高知県高岡郡佐川町。
全国的にも水質の良さで5本の指に入るという一級河川の仁淀川の支流である柳瀬川沿い。
その、四方を山々に囲まれた自然豊かな盆地にある人口14000人ほどの小さな町に、400年という長い歴史を持つ司牡丹の酒蔵があります。
かつては城下町として栄えた佐川町にある司牡丹酒造(竹村家)は、なんとあの幕末の志士で知られる坂本龍馬の本家とは、深~いつながりがあるのだそう。
坂本龍馬の本家は高知市内で幅広い商いを営む、いわゆる豪商だったのですが、『才谷屋』という屋号で酒造業も一時期やっていたようなのです。
その当時から、司牡丹の竹村家とは長い間公私ともに深い付き合いがある間柄になったということ。
この、佐川町には不動ガ岩屋洞窟遺跡というのがあって、多くの石器や土器が発見されていることから、約1万年も前から人が暮らしていたといわれています。
この地は、生命に必要な水と食料には遥か昔から恵まれていたということでしょうか?
そして「日本の植物学の父」といわれ、たくさんの植物の新種を発見し命名もした、近代植物分類学の権威、小さい頃教科書にも載っていた『牧野富太郎』を輩出した町でもあります。
小さな町ながら、歴史と文化の香りが今も強く残る町なのです。
高知県は南側に太平洋と北側は四国山脈に挟まれた平野部の少ない独特の細長い形をした県で、蔵のある佐川町は、太平洋側の隣町には、土佐市や須崎市があり漁業や農業が盛ん。
山側には清流仁淀川に育まれた、川の幸や山の幸にも恵まれて、四季折々の自然の恵みを存分に享受している地域。
まず、高知と言えば一本釣りで全国的にも知られている鰹でしょう。
鰹は1年に2度味覚を楽しめる海の幸です。
3月から6月くらいにかけて黒潮に乗って南の海から太平洋沿岸を北上する初ガツオ(上り鰹)。
香りがよく比較的あっさりした味わいで、日本の太平洋沿岸で広く取れますが、土佐造りともいわれ、鰹の皮を強火で炙ったものに、薬味をたっぷり乗せてポン酢醤油で食べる『鰹のたたき』が代表的ではないでしょうか?
それに、高知県で豊富にとれる柚子、ブシュカン、カボス、スダチ等の柑橘を搾ればまた最高に旨い。(生の柑橘を絞ったお酢はちり酢と言われていて、高知では一般的にこのちり酢を使います。)
そして、9月から11月にかけては今度は北から南下してくる戻りガツオの季節。
同じ鰹ですが、初ガツオとは違い、成長とともに美味しい餌をふんだんに食べて大きく育ち、身は脂が乗って濃厚な旨みがあります。
初ガツオより旨みが濃厚なのでポン酢の定番たたきもいいですが、魚の旨みをダイレクトに味わう、塩たたきが絶品。
今、地元高知でもこの塩たたきが大人気だそう。
鰹は他にも、鰹の塩辛『酒盗』や和風だしの代表ともいえる鰹節(特に良質な鰹節として土佐節は江戸時代から高い評価を得ています)などの加工品も数多くあります。
他にも近海で獲れる魚はその種類も多彩で、高知の代表的な郷土料理に、お刺身や練り物、焼き物、煮物やお寿司等を大皿に盛りこんだ、豪快な皿鉢料理(さわちりょうり)があるように、高知では魚は1年中欠かせない食材であり、最も身近な食材なのです。
又、近くの町では男性は一升、女性は五合の日本酒の早飲みを競う「大杯飲み干し大会」で有名などろめ祭りなどもあります。
このどろめとは、イワシ類の生の稚魚のことで、干しあげるとちりめんじゃこ(しらす干し)になります。
高知の海岸線では、真っ白なちりめんじゃこが天日干しされているのどかな風景に出合うことができます。
こんな所でも、高知では≪地魚と地酒≫は切っても切り離せない仲なのがよく分かります。
海の幸だけではなく川魚も又、良く食べられています。
唐揚げにして丸ごと食べる川海老は、ほんのり甘みがあり皮のパリパリとした食感が止まらなくなります。
独特の風味が食欲をそそる、天然鮎はやはり塩焼きがたまりません。
そして、鮎の塩辛『うるか』は収量も少なくあまり一般的ではないですが、熱狂的なファンは自家熟成させて楽しんでいるというような、幻の塩辛です。
これだけ酒の肴が揃ってしまえば、高知県人が酒豪と言われるのも仕方がないでしょう。
だって、肴が美味しすぎてお酒がどんどんすすんでしまうんですから…。
司牡丹は竹村社長を筆頭にとても前向きに、色んな事に挑戦している蔵元です。
お酒の銘柄も多数あるのでここでは、省かせていただきますのでどうぞ、司牡丹のホームページを一度ご覧になってみてください。
宇宙酒なるものや龍馬の伝言シリーズ、戦国バサララベルなど遊び心のあるものから、都心で人気を集めている、司牡丹の船中八策シリーズというような通好みの物までとてもバラエティーに富んでいる、楽しい蔵元です。
司牡丹ホームページ
http://www.tsukasabotan.co.jp/
全国的にも水質の良さで5本の指に入るという一級河川の仁淀川の支流である柳瀬川沿い。
その、四方を山々に囲まれた自然豊かな盆地にある人口14000人ほどの小さな町に、400年という長い歴史を持つ司牡丹の酒蔵があります。
かつては城下町として栄えた佐川町にある司牡丹酒造(竹村家)は、なんとあの幕末の志士で知られる坂本龍馬の本家とは、深~いつながりがあるのだそう。
坂本龍馬の本家は高知市内で幅広い商いを営む、いわゆる豪商だったのですが、『才谷屋』という屋号で酒造業も一時期やっていたようなのです。
その当時から、司牡丹の竹村家とは長い間公私ともに深い付き合いがある間柄になったということ。
この、佐川町には不動ガ岩屋洞窟遺跡というのがあって、多くの石器や土器が発見されていることから、約1万年も前から人が暮らしていたといわれています。
この地は、生命に必要な水と食料には遥か昔から恵まれていたということでしょうか?
