むかもしれないですね。

しかし、安倍っちの路線はパワーポリティクスですよね。
経済力を背景に国際社会で強い発言力を持ちたいという雰囲気ですね。
でも、その方向だと中国にはかなわないですよね。なんてったって日本の10倍以上の人口。
すでに、GDPでは抜かれてますしね。
現体制が崩壊して、一時的に落ち込むことはあるかも知れませんが。
なんかまたウイグル自治区のほうが荒れてるようですね。かなり死者が出ているとか。
でも、それでも一時的ですよね。(まあ、そのときは世界中がやばいかも知れませんが。)

目立ちたくないんじゃなくて、中国と同じ路線で張り合うつもりなんでしょうかね。
でも、それではしょうがないですよね。その路線だと中国にはかなわないでしょうし。
日本独自の道があると思いますけどね。今までは、結構そうだったのに。

なんか、住みにくくてつまんない国になって行くねえ。
ちょっと想像してみました。
安倍政権で、国民がみんなネトウヨ。(ゲロゲロ)
ポルポト政権下のカンボジアみたいな感じ?

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何が気持ち悪いって、これが一番気持ち悪い。いや、他にもあるけど。

この前の特定~法が通った後、こういうことを言っていた人がいました。
「これで、あとスパイ防止法が出来れば、普通の国になる」
この短い文で、2か所突っ込みどころがあります。
1、つまりあの法律が施行されても、スパイを防止する効果はないのかな?
2、普通の国を目指しているのか?

1番目の説明は今更要らないと思うけど、あの法でスパイが防げないなら、何のために作ったんだろうねww
「都合の悪いことを隠すため」以外の理由が言える人、ですけど。
2番目の件ですが、日本はすでに結構前から、先進国と認識されています。
これは明らかに世界に認められていますね。日本マンセ―の人にとっては、世界に認められることは何より大事ではないかと思うのですが。違ったら失礼。
万が一、ネトウヨさんが見ているかもしれないので説明しておきますと、先進国というのは、普通の国よりはいろんな面で進んでいる国のことを言います。
ちなみに中国はまだなんですよ。経済規模は大きいけど。

前の都知事の石なんとかって人とか、安倍っちとかネトウヨさんとか、某大阪市長とか、実は中国大好きですよね。
とにかく中国の真似をしたがる。

日の丸・君が代なんかもね。
前都知事の石なんとかって人が、都議会で、どこの国が、学校で国旗の前での直立・国歌を斉唱を義務付けているのかという質問をされたときに、どこの国もだ、とかいってました。
もちろん、(おそらく)この人は調べもせずにどこでもそうだと適当に思い込んで言っているだけで、そういう国はとても少ないんですが(さしあたっては中国あたりですかね)、日本を普通の国にしたいんでしょうね。
以前書いたことがありますが、国旗・国歌を法で制定している国って、そんなに多くないです。まあ、決めて足り決めてなかったり。
慣習的に使っている国って多いんですね。日本もちょっと前までそうだったんですが。
アジアですと法で決めてある国は、中国・北朝鮮とあとフィリピンだったかな。
アフリカは情報がないです。
欧米では、国歌はイタリア・フランスといった共和国ですね。王様がいるところは、基本的に国王(王家)をたたえる系の歌が多いから、法で制定していません。
王様をたたえる歌を法で国歌と決めてそれを歌わないと処罰だ、なんてやったら大騒ぎですよ。先進国は。
王室の存続が危ぶまれます。
あ、今ならネットで他の国についてもう少し詳しく調べられますね。アフリカとか。この辺り、詳しくはいずれ。(調べてからね)
(すいません。書いていて今気がついたもので)

憲法なんかもね。世界に先駆けた平和憲法なわけで、多くの国が影響を受けたわけですよ、日本は、世界平和にむけて先頭に立っているはずだったんだけど。
いまから9条変えたら、遅れた国ですよ。
さらに21条なんて変えたら、中国とどこが違うんだってことになる。

ネトウヨさんは、やたら中国や韓国の話が好きですよね。そんなに中国や韓国が好きなんですかね。
たとえば、中国の人と、日本の人が同じような悪いことをしたとします。
ぼくは、日本人のほうがずっと気になります。だって、日本人ですからね。同じ日本人として、恥ずかしいだとか、いろいろ思うところがありますよ。
中国に人に対しては、そこまでの思い入れはありませんね。おいらは、そこまで博愛主義ではないので。
日本の政府が駄目なことしたら、強く非難したくなりますよ。
中国の政府が同じことしても、中国の国内の問題であれば、どうでもいいですね。
どうせいずれは崩壊すると思ってますし。
まあ、人道上の問題とか、尖閣の問題とかなら、いい加減にしてほしいとは思います。

じつは、ネトウヨさんが北の工作員ではないかとも説もあります。(まあ、おいらの説ですがw)
一部はそうだと思いますね。
日本語が弱くて、とにかく韓国の悪口しか言わない人っていますよね。日本人と考えるのはいささか不自然です。

