こんにちは、「ストーンマスター」 です。

石材メンテナンスビジネスを通して、日々感じていることや、個人的に興味があること等を綴っていきたいと思います。

擁壁の補修工事(大谷石)

2010年02月04日 | ブログ
   

    

   

上記の写真は、劣化した大谷石の擁壁が竣工後約30年経過し、かなりの劣化が進行していたためそれを食い止めるための補修工事を請け負った時の施工前後の写真です。

最初は、大谷石の劣化防止剤の塗布をお客様は考えておりましたが、その施工では一時的な気休め程度の補修にしかならない為、本格的な擁壁工事をする事になりました。

大谷石は、新品のときから劣化しているような風合いがあり、それがまたいい味を出してはいますが、吸水率も高く近年の酸性雨等の影響で一気に劣化している大谷石をよく見かけます。

一昔前は擁壁に大谷石を使うことはよくありましたが、ご覧のように劣化が早いため、近年では擁壁に大谷石を使うことは禁止されています。

ご覧の通り、仕上がりはとてもきれいで絶妙な緩やかなラインがなんとも言えません。

仕上げの左官屋さんの腕がよかったので、自社ビルの外壁のコテ塗りをお願いする事にしました。
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誰でも石が張れます!

2010年01月17日 | ブログ
    


  

写真は、フローリングと壁紙の上に直接石を張っている状況です。

作業をしている方は、職人さんでもなく、ごく一般の方です。

私も壁の一部を張らせて頂きました。

両面テープを張って貼り付けるだけです。

もちろんボンドや接着剤でも問題ありません。

女性の方だって何の問題もありません。

厚みは3ミリ(石厚2ミリ+下地剤1ミリ)ですので、ほぼPタイルと一緒とお考え下さい。

下地剤も色々選べます。

どんな石種でも対応可能です。

来月から弊社で販売することになりました。

詳しくはお問い合わせください。
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コーティング剤の除去について

2010年01月12日 | ブログ
     

左の写真は、フローリングに塗布する特殊なシリコン系のコーティング剤が玄関の床の磁器タイルにこぼれてしまってシミが出来てしまった状態です。中央付近の黒いシミの様なものが、コーティングのシミです。

磁器タイルは、雑巾で拭くとすぐにボロボロになるほどのザラザラ状態でしっかり吸水もするので、シミ抜きは非常にやっかいです。

実は、コーティングをこぼした直後の写真ではありません。

コーティングをこぼした方が、色々な洗剤を使っても全く取れないので、こぼしたコーティング剤のメーカーに専用の剥離剤を送ってもらい、何度もトライをしたにも関わらず、シミはびくともせず、その上、専門の業者の方がいろいろなやり方でシミ抜きをしても全く反応がなかった後の写真です。

右の写真は、そのような状況で依頼主の方がネットを見て弊社に問い合わせがあり、ちょうど弊社近くの練馬区の現場でしたのでお伺いし、その場でシミ抜きをした施工後の写真です。

施工時間は約2時間程度でした。

施工後、マイクロシーラーセラミックのコーティング加工を行いました。

2009年の最大の収穫は、マイククロシーラーセラミックの完成と今回シミ抜きに使用したマイクロクリーナーリムーバーの完成でした。

もしコーティングの除去にお困りの方がいらっしゃれば、ご一報ください。

史上最強(と思われる)リムーバーをご提案させて頂きます。

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ミスチルのコンサート

2010年01月06日 | ブログ
明けましておめでとうございます。

去年の話で恐縮なのですが、東京ドームのミスチルのコンサートに行ってきました。
私と妻へのクリスマスプレゼントとして、次女からチケットを頂きました。

有難い事です。

会場は超満員の4万7千人。

私達の席は、桜井くんの顔も全く見えないようなところでチケット代が約8千円。

アリーナ席は約4、5万円はするとしても1席8千円と計算すると、4万7千人×8千で3億7千6百万。

10日間だと37億6千万円、、、

ミスチル恐るべしですね。

コンサート自体は楽しめましたが、鼓膜が破れそうな大音量には本当に閉口しました。

また観客が全員総立ちで全員同じ振りで声援を送る光景は、私にはどうしても馴染めなかったです。

まるでミスチル教に迷い込んでしまった感じでした。

恐らくマスゲームの世界大会をやれば、ブッチギリで北朝鮮と日本の決勝戦だと思います。(笑)

