過労死防止基本法制定を求める署名にご協力ください!

大切な人を働きすぎから守るための法律をつくるために署名を呼び掛けています。

【記事紹介】4月28日 朝日新聞「〈憲法 私はこう思う 5〉 人らしく働ける環境を」

2014-05-03 10:42:59 | 記事紹介
〈憲法 私はこう思う 5〉 人らしく働ける環境を
朝日新聞 2014年4月28日

27条 すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。
   賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。
   児童は、これを酷使してはならない。
28条 勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する。


過労死問題に取り組む 寺西笑子さん(65)

 夫が18年前、飛び降り自殺しました。チェーン展開する飲食店に勤め、長時間労働と営業ノルマに悩んでいました。労災認定に5年かかり、会社の謝罪は10年後でした。人が人らしく働ける環境をつくりたいと思い、過労死した人の遺族らと「過労死防止基本法」の制定をめざしています。

 27条は勤労の権利と義務をうたっています。でも、つらいことを我慢し続け、体や心が壊れるほどの労働を求めているわけではありません。「人は自分自身、家族、社会のために働く」という意味を持つのではないでしょうか。

 28条は働く人の団結権を保障しています。家族にも苦しみを明かさず、一人で死に追い込まれた夫の心に一瞬でも「団結」という言葉が浮かんでいたら……。悔しくてなりません。

 今も過労死は後を絶ちません。労働者を使い捨てる「ブラック企業」の問題も深刻化しています。

 声を挙げましょう。そして、力を合わせましょう。憲法が描く社会がきっと実現するはずです。

(利き手・坂本輝昭)

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 朝日新聞の憲法特集で、全国過労死を考える家族の会代表の寺西笑子さんがインタビューされました。

 過労死をなくすために、皆さまのご支援・ご協力をお願いいたします。

***「過労死防止基本法」制定実行委員会が求めていること***********************

  「過労死」が国際語「karoshi]となってから20年以上が過ぎました。
  しかし、過労死はなくなるどころか、過労死・過労自殺(自死)寸前となりながらも
  働き続けざるを得ない人々が大勢います。

  厳しい企業間競争と世界的な不景気の中、「過労死・過労自殺」をなくすためには、
  個人や家族、個別企業の努力では限界があります。
  そこで、私たちは、下記のような内容の過労死をなくすための法律(過労死防止基本法)の
  制定を求める運動に取り組むことにしました。

  1 過労死はあってはならないことを、国が宣言すること
  2 過労死をなくすための、国・自治体・事業主の責務を明確にすること
  3 国は、過労死に関する調査・研究を行うとともに、総合的な対策を行うこと


署名へのご協力のお願い
私たちは「過労死防止基本法」の法制化を目指して、「100万人署名」に取り組んでいます。
署名用紙」をダウンロードしていただき、必要事項をご記入いただいた上で、東京事務所もしくは大阪事務所まで郵送をお願いしたいと思います。

ネット署名も行っています。紙の国会請願用署名にご協力いただいた方でも署名していただけますので、ご協力よろしくお願いいたします。
過労死・過労自殺から大切な人を守るため、過労死防止基本法の制定を!

まずは過労死のことや過労死防止基本法を多くの人に知っていただきたいので、ツイッターでつぶやくなどして広めてもらえると助かります。
記事の一番下についているボタンからも気軽にツイートできますので、ぜひともご協力お願い致します!
 

連絡先】 ストップ!過労死 過労死防止基本法制定実行委員会
HP:http://www.stopkaroshi.net/
twitter:@stopkaroshi ブログの更新のお知らせや過労死についての情報をお届けしています。ぜひフォローしてください!

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〒104-0033
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