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ネトウヨさんたちってどういう人たちだろうと。これは昔から考えていました。
じつのところ、なんでも十把一絡げにネトウヨとするのは、どうかと思うのですが、本人たちもたぶん否定しないんじゃないかと思うし、かなり世間一般にネトウヨというものが認知されてますよね。
なのでそのまま行きます。
前に書きましたが、低所得者層にも、安倍政権を支持する人は結構多いと。そういう調査結果がありますね。
まあ、今の政権、政策的には明らかにお金持ちが有利になる方向に進めてます。つまり、低所得の人には明らかに損なんですよね。
(体の弱くなっちゃったおいらとかかなり困ります。)
なぜ、安倍政権を支持するのか。
某所で、ネトウヨさんのことを「まさに肉屋を支持するブタだな」と評していた人がいました。ひどいけど、的を射ていてちょっとカフェオレ噴きました。

ええとね、この問題に関して、ひょっとしたら答になるかもしれないというのが、安田浩一という人の本なんですが。(読んでません)
この人は、過去に「在特会」という団体のメンバーを直接取材したんですね。
「在特会」というのは、ちょっと前にニュースで出ていましたが、いわゆる朝鮮学校のそばで、ヘイトスピーチやって、捕まって裁判・有罪になった人たちです。
「在日特権なんちゃらかんちゃら会」って名前ですね。
「市民団体」の一つです。かれらは市民なのさ。プロ市民。
ネトウヨさんたちの中でも性質の悪いほうの発言をリアルで演説しちゃってる、そんな感じです。
この団体は、もともとネットの仲間が集まったそうです。やはりネトウヨと。
ちょっと、ようつべ。
在特会ヘイトピーチなど。
ラジオ番組なので音だけです。他の話題も入っています。飛ばしたい場合は、時間のところをクリックするとか。
飛ばしって言っても、オリンパスとちゃいますよ。(当たり前だ)
これ以外にも、検索すればいろいろ出てきますが、それほど特殊な人たちはいません。しかし、恵まれていると言える人はいませんかね。
ハーフの人もいます。祖父が在日コリアンで、在日の人が親戚にたくさんいるという人もいます。普通に想像通り、それぞれ問題を抱えています。(まあ、それを言っちゃうと誰でもですけど)
街宣活動では酷いことを言っているけど本心ではない、という人もいます。
なぜ、メンバーになったかというと、まず、最初にネットの書きこみを信じちゃったんですね。
2chを作った人(あ、名前忘れた)、何が本当で何がウソかわからない人は掲示板に向いていない、という趣旨のことを言っていましたね。
まあ、掲示板に限らないんですが。つまり、メンバーの多くはそういう人であろうと。
自分にとって、心地よい情報がそこにあると、それを信じちゃう。それを書いた人は正しい人、いい人と思っちゃう。
力強い扇動的な発言をする人がいると、コロリ。

おおよそネトウヨさんたちがこういう人たちだという風にみなして、次回、「彼らは何がしたいのか」を考えてみたいどす。
おそらく、キーワードは「普通の国」「いじめ社会」「居場所」「畜群本能」

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今回はネットですね。
すくなくとも、安倍っちが、ネトウヨを利用しているのは間違いないと思います。
安倍っちが誰かに批判(非難)されると、安倍っちが、非難し返すんですね。Facebookあたりで「テレビに出てくる資格がない」とか書いちゃって。
そうすると、ネトウヨが大騒ぎする。数は多いですから、やられたほうなかなか大変ですよね。
もともと戦略として、子飼い(あるいは孫飼い)のネトウヨがいるという話もありますww
まあ、その辺はわかりませんが、安倍っちが誰かを非難すれば、ネトウヨが合わせて攻撃する、ということは十分に知っているでしょうから、近頃はそのあたりを利用しているのは間違いないでしょう。
この国の首相は、自分に対して批判(非難)するものがあると、その相手を名指しで批判するということなんですよね。
「テレビに出てくる資格がない」と批判された○倉なんとかって人にはあまり同情できませんが、安倍っちは器が小さすぎますよね。一応ね、首相なんですよ。しかも、相手が謝罪したら、ネットの勝利だって。性質が悪いですよね。
他にもかなり個人攻撃してますね。
首相による個人攻撃は、学校内のいじめとその本質においてあまり変わらないように思われます(キリッ
もちろん、石破タソの真似だけど、こっちはまともでしょ。ひひひ
ちなみに、批判されていなくても、facebookで個人攻撃をしている場合もあるようですね。

それにしても「ネットの勝利」というのは本当に性質が悪いと思います。(もちろん、正確には「ネトウヨの勝利」なんですが、そういうことではなくてw)
普通、相手が謝罪したら、「頭を上げてください。」でしょ、リアルでは。
武士の情けという言葉もありますね。
勝ち誇るっていうのは、日本人の感性としておかしいと思いますが、しかも、彼は日本の首相で日本人相手にそこまで容赦ないというのは信じがたいです。
支持率が下がってきても同じように驕り続けられるのでしょうか。
まあ、ネトウヨさんたちは、ますます必死になると思うけど。