アンコールで歌った365日はとても印象的だったので、そのテーマ曲のCMを貼り付けました。

今年もよろしくお願い致します。


Mr.Children 365日


30代のまだ痩せていた私と桜井くんがそっくりでびっくりしました(笑)

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This is it is This is it

2009年12月26日 | ブログ
ちょっと前になりますが、11月某日、次女の知人からチケットを頂き、マイケルジャクソンの「This Is It」を何十年振りかに映画鑑賞をさせて頂きました。チケットをプレゼントして頂いた方には、この場をお借りして感謝致します。ありがとうございました。

私なりの独断と偏見で感想をお伝えしたいと思います。
マイケルの貴重なリハーサル映像を、映画として観ることができたのは、突然の訃報で、マイケルがロンドン公演を果たせなかったという理由は皮肉と言えば皮肉ですが、やはり彼はタダモノではなかったです。天才のカテゴリーの歌手だったとは、よく分かりました。

一番印象的だった所は、マイケルはリハーサルモードで流してダンスをしているにも関わらず、世界中の選りすぐりのダンサーがバックで必死に踊っていても、マイケルの圧倒的な存在感はやはり凄いものがあります。

あとこれはリハーサルだからこそ判明した事ですが、彼はポップシンガーではなく、完璧なソウルシンガーです。「King of Pop」ともてはやされていますが、絶対に彼はポップシンガーではない。あれほどグルーブ感を重視しているマイケルは非常にインパクトがありました。彼はダンスが上手すぎたのが、ソウルシンガーとして認めづらかったんだと思います。今まで私は完全にマイケルのダンスに魅了されていた為、ポップシンガーとして聴いていましたが、とんでもない。彼のグルーブ感のあるボーカルは、まさにソウルシンガーのそれで、目を閉じてマイケルの曲をじっくりと味わうと非常に洗礼されたソウルミュージックだと気づきます。

どこかの国にもR&Bもどきやソウルシンガーもどきが数多くいらっしゃいますが、そういう方々とマイケルを比較してしまうと、ただただ無限の開きを実感してしまったというのが正直な気持ちです。

バックダンサーのダンスのセンスを見極めようと、マイケルがそのビデオ映像を無心にチェックしながらチュッパチャップスを舐めていたマイケルの瞳が私の心をとらえて離さない・・・・・

オーマイコー!!!

写真は、私が1番すきなマイケルのポスターです。

次回はミスチルのコンサートについてお伝えします。

Michael Jackson - Jam HD Hall Of Fame Speech
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Another side of Tack & Co. 6

2009年12月21日 | ブログ
Another side of Tack & Co.は、今回が最終回です。

写真は、ようやくリフォームが始まった中古自社ビルのリフォーム前のスケルトン状態です。

床のコンクリートに断熱効果に優れた白いセラミック塗料を塗布した状態です。プライマーを塗布し、乾燥後、セラミック塗料2回塗り状態です。


半日強で息子と2人で施工をしました。その後、コスト削減のため、鉄骨の天井は息子と次女に塗装してもらいました。

実は20歳過ぎに、私はバイトで、18室ある6畳一間のオンボロアパートの壁と共用廊下をぶっつけ本番で、たった一人で塗装をした経験があったりします。


前々回のブログの続きです。

あれは、1988年のことでした。
その頃日本は、まさにバブル経済真っ只中の頃で、三菱地所が物件としてニューヨークのロックフェラーセンターを購入するなど、今にして思えばまさに怖いもの知らずの日本経済でした。

