イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

ストックポートから日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。ストックポートってどこ?まずは本文をお読みください。

みんなが嫌がる雨降りがテーマ、観光ホテルの楽しいインテリア、開き直りか、イギリスの冬の風物詩

2018-02-10 21:26:44 | マンチェスター
イギリスの冬といえば、、毎日毎日、雨。

今日は、午後から雪になる可能性もある ということです。

さて、ストックポート日報では、安藤忠雄デザインの「壁」でおなじみ、マンチェスターのタウンセンター、ピカディリー・ガーデンズ Piccadilly gardens のすぐそばの・・・

アイビス・スタイルス・ポートランド・ホテル Ibis Styles Portland Hotel



世界的なホテル・チェーンの アイビス経営の、ファンキーなインテリアで評判をとっている「スタイルス」シリーズのホテルらしいです。
アイビスは、マンチェスターだけでも数軒あります。

日本にも、東京新宿と、大阪、京都にあるらしいですね。

ドアには 「Come in. Let us surprise you. 入って、びっくりしてください」と書いてあります。


カナペー(庇)の上の巨大なサングラス(!)がバカンス気分を盛り上げているのかとおもったら・・・


ガラスのドアのハンドルが、実物大のブーツの形。
  

それも、「ゴム長靴」だというのが中に入ったら判明。

ロビーの天井から下がる、雨傘のディスプレイ・・・。


壁紙が、お天気予報に登場する、気圧線模様なのです。写真をきちんと撮らなかったので、分かりにくいですね・・・


額装してあるプリントはすべて、雨に関係あるものばかり。

壁の間接照明から雨のしずくがたれているのも芸が細かいです。

イギリス人が心底意忌み嫌う、冬の雨!

観光ホテルが その雨をインテリアデザインのモチーフに選んだのは一種の開き直りか、ヤケクソか、それとも、ものすごくファンキーなのでしょうか?

楽しいイメージが満載です!


雨が嫌さに大勢のイギリス人が退職後、スペインやポルトガル、フランス南海岸などの暖かくて雨の少ないEU諸国に移住します。
(EU離脱後は永住権を失った大勢のイギリス人が帰国する、パニックが予想されています。)

オーストラリア、ニュージーランドへの移住希望者も後を絶ちません。

毎日雨、今日も雨、明日も雨!の自嘲ぎみの愚痴は、お決まりの あいさつみたいなものなんです。

外国から来た人に、「イギリスはどう?ああ、好き? じゃあイギリスの天気は?」と天を仰ぐジェスチャーで聞くお決まりの歓迎文句は、2度目3度目からは面白くも何ともありません。

私がイギリスに来たばかりの時は、本当に何人もの(特に年配の)人に言われたものですが、この頃は聞きません。
イギリスに定住してしまった私が言われないだけだからでしょうか。

それとも陳腐で恥ずかしい決まり文句になってきたとか?

「イギリスの雨なんて、大したことはありません。私の国には、梅雨(rainy season)と台風(hurricane)が毎年やって来ます!」と言ってやりましょう。

実際、イギリスでは、雨の中を傘をささずに歩いている人をけっこう見かけます。
日本に比べて、一度に降る雨の量は少ないんです。

子供は、傘をさしません。
風にあおられるし、視界が遮られて危ないからです。雨合羽で装備です。

イギリス紳士の象徴のように思われている長傘を持っているイギリス人も、ほとんどいません。
もっている人がいるとすれば、巨大なゴルフ傘。

傘といえば、折りたたみ。
日本の家庭のように、予備の傘が何本もある、ということもないようです。


そして、「イギリス、雨、冬」といえば、「巨大な水たまり、水浸し、大水・・・」



マンチェスター郊外の、フレッチャー・モス・パーク Frether Moss Parkで。


パーク内の 鉄の溶けだすオレンジ・リバーがあふれ、遊歩道が行き止まり!