実は、今宵は2本立て。

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くっだらないので、あんまりまじめに書きたくないけど。
したがって、(あらかじめ言っておきますが)今日は、あほとかバ○とかいう言葉がたくさん出ます。
メディア戦略っていいますと、まあ、安倍政権的には前回の大失敗があるので、今回はかなり必死でやってきたと思います。
対マスコミに関しては、支持率が命。
テレビなんて、近頃のいじめ社会の中心的な存在ですから、安倍政権にとっては叩かれる空気を作らないことが大事ですね。
それは、高い支持率を維持すること。
ここまで、かなりうまく行ってましたよね。
だから、当初はメディアもおとなしかったですもんね。
メディアが騒ぎ出したきっかけは、町村信孝秘密保全PTの座長の発言のようですね。
「正当な取材」に関して、町村タソの言い方にカチンと来たらしい。
町村信孝という人、じつは、ものすごいおバ○です。
ゆとり教育の指揮官ですね。ある時の選挙では、(選挙区の人の話として)「小中学生の皆さん、今度からはテストで全員100点が取れますよ」といったそうです。
この人、○んだほうがいいですよ。ゆとり教育については、確実にこの○カが戦犯です。
ゆとり教育は、そもそも日教組の考えなんですが、当然、表向きの理念はいい事なんですよね。当たり前だけど。
ようするに、いいものになるかならないかは中身の問題。
町村君みたいに、「全員100点」とか言ってるやつが1番あほですね。
そんな姿勢だからあんな中身になったんだなあ。町村君には、ほんの少しも敬意は払えないので、呼び方も適当です。

それはともかく、まあ、メディアもメディアで、ほんと相変わらず駄目ですね。
カチンとくるまで、おとなしくしていたと。まあ、特定秘密保護法(案)が、おかしいと思いつつそういう空気になっていなかった、とかある新聞の話ですが。
最低ですよね。彼らが中学生だったら、クラスでいじめがあっても見て見ぬふりするわけですよね。空気優先。
新聞が正しいと思う意見を言わないで誰が言うんだろうか。

あ、あとは、磯崎補佐官て人。参議院議員なんですね。
「キャスターが『廃案にさせなければならない』と明確に言った。明らかに放送法に規定する中立義務違反の発言だ」
バカですね~。散々アベノミクスをよいしょしていた放送も全部放送法違反ですか?
それについてはなぜ言わなかったのでしょうかね。民主党政権の時なんてテレビはひどかったでしょ。
やはり自分に優しい安倍政権ですね。
放送の中立性って、「放送の不偏不党」のことやろ。
どっかの政党の御用聞きはあかんということですね。政策の是非も言えないようになったら、日本終わりでしょ。
こいつら、日本を終わらせたいのかね。
「東京新聞は、詰まるところ、『原発情報』と『原発に関する警察の警備実施状況』が同じだと言っているのです。マスコミとしての日本語感覚を疑わざるを得ません。原発情報は電気事業者が管理する原発そのものの情報です。警備情報は、警察が管理する捜査情報です。同じものであるはずがありません。」
こういうのもありました。この人、自分で「原発の情報は特定秘密にならない」って言ってるんだよね。
「原発情報」と「原発に関する警察の警備実施状況」は同じではないぐらいサルでもわかりますが、「原発に関する警察の警備実施状況」は「原発情報」に含まれることも普通の脳味噌があればわかります。
「原発に関する警察の警備実施状況」が特定秘密になるなら、磯崎ちゃんの言った「原発の情報は特定秘密にならない」は、まちがいですよね。
ようするに、自分が大雑把に言いすぎて正確さを欠いただけなのに、他人の解釈のせいにしているんですよ。
石破タソの例もありますし、このようにして、安倍政権は自爆を重ねて支持率を下げていくのでありました。
12月の世論調査では支持率を明らかに下げましたね。
支持率が下がれば下がるほど、メディアにとっては、安倍政権を叩きやすい空気(笑)が出来て来るということになります。
勢い、安倍たたきの記事や放送が増えて、それに対抗しようとしてますます安倍政権側の自爆が増える、という相乗効果が出てきますね。
(地球の)地表面の温度が下がると、氷(白い部分)が増えて、アルベド(反射能)が上がり、ますます寒くなる、そういう感じでしょうか。

その時々の政権を担っている人たちというのは、つまり時の権力者なわけですよね。そういう人は謙虚にならないと。
そうじゃないと、暴走が始まる。そして、謙虚じゃないと嫌われます。
そう言う人間の基本的なことが分かっていない感じがしますね。とにかく、彼らは権力をもった途端に驕り出す。

