マツダ3MPS

2009-03-03 | 
ついに新型『マツダ3MPS』

(日本名『マツダスピードアクセラ』)が発表された。

まだ、発売時期や価格は未定のようだけど。



スペックは2.3リットル直4ターボ(260ps)を

搭載して0-100km/h加速6.1秒、最高速250km/h

(リミッター作動)となかなかのパフォーマンス。



ボディサイズは全長4505×全幅1770×全高1460mm、

ホイールベース2640mm。現行比で70mm長く、5mmワイド、

5mm背が低く、ホイールベースは変わっていない。



デザイン的には現行型も好きだけれど、それにも増して斬新で

カッコイイし塊感もあって結構好きではある。


けれど、どうもメカ的に新鮮味がないね。



現行型同様またFFだし、MZR2.3リットル直4ターボ

エンジンも現行型のキャリーオーバーらしくパワーやトルクも

代わり映えしない。



ミッションも、てっきり2ペダルMT(DCT)が採用

されるかと思ったら改良版とはいえ6速MT。



せめて「DCT」くらいの新しいメカがないとインパクトに

欠ける。




唯一、目新しいシステムと言えば、「レボナックル」と

呼ばれるサスペンション。



これはハイパワーFF車のトルクステアを抑えるもので、既に

FFで300馬力を誇るあの新型フォード『フォーカスRS』に

採用されている。



図を見てわかるとおり、通常のマックファーソンと比較

すると、キングピン角度、キングビンオフセット、

スクラブラジアスが小さいのがわかる。



一般的なFF車のアライメントをさらに煮詰めた感じで

これでトルクステアとキックバックがどれくらい軽減し

ているのかデビュー後のレビューが楽しみ。




まあボディーはかなり進化しているようだし、足回りは

ドイツ・ニュルブルクリンクで徹底的に鍛えられというから

ちょっと期待できるかな。



雪国に住むものとしては、4駆じゃないのが惜しいけど、

とにかく4駆にするとランエボやインプレッサSTIと

事あるごとに比べられるだろう。




もちろんWRCで長い歴史のある彼らにはかなわない

だろうから、あくまで同じ土俵にのらずゴルフGTI等を

ライバルとしてFFに固執しているんだろうね。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クーちゃん | トップ | HTML to PDF Converter »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事