独断偏見妄言録 China's Threat

中国は人類の命運を左右する21世紀最大の不安定要因

ゴキブリ捕獲器

2016年05月31日 18時20分51秒 | 生活
ちょっとした道具を作ってみた。
ゴキブリ捕獲器だ。
どこかの都知事みたいなゴキブリ野郎を捕獲できる道具があればいいんだが、そういうものを作るのは私の腕では無理。
ここにご紹介するのは本物のゴキブリを捕獲するための道具だ。
道具といっても、ただで作れる簡単なものだ。
下図のように、1Lのペットボトルの上部を切り取るだけで出来上がり。

この中にゴキが好きそうなを少量入れて、ゴキの通り道に水平に寝かせて置くだけでいい。

ゴキは習性として、暗くなってから活動する。突然照明が点灯して明るくなると、すぐには逃げないでじっとしている。
捕獲器の底にゴキがいることを確認したら、すばやくペットボトルを垂直に立てる。
ゴキは逃げようとして跳びはねるが、ペットボトルのつるつるした壁をよじ登れないから逃げられない。この場面では、さすがの私も晋三が、ではなく心臓がどきどきする。スリル満点だ。

これを蛇口の近くまで持って行き、ママレモンなどのキッチン用洗剤を少量注ぎこんでから水を流しこむ。100mlもあれば十分だ。
ゴキの体の表面には油膜があるため、単に水を流しこんだだけでは溺れない。
ママレモンを入れておけば油膜が洗い流されるから、すぐに溺れて動かなくなる。
あとは専用の箸かピンセットでつまみ出してゴミ箱にポイ。
これで完了だ。

ゴキを溺死させるのは残酷だと思う心優しい主婦には不向きな方法かもしれない。
しかし、よく考えていただきたい。
ゴキブリホイホイなどは粘着剤で動けなくして、死ぬのを待つのだから、ゴキの苦しみは大変なものだと想像される。その方がよほど残酷である。ゴキがもがく場面を見なくて済むという利点があるのは確かだが。


<2016年6月6日>

ゴキブリホイホイより優秀な捕獲器だとわかった。餌としては食パンの切れ端をいれているが、確実に入ってくる。
今夜入ってたヤツは元気が良すぎて飛び出してきた。垂直に立てた時、すぐに何かで蓋をしたほうがいいようだ。ゴキの運動能力は予想をはるかに上回っていた。
2Lのペットボトルの底の部分を深さ5cmほど切り取ると、ちょうど良い蓋になった。
捕獲したら、蓋を抑えつつシェーカーのように振り回すと、ゴキはおとなしくなる。すばやくママレモンを少量注ぎ込んで、もう一度振り回すと、ゴキの体にママレモンが付着して、間もなく息絶える。
ママレモンの化学的毒性によるものか、ドロドロした液体の付着による窒息なのかは不明だが、効果はすぐに現れる。水を注ぐ必要はないので、簡単にゴミ箱にポイ捨てできる。専用の箸やピンセットは不要だ。
捕獲器は水洗・乾燥により何度でも再利用できる。  
 
<2016年7月16日>


私の提案が優れている理由は、入り口が広く開いているので、ゴキが警戒しないところにある。
設置場所については、注意点がある。
それは、ペットボトル内の底に置いた餌の位置が物陰になるようにしたほうがいいらしい、ということだ。手前に何かを置いて物陰を作ってもいい。
 
上記捕獲器は非常に効果的だが、これが広く普及したら困る企業があるかもしれない。
ググッてみると、ペットボトルを利用した捕獲器がいろいろ提案されている。しかし、上記のような優れた効果のあるものは調べた限りでは見当たらない。そういう意味では、これまでは、ゴキブリ関連製品を販売している企業にとっては幸いだったが、今後はそのような幸運は続かないかもしれない。といっても、私は積極的に上記捕獲器を宣伝するつもりも、何らかの権利を主張するつもりも全く無い。世の中が少しばかり平和になれば十分満足だ。

 
<2016年7月19日>


上記のようなゴキブリ捕獲器を製品化するなら、
プラスチックの筒は、断面4角で一辺4~8cm、長さ10~20cm。不透明、後部閉、前部開。
中間部に光センサーを設け、ゴキの侵入をキャッチすると前部の蓋が閉止するようにする。同時にブザーが鳴る。そのための電子回路が必要。
捕獲を確認できるよう蓋は透明な材質とする。
最終処分の方法としては、シェーキングによりゴキを弱らせてから、台所洗剤を加えた水の中に落とし込み、溺死させる方法などが考えられる。こうすれば捕獲器の水洗が不要になる。

販売価格は5000円程度。
そういう製品があれば、私は買いたい。

わたしの権利(あるかどうかわからないが)は完全放棄します。
連絡も不要。
どこかのメーカーで製品化しませんか?
世の平和のために頑張りませんか?