不本意ながら続く
次は、主にネットでの戦略。

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宮崎駿監督が特定秘密保護法に反対を表明した件に関して、ネトウヨさんたちの書き込みに噴いてしまったのでした。
とにかくぼろくそ言ってたんですが、考えてみれば非常に不思議。
近頃の日本マンせ―の人たちって、日本のモノ作りは世界一ですと自慢げに語ってみたりする首相がいたり、あるいは、海外で日本人が活躍したり海外に誇れるものを作ったり(もちろんそれがお金になったり)する人たちは、大絶賛ですよね。
ノーベル賞なんか取ったら、大変な騒ぎ。
でも、作ってるのはあんたじゃないんだよね(法案もまともに作れないんだからね)、ってたまに突っ込みを入れたくなりますが、それはおいといて。

宮崎駿監督は、日本が世界に誇るアニメの世界でも第1人者でしょ。
海外で賞も取ってるし(当たり前だけど。)、アニメに携わる人なら、世界中の人が知っているでしょう。
日本マンセ―の人にとっては、日本が世界に誇る宮崎駿監督でしょ。

さらに、かれらは国益という言葉が好きですよね。「国益重視」。
宮崎作品1本の存在とネトウヨさん全員の存在の、どちらが国益にかなうかは、はっきりしていますよね。
”外貨を獲得し海外から称賛される”宮崎作品に対し、ネトウヨさんの束は、ただ不細工なだけですから。

いうまでもなく、宮崎駿監督やノーベル賞を取った人たちの言うことが常に正しいとか、そういうはないでしょう。
しかし、ネトウヨさんが宮崎監督をバカにできる理由は一つもありません。
さらに、「国益重視」という観点からなら、国家の奴隷ネトウヨさんたちは、宮崎監督に逆らうことは許されませんw
監督の反戦思想を、「何十年前の思想だよw」っていってたすごい人もいましたが、安倍君の思想は80年以上前ですよ。
あ、まさか、安倍君の考え方が新しいと思ってるおかしな人はいないですよね。

彼らがなぜ日本マンセ―のネトウヨさんになったのか、ということを、ちょっと考えてみました。
もちろん、ちょっとだけです。

少し違うところから入りますが、以前書いたヤフー板の思○・○学カテで、やたらと女性蔑視発言をする人がいたんですよね。
ある人が、その女性蔑視おじさんを評した時の言葉が、とても印象に残っています。
「あいつはち○こが付いてること以外に誇れるものがないのだろう」
それだ。
まあ、もちろん、以下は推測ですが(だってぼくネトウヨさんじゃないからね)、
ネトウヨさんの場合は、自分が日本人であること以外に、誇れるものがないのでしょう。
しかも、彼らの場合、誇れる理由が「日本人であること」なのであろうと。
だって、それしかないんですよね。
ネトウヨさんにとっては、「日本が世界に誇る~」っていうのは関係ないでしょ。
「国益」という言葉は好きでも、実際に日本に様々な形で様々な形の利益をもたらしている人のことは好きじゃないですよね。
実際に日本の国益にかなうことをしている人って、めったに国益重視とか言わないですし。
日本を先進国から引きずり降ろそうとしている安倍くんが大好きですよね。
日本国憲法(平和憲法)は、世界の多くの国に影響を与えてきたんだけど、これを変えたいんですね。
昔に戻りたいんですよね。9条を変えることは防衛上でもマイナスだけど、そんなことはどうでもいいわけですよね。
日本に求めているのは、自分にないもの、すなわち「強さ」ですよね。
国に補完してほしいだけで、実際に日本にとって何がいいことか、それは関係ないですよね。

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ちょっとまずいってアメリカのニュースでやってたけど、ネットのニュースにない。。。


あ、追加です。
英語のサイトにありましたね。つか、まずそっち見ろって話か。
日本のメディアって、
若田さんが船長になるって時はニュースで大々的に伝えてたけど、こういうのは出てこないねえ。

それはともかく、冷却システムがおかしくなったようです。
切迫した状況(urgent situatuion) だけど、非常事態(emergency) ではないという、微妙なところらしいですw
乗組員はいまのところ安全ですと。
直すのに船外活動が必要と。
(直すっていうか、 fix っていってますね。船外活動はspace walk)
あれ?まさか、サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーが船外活動とかやらないよね。
新手の映画宣伝だったりして。。。


The Beatles - Fixing A Hole



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ブラームスの4つの交響曲ですが、1番は、発表された当初から、第九に似ていると言われました。
曲の造りを考えても、意識したと思います。
それから2番はブラームス(当たり前ですけど。)の「田園」と言われてますし、3番は「英雄」なんて言われます。
ベートーベンの、それぞれ9番、6番、3番に対応しているわけですね。きっちり等差数列。
そうすると、4番が困るのです。ベートーベンに0番はないですからね。ブルックナーならともかく。
やはりここはベートーベン以前ということになるかと。
ベートーベン以前でまず思いつくのはモーツァルトです。交響曲もたくさん書いてるし。
そうすると、モーツァルトの最後、41番的なもの?
41番は、あまりに神々しいので「ジュピター(ユピテル)」と、呼ばれる曲です。
しかし、モーツァルトはブラームスにとって神のような存在なんですね。
神が作った神のような曲の真似はさすがにね。
ただ、41番が神々しいのは、主にその第4楽章なのですね。
対位法を使ったことによります。

