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実は、さっき気が付きました。というか、自民党案に関しては、全部はまだ見ていません。とにかく一つ一つひどくって。ほとんど全部突っ込みたくなるわけですが。

第18条
 何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。

これが今の憲法の18条。

そして、自民党案。
第18条(身体の拘束及び苦役からの自由)
1 何人も、その意に反すると否とにかかわらず、社会的又は経済的関係において身体を拘束されない。
2 何人も、犯罪による処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。

「何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。」が消えてるわけですね。
かわりに、「社会的又は経済的関係において身体を拘束されない。」というのが。
「社会的、経済的」の他に「~的」ってのは何があるかと言いますと、ちょっと予想がつくかと思いますが、
これは、こちらのサイトに書いてますね。
自民党憲法草案の条文解説
14条を見ると、
「すべての国民は、<中略>政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」とあります。
「政治的」。
つまり政治的には身体を拘束され得るということです。
それって、まず思うのは「徴兵」ですよね。
一応、第2項に「苦役に服させられない。」とありますが、国を守ることが苦役であるとは、自民党の人が思うはずはないですよね。
つまり、徴兵できると。

ついでに言うと、政治犯という言葉も浮かんでしまいます。
社会的又は経済的関係において拘束されないのは、身体だけですし。思想・信条的にはあらゆる点で拘束されることが考えられるわけですね。
おそらく、いろいろと文句が言えなくなります。
もちろん政府批判とか。政府と仲の良い企業(含むブラック)の悪口も言えなくなるでしょう。
21条も変われば、そのままそういうことになりますよね。

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