はじめてのマンドリン

ある日突然、マンドリンの音色に恋をした。
初めて手にした時から、ささかやかな感動を綴っています。

本「人魚の眠る家」

2017-08-07 19:12:25 | 本・映画・ドラマ
東野圭吾さんの本「人魚の眠る家」を読みました。
感想など綴ってみたいと思います。


アマゾンの本紹介によると、

『娘の小学校受験が終わったら離婚する。そう約束した仮面夫婦の二人。
彼等に悲報が届いたのは、面接試験の予行演習の直前だった。
娘がプールで溺れた―。病院に駆けつけた二人を待っていたのは残酷な現実。
そして医師からは、思いもよらない選択を迫られる。
過酷な運命に苦悩する母親。
その愛と狂気は成就するのか―。』

ある日突然、6歳(だったかな?)の娘が、脳死状態にあると思われますと、
宣告を受ける。
その衝撃たるや、、、、想像できない。

そして、臓器移植の意向を聞かれ、意向があれば、脳死判定を行うと、説明を受ける。
意向がなければ、脳死判定は行わない。
そして、心臓死が訪れるのを、待つ。。。
ということになるらしい。

突然の出来事が、まだ信じられず、受け入れられない状態で、そんな話を聞かされる
気持ちを思うと、なんだか、やりきれない。。

プロローグで登場した男の子が、このお話にどう絡んでくるのだろう?と、
ずっと頭の隅で着になりつつ読んでいたのだけれど、エピローグでそれが明らかとなる。


娘の母親の、、狂気とも思える、娘への愛情は、、きっと、娘の死を受け入れるために
必要な時間だったのだろう、、、と思う。

脳死、臓器移植、、、などなど、、難しく、重いテーマについて、考えさせられる物語。


まだ生きているようにしか見えない娘の臓器を、会ったこともない人のために、
どうしてあげなくちゃいけないの?

というのは、きっと、、正直な気持ちなのだろうと思う。

臓器移植しか生きる道はない、、人の家族にとってみれば、臓器移植は受けたい。
でも、受けるということは、どこかで、誰かが亡くなっているということだから、
決してそれを望んではいけないと思っています。。という、、言葉も、心にずっしりきた。

脳死とか臓器移植、、頭では理解できても、感情としては、、なかなか、、理解できないこと
(理解したくないこと)が多い、、難しい問題なのだろうな、、と、思いました。

重いテーマでしたが、東野さんの作家デビュー30周年記念の本、
ずっしりと心に受け止めつつ読ませていただきました。
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