41番の話に飛びます。
モーツァルトは、20代の半ばにスヴィーデン男爵さんちに入り浸って、バッハとヘンデルに浸っていたんですね。
対位法にはまってかなり勉強したようです。
そのころ対位法の曲をたくさん書いています。
クラヴィア(ピアノ)曲もたくさん書いてます。
ただですね、あまりうまくいったとは思えません。
例えば。この曲。「前奏曲とフーガ」と、まるでバッハみたいな題名です。
Mozart - Prelude and Fugue k 394 - A. Fischer
4分5秒あたりからフーガになってます。
前奏曲はバッハとは雰囲気が違いますが、フーガのところはバッハぽいですね。
これって、わざと似せたように思いますが、
下のリンクはバッハの平均律クラヴィアです。
J.S.Bach - The Well-Tempered Clavier - Gould
最初の前奏曲とフーガのフーガ(2分41秒から)と似てますよね。
そして、モーツァルトのフーガはあまり出来がいいとはいえないですよね。
他も、クラヴィア曲に関しては、いつもの切れがない。
天才モーツァルト、かなり苦労してます。
バッハもクラヴィア曲のフーガは、かなり無理無理な作り方してますし、やはり相当難しいんですね。
一方で、交響曲38番のプラハは対位法を使ってますが評判がいいです。
そしてとどめがジュピターの第4楽章。
この場合、正確にはフーガの要件は満たしていないので、フガートというんだって。
ほぼフーガの形ってことです。

「ドーレ―ファーミー」(C-D-F-E)のジュピター音階と、他5つの動機が、同時に各パートで演奏されて、それぞれを追いかけていくという、非常に高度な技を使ってこの出来栄え。
最早人間技ではありません。
冒頭の「ドーレ―ファーミー」は、交響曲第1番で出て以来、何度か使われています。
さらに、この曲。
W. A. Mozart - Missa brevis
原曲ですよね。これをフーガ入りの管弦楽曲にしたのですね。
R・シュトラウスは、「まるで天上にいるようだ」といったそうです。

それはともかく、モーツァルトは、2ヶ月の間に39番から41番の(最後の)3大交響曲と、さらに他にも数曲作っています。おいらは、HP用に以前、MIDIというのを打ち込みで作ってましたが、ピアノ曲1曲仕上げるのに、モーツァルトがその曲の作曲にかけるより時間がかかってました。ちょっと暴れたくなります。
そして、この3大交響曲、依頼を受けたものではなく、演奏会用でもないんですね。作られた理由が不明となっています。
まあ、もちろん作りたかったから作ったんでしょうけど。
モーツァルトは、かつて若いころ(っていうか、死んだ時も結構若かったわけですが)、当時、ハイドンの弦楽四重奏曲を書き換えて、その楽譜をハイドンに送ったことがあるんですね。
意図は明らかにはなっていませんが、おそらく自分の能力をハイドンに見せたかったんだろうと。ひょっとしたら「俺のほうがいい曲書けるんだ」。
ハイドンは温厚な性格で、そんなモーツァルトを褒めたそうですが、ジュピターを作った動機はこれじゃないでしょうかね。
「どうだ、すごいだろ」と天国のバッハに見せたかったから。
神様かも知れないけど。

ブラームスに戻ります。
ブラームスの4つの交響曲は、調性が1番から順に C-D-F-Eになっているんですね。
もうそれぐらい、モーツァルトを愛していたと。だから、(第9と田園と英雄は作ったけど)ジュピターは作れない。おそらく、本人はモーツァルト的な曲を作るなんてまるっきり不可能だと思っていただろいうし。
(メロディーには自信がなかったから)
そうして、第4番の中で最初に作ったのが、第4楽章です。パッサカリアという形式。主にバッハやヘンデルの時代に使われた形式。
短い変奏が次々と現れる形。
そして第2楽章は、フリギア旋法。(これも天上の響きだと思います)
「4番=ベートーベン以前」は、このような理由からモーツァルト以前になったのではないかと。