ある日、とある営業マンから電話があり、海外から数台、試験的に床石の研磨機が入荷する情報を聞きつけ、私はその機械を見ないまま購入を即決しました。

そしてその研磨機の購入こそが私が、石材メンテナンスビジネスに特化する大きなきっかけとなりました。

機械が到着後、早速石材フロアーのある取引先に、色々営業をかけ(独立してから一度も営業などしたことがなかったのに)とにかく手当り次第にお声をかけさせていただきました。

ダイヤモンドパッドで石材を再研磨をするシステムを開発したのはアメリカなので、アメリカ大使館へも電話営業をさせていただき、幸運なことに作業もさせて頂きました。

とにかく石を磨けば磨くほど、私は石の魅力に魅了されていました。
難しい面も多々ありますが、そこもまた魅力でした。

困ったことに石の再研磨にハマればハマるほど、他の仕事をすることが段々億劫になってしまい、石の仕事しか最終的には興味がなくなってしまいました。

そして1990年には創業時から取り引きさせて頂いているクライアントの仕事以外は全て石材関連業務に特化することにしました。

当然、ほとんど使うことがなくなってしまったカーペットクリーニングのマシーンは処分し、本格的に石のメンテナンスの研究に没頭することに なっていきました。

そしてその決断こそが、現在のタックアンドカンパニーのコアビジネスの石材メンテナンス事業に結びついたというわけです。

まさにバブル経済がハジける直前の出来事でした。
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Another side of Tack & Co. 5

2009年11月25日 | ブログ
気の多い私は、レザーのメンテナンスにもほんのチョット足を突っ込んでいた時期がありました。

写真のキッドはイタリアで開発されたレザーのメンテナンスシステム「レザーマスター」のキッドです。はるばる兵庫県の姫路市まで足を運び、3日間皮のクリーニング、皮の補修方法、皮の塗装方法の受講をしました。

「レザーマスター」があるなら「ストーンマスター」もあってもいいのではという事で、実は「ストーンマスター」というネーミングの生まれるキッカケとなった講習でした。(笑)

レザーマスターのシステムを受講したのは、今から7〜8年程度前の事です。

既に弊社の主力業務は石材メンテナンス業務をメインとしていた時期でしたが、どうしても気になっていた皮のメンテナンスの研究をしないと気持ちの整理がつかなかったので(以前のブログを読んで頂ければお解りになると思います)一発奮起して受講を決断しました。

レザーマスターのシステムは完成度は高く良いシステムだと実感はしましたが、正直、私の率直な感想は、当たり前の事かもしれませんが、「レザーはどんなに完璧にクリーニングやペインティングをしても新品のようには戻らない」という、ある種軽い落胆でした。

「くたびれ感」の良さというのは確かにアリですが、メンテナンス作業をする作業員にとっては「くたびれ感」はやはり感覚的にはイヤなものです。

これはレザーに限らず、カーペットあるいは木材についても言える事ですが、どんなパーフェクトなケアをしたところでいずれは劣化し、くたびれ、朽ち果てる運命の素材です。

反面、石材の場合、磨けば新品に戻りますし、クリーニングをすればやり方によっては新品と同じキレイさに戻す事は不可能ではありません。

人間の一生というものさしで考えれば、石は永遠に近いくらい朽ちない素材と言えるでしょう。(大谷石等は除きます)

レザーマスターの講習を通じ、私は改めて石材の魅力というものを再確認したという事が収穫といえば収穫でした。

実際にレザーのメンテナンス施工に関しては、講習を終えてそのままフェイドアウトしてしまいました。(笑)

次回は、前回のブログの続きをお伝えします。
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Another side of Tack & Co. 4

2009年11月18日 | ブログ
写真のキットは、アメリカのフォンシュレーダーという会社が開発したカーペットの染色キットです。
漂白剤などをこぼしてカーペットの色が退色、あるいは変色してしまった部分を、周りの色と同一化するように色を調合してシミをなくす染料が主なアイテムです。
開発者のアメリカ人の方が来日した折、セミナーを受講し、カラーリストとして認定書も頂きました。