<2016年8月15日>

殺虫剤が効かない「スーパーゴキブリ」がいるらしい!
http://www.sankei.com/premium/news/160528/prm1605280015-n1.html
 小さな個体ながら、人々を恐怖のどん底に突き落とすパワーを持っているゴキブリ。「教えて!goo」の「ゴキブリってなぜあんなに嫌がられているんでしょうか?」という質問には、「あの俊敏な動きがなんだかゾワッときます」(kutukuriさん)、「やはりあの大きさと色、ヌメヌメとしたツヤが気持ち悪いです」(hatimittsuさん)など納得の意見がある一方、「日本人だけが極端に嫌いなのです。ヨーロッパに暮らしていましたが、ゴキブリをペットに買っている友人が3人いました」(dogdayさん)なんていう驚きの回答も!

 ただのゴキブリも相当嫌だが、何と近年「スーパーゴキブリ」というゴキブリの生息が発見されているのだそうだ。果たしてその実態とは?

自力での根絶は不可能?

 ネーミングからしてかなり強そうだが、スーパーゴキブリとはどのようなゴキブリなのだろうか? ゴキブリ駆除を行う株式会社アルバトロス代表取締役、佐藤久さんにお話を伺った。

 「スーパーゴキブリと呼ばれるのは、いわゆる現在ある薬剤に抵抗性を持ち、なかなか駆除できない厄介なゴキブリを指します。このようなゴキブリが誕生する要因は、過剰な薬剤の使用や中途半端な駆除です。ゴキブリが警戒心を持ち、抵抗力がつきます。その生き残りが卵を産む際に耐性のできた遺伝子に変化し、より抵抗力の強い個体が生まれてくると考えられます。生命力の点では、塩以外は何でも食べ、餌に困る事はありません」(佐藤さん)

 ゴキブリには種類があり、一般家庭で多く見られるのがクロゴキブリ。薬剤に耐性を持ちやすいのは、店舗などで多く見られる茶色のチャバネゴキブリなのだとか。したがって一般家庭ではそれほど心配する必要は無さそうだが、絶対に居ない訳ではない。では、どのようにして退治すれば良いのだろうか?

 「チャバネゴキブリは一般家庭・店舗問わずプロに依頼するのが良いでしょう。殺虫剤を使用すると生息域が広がり、必ず卵鞘(らんしょう)を産み付け、大繁殖します。置型タイプは餌を食べ尽くした後、あるいは抵抗性や免疫が付くとケース内にコロニー(集合体)を作ることがあります。丁度良い家になってしまいます。チャバネゴキブリはプロに依頼しない限り駆除は不可能と言っても過言ではありません。業者選びは、金額も検討材料となるとは思いますが時間と手間をかけて、しっかり作業してくれる業者を選びましょう。安くても部分的な作業では、逆に生き残りを作り、厄介なスーパーゴキブリを作り出すことになります」(佐藤さん)

薬剤を無暗にまき散らすと繁殖を促してしまうので、見かけた際はスリッパなどで確実に仕留めることが肝心だ。ほかに自分で出来ることといえば、外部からの侵入を防ぎ、清潔を保つといった地道な努力を続けるしか無いだろう。終わることのない人間vsゴキブリの戦い。スーパーゴキブリを生み出したのは人間自身というのだから皮肉なものだ。

●専門家プロフィール:佐藤 久

株式会社アルバトロス代表取締役。ゴキブリに特化して駆除し、人々が安心して生活や店舗運営できるようサポート。「ゴキブリ駆除屋の奮闘日記」ではゴキブリ駆除に役立つアドバイスなども掲載している。