最後はそのパッサカリアで。
Brahms - Symphony No.4 mv.4- C.Kleiber

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他の曲の話になりますが、その昔、ある日曜日の朝、目覚まし代わりに、タイマーでFMが入るようにしていたのです。
その朝は、ブラームスのピアノ協奏曲1番が入ったんですね。ギレリスさんの演奏でした。(この話はたぶん既出)
当時、レコードはあったんだけど、あまり好きな曲ではなかったのです。
やたらと重いですよね。で、そのまま布団の中に。
第3楽章のある部分で、不意に天から光がさして来たような響きを感じたんです。
(あ、わたくし特に宗教はやっておりません)
Brahms - Piano Concerto No. 1 mv.3 - Gilels
ちょうど、このギレリスさんの演奏です。時間で言うと1:34あたりのところ。
これもたぶん前に書いたと思うんですが、ブラームスの曲って、どよ~んと暗く入って、あとから明るくなるのが多いんです。
この曲だと、第1楽章は、
Brahms - Piano Concerto No. 1 mv.1- Gilels
このように重々しいです。
わりと若いころの作品ですし、強大なエネルギーが出口がみつからずに暴れているかのようです。

Brahms - Symphony No. 1 mv.1- Klemperer
交響曲第1番なんか、第1楽章はカオスですよね。
Brahms - Symphony No. 1 mv.4- Klemperer
そして第4楽章は、最初こそ重いですが、すぐに、あの第九のようなメロディーになりますね。

バイオリン協奏曲も、第1楽章は、最初こそ町長ですが展開部で短調になって重いんですよね。
そして、最後の第3楽章は終始明るい曲調です。
やはり根底にあるのは第九だと思うのですが、ブラームスが音楽で表したいことというのは、主にこれなんだろうと。
出口の無い暗い世界から、(出口を見つけて)光に満ちた明るい世界に。

そして、話はまた4番の第2楽章に戻ります。
Brahms Symphony No.4 mv.2 1/2 - C.Kleiber
ブラームス自身おいたので、この干からびた第2楽章にはエネルギーは感じないのですが、3分46秒からのところ、光は感じますね。
天国的な響きです。出口を見つけたどころか、出てしまった?
天国的な響きというと、第九の第3楽章がありますが、ブラームスのほうがくどくなくて好きです。
まあ、第九は、第4楽章がメインですけれども。

もうひとつ、この第2楽章ですが、フリギア旋法で書かれています。(正確にはフリギア旋法風であって、そのものではありませんが)
教会音楽の旋法の一つで、ミが主音なのですが、ピアノでいうと黒鍵を使わないので、ホ長調とはちょっと違うんですね。
なんか、長調でも短調でもないような、どちらでもあるような。ふわっとした感じ。
バッハのマタイ受難曲にもフリギア旋法(風)の曲があります。
ピアノ協奏曲1番や交響曲1番などは、暗いところから明るいところに行くのに「短調→長調」で表されていたわけですね。
ま、そりゃそうなんですが。短調や長調って、そういうものですからね。
それが、この4番の第2楽章では、短調でも長調でもないでもない古い教会の旋法を使って、それを表現したのではないかと思います。

2回で終わる予定だったんですが、もう1回続きます。。。。

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たまに、あれじゃないネタやらないとね。
HP引っ越し中で、そこに追加する予定のも兼ねてます。
以前、某所に匿名の匿名で書いたものの書きなおしというか、同じテーマで新しいのっていうか

最初にこの(タイトルの)曲を聴いた時は、「なんだこれ、つまんない」
ブラームスについては、基本的にメロディーがつまらないって感じですね。
これは、すでに書いてますが。
メロディ―っていうと、やっぱりまずはモーツァルトですよね。
子供の時のイメージですが
「次に来てほしい音が来る」感じ、というのがモーツァルト。
ブラームスは、「あともう一つ二つ(音が)足りない」感じなんですよね。

他の作曲家ですが、「一つ足りない」けど、素敵なものもあります。
まず、「一つ足りない」のを。
Beethoven - Piano Sonata No. 14
月光です。
最初に聞いた時、この3つずつの音で感じたのは、「渇望」。
まあ、子供の時なので、その言葉自体ではなかったけれど。
続いて、足りているほう。ラフマニノフ本人ので。
Rachmaninov - piano concerto No.2 mv.2
30秒ぐらいからのピアノ、4つずつの音。「満ち足りた」感じですね。
一個増えるとこの違い。

ブラームスは、大体いつも一つか二つ足りない感じなんですよね。
これは、意図的というよりも、やはりブラームスのメロディーメーカーとしてどこか足りなさなんじゃないかと。
その件に関しては、本人が一番よくわかっていて、ドヴォルザークのことを羨ましがっていたなんていうのはwikipediaに書いてますね。

あ、いきなり話がそれまくった。
ブラ4でした。
Brahms Symphony No.4 mv.1 1/2 - C.Kleiber
第1楽章の初めのほう。
なんでしょうねえ。メロディーにもなっていないような。
1楽章の終盤が盛り上がるんですけどね。これがとてもブラームスらしいっていうか。
4つの交響曲で、1番好まれているのは1番なんですが、最もブラームスらしいと言われるのは4番。
実際、そういうアンケートがありました。
そもそも「最もブラームスらしい曲はどれか?」という質問があるのがけっこうおかしいですが、そのあたりがブラームスなんでしょうね。
続いて、第2楽章です。の前半
Brahms Symphony No.4 mv.2 1/2 - C.Kleiber
この始まり方。第1楽章に輪をかけて酷い。
最初にこれを聴いたとき、「なんて干からびてるんだ」と思いました。
もう、「枯れてる」とかそういう表現では足りない。
水分とか油脂とかまったくなくなって、パッサパサですよね。
しばらくは、このだい2がくしょうが一番酷いと思っていました。