そして「日本の植物学の父」といわれ、たくさんの植物の新種を発見し命名もした、近代植物分類学の権威、小さい頃教科書にも載っていた『牧野富太郎』を輩出した町でもあります。
小さな町ながら、歴史と文化の香りが今も強く残る町なのです。
高知県は南側に太平洋と北側は四国山脈に挟まれた平野部の少ない独特の細長い形をした県で、蔵のある佐川町は、太平洋側の隣町には、土佐市や須崎市があり漁業や農業が盛ん。
山側には清流仁淀川に育まれた、川の幸や山の幸にも恵まれて、四季折々の自然の恵みを存分に享受している地域。
まず、高知と言えば一本釣りで全国的にも知られている鰹でしょう。
鰹は1年に2度味覚を楽しめる海の幸です。
3月から6月くらいにかけて黒潮に乗って南の海から太平洋沿岸を北上する初ガツオ(上り鰹)。
香りがよく比較的あっさりした味わいで、日本の太平洋沿岸で広く取れますが、土佐造りともいわれ、鰹の皮を強火で炙ったものに、薬味をたっぷり乗せてポン酢醤油で食べる『鰹のたたき』が代表的ではないでしょうか?
それに、高知県で豊富にとれる柚子、ブシュカン、カボス、スダチ等の柑橘を搾ればまた最高に旨い。(生の柑橘を絞ったお酢はちり酢と言われていて、高知では一般的にこのちり酢を使います。)
そして、9月から11月にかけては今度は北から南下してくる戻りガツオの季節。
同じ鰹ですが、初ガツオとは違い、成長とともに美味しい餌をふんだんに食べて大きく育ち、身は脂が乗って濃厚な旨みがあります。
初ガツオより旨みが濃厚なのでポン酢の定番たたきもいいですが、魚の旨みをダイレクトに味わう、塩たたきが絶品。
今、地元高知でもこの塩たたきが大人気だそう。
鰹は他にも、鰹の塩辛『酒盗』や和風だしの代表ともいえる鰹節(特に良質な鰹節として土佐節は江戸時代から高い評価を得ています)などの加工品も数多くあります。
他にも近海で獲れる魚はその種類も多彩で、高知の代表的な郷土料理に、お刺身や練り物、焼き物、煮物やお寿司等を大皿に盛りこんだ、豪快な皿鉢料理(さわちりょうり)があるように、高知では魚は1年中欠かせない食材であり、最も身近な食材なのです。
又、近くの町では男性は一升、女性は五合の日本酒の早飲みを競う「大杯飲み干し大会」で有名などろめ祭りなどもあります。
このどろめとは、イワシ類の生の稚魚のことで、干しあげるとちりめんじゃこ(しらす干し)になります。
高知の海岸線では、真っ白なちりめんじゃこが天日干しされているのどかな風景に出合うことができます。
こんな所でも、高知では≪地魚と地酒≫は切っても切り離せない仲なのがよく分かります。
海の幸だけではなく川魚も又、良く食べられています。
唐揚げにして丸ごと食べる川海老は、ほんのり甘みがあり皮のパリパリとした食感が止まらなくなります。
独特の風味が食欲をそそる、天然鮎はやはり塩焼きがたまりません。
そして、鮎の塩辛『うるか』は収量も少なくあまり一般的ではないですが、熱狂的なファンは自家熟成させて楽しんでいるというような、幻の塩辛です。
これだけ酒の肴が揃ってしまえば、高知県人が酒豪と言われるのも仕方がないでしょう。
だって、肴が美味しすぎてお酒がどんどんすすんでしまうんですから…。
司牡丹は竹村社長を筆頭にとても前向きに、色んな事に挑戦している蔵元です。
お酒の銘柄も多数あるのでここでは、省かせていただきますのでどうぞ、司牡丹のホームページを一度ご覧になってみてください。
宇宙酒なるものや龍馬の伝言シリーズ、戦国バサララベルなど遊び心のあるものから、都心で人気を集めている、司牡丹の船中八策シリーズというような通好みの物までとてもバラエティーに富んでいる、楽しい蔵元です。
司牡丹ホームページ
http://www.tsukasabotan.co.jp/