カーペットクリーニングには、大きく分けて4つのシステムがあります。
ドライシステム、セミドライシステム、ツーステップシステム、スチームシステムです。

それぞれのシステムには、それ専用のマシーンがあり、もの好きな私はすべてのシステムのマシーンを取り揃えました。
どのシステムが一番優れているのか、色々な現場で色々試してみた結論としては、
「適材適所」
これに尽きます。

まず現場で、今までのカーペットクリーニングのインターバルを調査し、カーペットの汚れ、素材、編み方、傷み具合、毛足の長さ、シミ、カーペット同士のジョイントの劣化具合を総合的に判断して、最良のシステムをチョイスするのがベストです。
それぞれのシステムごとに、長短織り交ぜて、私の独断も含め、マニアックな事もお伝えしたいのですが、長くなるので割愛します。

カーペットクリーニングを始めた当初は、個人のお客様がほとんどでしたが、除々にホテルのカーペットクリーニングがメインになってきたため、それなりの大型マシーンも2セットは必要になり、1987年に会社を設立してから、約1年後にはカーペットクリーニングのマシーンの投資額だけでもゆうに600万は越えていました。

ところが、ある出来事がきっかけで、1年後にはパイルブラシを除いて全てのカーペットクリーニングマシーンを処分することになろうとは・・・

(つづく)


おっと
ひとつお伝えするのを忘れていました。

以前のブログでクリーニングの難しい素材としてカーペット、レザー、石材とお伝えしましたが、次回はレザーについてのお話をします。

お楽しみに^^
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Another side of Tack & Co. 3

2009年11月12日 | ブログ
写真の機械は、じゅうたんのシミを除去する超音波の機械です。
使い方によっては、威力を発揮しますが、使い方を間違えるとシミが繊維の奥に入り込んでしまい、取れるシミも全くとれなくなってしまいます。ちなみに石には使えません。

前回の続き

病院から退院して、お見舞いに来て頂いた社長が一頻り世間話をした後に突然、私にこう切り出したのです。

「実は、、、ハウスクリーニングの商売は辞めようと思う。もう違うビジネスを立ち上げたからできれば独立して、今の仕事を引き継いでみたらどうか・・・」







今にして思えば、この社長の決断は、社長流の精一杯の私への親心だったと思います。
社長に巡り合うまで私は、定職にも就かず、各地の友人知人を頼って、転々と居候生活を繰り返し、当時の彼女(今の妻)の妹がブラブラしていた私を見兼ねて紹介してくれたのが、ハウスクリーニングの社長だったのです。

あろう事か、何とその社長宅にも数ヶ月間、居候させて頂いてしまったという情けなさ、、、

その上、そんなバイト生活をしながらろくに稼ぎも無いのに、付き合っていた彼女とは結婚はしてしまうし、結婚式が終わって、数ヶ月後にはオメデタになった矢先に、大怪我をするという、とんでもないノーテンキ野郎の末路を、社長が憐れんで、独立をさせればもう少しまともな人間になるのではないかという気持ちが働いたのでしょう。

そんなこんなの、当時の私の脳裏に社長の言葉を受けて閃いた事は、

「これでやっとまともなカーペットクリーニングマシーンが買える・・・」

私は社長の意見に二つ返事で快諾し、そして、まるで何かにとり憑かれたように、稼ぎのほとんどを色々なカーペットクリーニングマシーンの購入に、費やし始めました。

起業するにあたり、最初からお客様がいらっしゃるという幸運なスタートをきれたのはまさに奇跡的なことで、今でも時々、当時の池田社長に対し、深い感謝の気持ちで胸がいっぱいになる事があります。
もし社長と巡り合わなければ今の自分はなかったでしょう・・・


つづく。
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Another side of Tack & Co. 2