続く

ちょっと中途半端すぎますが、やたら長くなりそうなので。すいません。

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ブラゲーの全茶で、「靖国で逢おう」とのたまう人物がいました。まあ、近頃のネットではそんな人珍しくも何ともないですが。
プロフィールを見るとイタイ人。つまり中2病なんですね。
その後の発言から大学生だということが分かりました。
つまり、ゆとり教育の世代でもあります。

すっかりお年寄りの気分で言いますけど、近頃の若者が根性ないとは思いません。
だって、就活すごいですよね。何十社も落ちて、それでもまだ頑張る人いますよね。
僕らの世代では考えられない。数件落ちたら自殺した人が多数いたでしょう。
おいらなんて、2、3社だめならドロップアウトしちゃうようなタイプだし。(自殺は絶対しないけど)
まあ、そんなに就職が厳しい時代ではなかったからよかったんでしょうけど。

しかし、なんか、つまんないんですよ。
僕らよりもっと上の世代になりますけど、学生運動が盛んでしたね。
つまり左よりの思想。まあ、ぼくなんて子供心に、「バッカみたい」って思ってました。うはは
思想って言っても、実際にいろいろ考えていた人なんてごくわずかで、ほとんどは流行りものとしての学生運動ですね。
まあ、団塊の世代の人は、学生運動やってたけど、社会人になったらすっかり保守ですからね。

それを考えると、ただ当時は左が流行りで、今は右が流行りだと。そんなものかなと見ることもできるんですが、ちょっと、違うんですよね。
ぶっちゃけ、当時学生運動やってた人って、学力はそれなりに高かったであろうと。
東大なんかもすごかったですからね、運動が。「安田講堂」って、全国的に有名になってましたよね。
今でも、「安田講堂」という言葉を聞くと、火焔瓶とか、あの放水の場面とか思い浮かべる人が多いんじゃないかと。
あまり学力のことは言うのもなんだけど、やっぱり、低いですよね、今時、靖国で逢おうなんて言っちゃう人って。
イタイ点は同じですけど。はは

それが、どう違ってくるのかというと、主体性の問題。
当時の学生運動は、学生運動ってぐらいだから、学生が主体。
流行りでやってたのが多いだろうから、当然、そんなに主体性がある人ばかりではないんだけど、
学生の中でオピニオンリーダーがいて、それがいろいろ考えて発言する。結構賢いのもいたからね。
まあ、そのリーダーがおかしいやつだと、暴走しちゃったりするわけですが。

今は、学生の中にそういうのはいないよね。
政治屋さんの言ってることにしたがっているだけだよね。思考停止してます。
奴隷おつ、って感じですかね。

あとは、自称アーチストさんたちも気になります。
今回の特定秘密保護法に反対を表明する人がたくさんいましたね。いわゆる著名人とか、学者とか、ノーベル賞ゲットした人とか。
こういうのって、アメリカあたりだと絶対アーティストが出て来ますね。
ブルース・スプリングスティーン的な人で、もっと若い人も。
今の日本にはそれがいないんだ。
権力とか権威に逆らう系のがいない。
年末の紅白とか、茶番の某レコード大賞とか、昔のフォーク歌手は完全無視してましたけどね。
井上陽水なんて、バカみたいにレコードが売れて大衆賞になったけど、顔出してなかったですね。
(ま、「大賞」じゃないのがおかしいんだけどね。そこが茶番の茶番たるゆえん)

それどころか、もしも日本(政府)がまた戦争をやるとか言い出したら、この人たち(自称アーチスト)、応援するんじゃないかと。
戦争負けないぞ、日本頑張れ、みたいな曲作って歌うんじゃないかと。それもたくさん。
"We Are The World."風に"We are Japan.”なんてネタにしかならないような題名の軍歌とかマジで歌いそうじゃね?
そういう気持ち悪さを感じます。

ただ、応援するのはたくさんいるけど、応援される側、実際に前線で戦うのはいないから、戦争にならんとは思ってます。日本には無理。
日ごろ、ブラゲーの全茶で威勢のいいこと言ってるやつは、きつい戦いになると、全く役に立たないのであった。急におとなしくなっちまうんだよ。


音楽忘れてた。。
壇密のCMの曲
Dvorak - Symphony No.8 mv.3 - Neumann,Czech PO



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さっきの書き込み、なんか幇間の方に失礼ですよね。
決して、幇間の方をばかにしているわけではありませんので。
高度な接客(o - mo - te - na - shi)技術の必要な歴とした職業です。

産経はどうでもいいけどね。
正直、産経新聞自体は、ほとんど読んだことないです。
ネットでたまに記事を見かけるぐらい。
さっきのは、産経抄とかいうやつらしいです。はじめて知りました。
悪いけど、はっきり言って、かなり頭悪いと思ったので、リンクなどしていません。
全国紙としてやっていくのは無理でしょ。
まあ、原発利権で食いつなごうってことなのだろうか。

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そりゃそうでしょう。もとより産経に記者なんていないんだから。
現政権の太鼓持ち、つまり幇間という職業の人しかいないわけで。

まあ、これからはますます喜んで現政権の提灯記事を書くでしょうね。
そんな産経を、「ちょっと格好良すぎるが。」なんてネトウヨさん以外は誰も思ってないから安心してくださいませ。

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昨日の

>既定路線だし、戦争が起きたとして、死んでゆくのは元気な若者であって、病気のおいらではないのだ。
>取材できなくて困るのは、反対の声が高まるまで空気を読んでおとなしくしていたおバカメディアさんだし。
>まあ、フジと日テレは報道機関ではなく、正直に政府機関と名乗りましょう。

この発言ですが、戦争になるとまた沖縄の人が気の毒なことになるんですよね。かりに直接戦場にはならなかったとしても、かなりの恐怖を感じるでしょうから。
ほんとすいません。

やっぱり、投げやりになって適当なこと言っちゃいけないねえ。。。

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法案が通ったのでもう法案とは呼ばなくなってしまったねえ。

既定路線だし、戦争が起きたとして、死んでゆくのは元気な若者であって、病気のおいらではないのだ。
取材できなくて困るのは、反対の声が高まるまで空気を読んでおとなしくしていたおバカメディアさんだし。
まあ、フジと日テレは報道機関ではなく、正直に政府機関と名乗りましょう。


それはともかく、特定秘密保護法の12条をいじってみた。


まったく違った内容の予定だったんですが、12条の中のある1文、前から気になってたんですが、これで2~3回かけそうなぐらい変なので。
まあ、1回でやめますけど。

12条にこういうのがあるんですよね。
「テロリズム(政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要し、又は社会に不安若しくは恐怖を与える目的で人を殺傷し、又は重要な施設その他の物を破壊するための活動をいう。同表第四号において同じ。)

12条というのは、適性検査について書いてあるんですが、その中でのテロリズムの説明がこれ。
なんとも酷い文ですね。ポイントは2つの「又は」。
一応、かなり良心的に解釈してみることにしました。
「政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要し」・・・・(1)
「社会に不安若しくは恐怖を与える」・・・・(2)
この二つが目的1なんだろうと。その上で、
「人を殺傷し」・・・・(A)
「重要な施設その他の物を破壊する」・・・・(B)
あとに、「するための(活動)」とありますから、この2つが目的2なのでしょうね。
上記のような2段階の目的をもった活動が即ち「テロリズム」、ということのようです。
殺傷や破壊をするための活動ってことは、計画するだけでテロですよね。
上のような形で読めば、これはまぎれようがないですね。目的が当てはまれば、計画するだけでテロになると。
上の形っていうのは、2つの「又は」が、目的1の2項目の間に1個、目的2の2項目の間にもう1個入るという読み方ですね。

違う読み方もできます。「又は」が二つあることから、
「(政治上その他の主義主張に基づき、)国家若しくは他人にこれを強要し」
・・・・1
「社会に不安若しくは恐怖を与える目的で人を殺傷し」・・・・2
「重要な施設その他の物を破壊するための活動」・・・・3
このような3つの部分に分ける方法。
これなら、デモもテロですね。選挙もテロですよ。1番目はどっさり当てはまる例があるでしょ。
まあ、内容的にやや無理があるけど、最初の解釈だってしっくりこないんだから。

これ、「政治上その他の主義主張に基づき」が邪魔なんですよ。特に「基づき」が。ここからはじまってるので、あとの「これ」をいれなければならず、それでものすごく読みにくい。
あとは、「目的」を1個ケチってる。
だから分かりにくい。

「国家若しくは他人に政治上その他の主義主張を強要する目的、又は、社会に不安若しくは恐怖を与える目的で、
人を殺傷する、又は重要な施設その他の物を破壊するための活動。」
こうすると、目的が2回出てきてくどいけど、まぎれはなくなるでそ。

というか、この条文を考えたやつはどういうつもりでこんな文にしたのか。国民に不安を与える目的?
たった1文でこれ。
難しい単語は一つもない。そういう文は、普通に読めばすっと意味がわかるはずです。
なのに、ものすごくわかりにくい。
だいたい、悪文というと中身の薄さをごまかすために難解な言葉を駆使して、煙に巻く類のものと思っていましたが、こんな変なのは初めて見ました。
おバカがろくに努力もせず、てきとーに作ったんだろうなあ。


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