2009年11月07日 | ブログ
今回のブログは長くなりそうです。

写真の機械は、弊社が20年前に購入したカーペットの汚れ具合をチェックするためのチェッカーです。

カーペットのクリーニング施工前と後で、どの程度汚れがとれたかを数値化したり、ホテルやビルのカーペットフロアーのメンテナンスプログラムを作成するために、一週間毎にこのチェッカーで汚れをチェックして、日常あるいは定期的なクリーニングシステムの構成に非常に便利なアイテムです。

もしこのブログを読んでくださってる方の中でカーペットクリーニング業者の方がいたら是非このようなチェッカーの購入をオススメ致します。

お客様の見る目が変わりますよ。

もちろんカーペットをキレイにする技術と自信がある事が条件ということは言うまでもない事ですが。。。

前々回のブログで、ハウスクリーニングを本格的に施工する上で、クリアすべき問題点をカーペットクリーニング、レザー、石材とお伝えしましたが、バイトを始めてすぐにこの事を痛感させられたのにはワケがあります。

当時、私がバイトをしていたハウスクリーニング会社の社長は若い頃、ヨーロッパに何年か、滞在していた時期があったせいか、英語を話すことに抵抗がなかったらしく、他社との差別化として「Japan Times」等の英字新聞にハウスクリーニングの広告を出し、主に在日外国人をターゲットにビジネスをしていました。

中でも色々な国の大使公邸であったり、欧米諸国の一流商社あるいはメーカー等のアジア支社長クラスのお宅のの中には、一般的な家とはかけ離れた豪邸だったりもしました。

エントランスには大理石というのが定番で、思わず駆け出したくなるような広大なという表現がぴったりなリビングルームには、フカフカのウールのカーペットが敷きつめられ、そこには10人は余裕で座れそうな、大きなソファーセットがデンと置かれていて、フィリピン人のメイドさんが一人か二人、住み込みで働いているというのが普通ですので、家の中はどこもかしこもピカピカに磨き上げられているワケです。

そのような豪邸にお住まいの方々から、ハウスクリーニングの依頼があるとすれば、メイドさんができなくて困っているカーペットクリーニングであったり、レザーのソファセットであったり、そして大理石のメンテナンスになるというわけです。

当時(25年前)は、国内に大理石やレザーのメンテナンスなどをやっている業者など皆無でしたので、これらは残念ながらお断りするしかなかったのですが、
(私が石材のメンテナンスを志すきっかけは実はここにありました)
カーペットクリーニングについては、会社にそれらしき機械がありましたので、施工はさせて頂きました。

ところが、その当時の会社のカーペットクリーニングの機械は、とてもプロが使うような代物ではなく、その上、洗剤はアメリカ製だったのですが、日本の気候風土の汚れにはどうもマッチングが悪いのか(もちろん腕も悪かったのでしょうが)泣きたいくらいに、汚れが取れなかったのです。

立場上、私は日当いくらというバイトですから、どんなクレームがあっても日当代はまず変わらないので(笑)、割り切ればいいのでしょうが、お客様の不安顔を見ながら仕事をするというのはかなりのストレスを感じていました。

そしてある日、事件が起こりました。
あれは9月の初旬だったか下旬だったか。。。
残暑厳しい昼下がりの午後でした。

当時渋谷区の富ヶ谷に某大使公邸があって(今は駐車場になってます)その大使の公邸のカーペットクリーニングとガラスクリーニングを依頼され、私を含めて3人で作業をしていました。

夕方の3時頃には作業は終了したのですが、一箇所だけ2階のハメ殺しの窓ガラス一枚が手が届かないので汚れたままになっていました(かなり高いところにありました)。

もともとその場所はやる必要はなかったのですが、どうしても気になって(はしごもなかった)完全に体を乗り出した格好で外側のガラスの汚れをきれいに雑巾で拭き終わったその直後、汗で手元が滑り、下に転落してしまいました。

左足の激痛で全く動けなくなり、一緒に仕事をしていた人に病院に直行してもらい、そして審査の結果は左足かかとの複雑骨折。。。
(ろくにリハビリをしなかったので今でも痛みます)

そして病院を退院後、私を待ち受けていたのは、人生の一大転機でした。

(つづく)
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