あぶない!です。


毎年 この時期、浸水、洪水、決壊といった 雨がらみの深刻な災害のニュースを耳にします。

公園の水浸しぐらいは、行政が取り組んで 何とかならないのか、といつもいつも思うのですが・・・

毎年冬限定で、青い空を写す美しい池が出現する、うちのそばの空き地。


イギリス中いろいろなところで 見られる自然現象、水はけが、悪いんですね。

なかなか悪くない、イギリスの冬の風物詩。

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雨ですか (マンチェスター好き)
2018-02-11 13:31:17
イギリスの冬は雨なんですか。もう雪でも降っているかと想像していました。確かに傘をささずに通りを歩いているイメージがあります。雨の冬は家庭で過ごすんでしょうか。家族でする屋内でのゲームやカードなんかが豊富なんでしょうか。家族の結束が強まりそうなイギリスの冬ですね。

全く関係がない話でよいですか?
そちらに、juggernautと呼ばれる乗り物がありますか?
調べればトラック?のようなものとか。
いえいえ、ただ、ローゼズの歌詞にあるのです。
I could park a juggernaut in your mouth ...
イギリスの人に限られるのかわかりませんが、ローゼズの写真に手の拳を口に詰めたり、レモンやリンゴなんかを口にいれたショットがあるんです。
何か意味があるか知ってますか?しゃべるな、口を閉じろという意味でしょうか。

すみませんが、ずっと気になっています(笑)
よく口になんか詰めるんです(笑)

アメリカではあまりありませんでした。

最近の楽しみはAmazonでイギリス食品を買うことになりました(笑)
 (八幡@若林の弟)
2018-02-11 15:27:33
僕が25年前にロンドンに行ったのは1月でしたが、曇天で済みました。一度も雨にはあわずに済んだと記憶しています。それがどんなに幸運だったか、今思い知りました。

アイビスの雨の装飾は面白いですね。それだけ雨が降るってことですもんね。
シャーロックホームズにしろ、ロビンフットにしろ、イメージは暗くそぼ降る雨のイメージですね。もっともシャーロックホームズには晴天が似合いませんけれど。
雨降り (江里)
2018-02-12 06:36:30
イギリスで、雪はめったに降りません。
今日、降りましたが、積もりませんでした。
たぶん、東京より降雪量は少ないと思います。そう、冬は、雨!本文にも書いたように、日本のようにしゃーっと降ることはあまりなく、しとしとが降ったりやんだり、その合間に晴れ間もあるので、家を出るときに降ってなかったら傘を持たずに出る人が多いんです。
八幡君、ラッキーでしたね!ロンドンで雨に会うのも冬のイギリス体験のひとつでしたが。
着替えもそれほど持ってきていない旅行先で、できれば避けたいですよね。
ジャガノウト (江里)
2018-02-12 07:13:27
マンチェスター好きさん、私もそれがなんだか、知りませんでした!調べました。夫も、上の息子も知っていました。おっしゃる通り、大きなトラックです。主に、ホロのない、2つか3つに分かれて曲がる、長いの。コンテイナー等を搭載する種類のトラックの口語です。(説明悪いですね!)
あと、比喩的な意味では、とめることのできない暴力的な大きな力という意味が、かなり知られているそうです。うちの息子が国語の必修読書本、「ジキル博士とハイド氏」の冒頭に出てきたのを記憶していました。19世紀にはじまった表現で、もとはヒンズー教の神様の乗った山車みたいなものの呼び名です。それが群がる信者をなぎ倒して、ひき潰して、それでも止まらずに進む怖ろしい宗教行事があったんだそうです。
歌詞を読みました。私なりに解釈したのですが、字面どおり、大きなトラックを停めたいでよいのではないでしょうか。観念的な表現の詩だと思います。
僕がこんなに夢中なのに、君は無感覚、無神経、ってことをうたった歌詞ですよね?出てくる言葉、丘の上、都市をさまよう、木に宙ぶらりん、家、鍵その他すべては、メタフォーと解釈してよいはずです。実際は、僕は君と一緒に過ごしているのに心が通じていない、孤独を表現しているんだと思います。大きなトラックでも口にぶち込んで、君の反応を見たいってところじゃないでしょうか。特殊な言葉遣い(詩的でない?)ですが、ほかのききなれた言葉(丘の上にたっているなど)と同等に扱ってよいのでは?
ファンの間ではどんな解釈ですか。
拳を口に詰める表現を、私は目にしたことはないのですが、夫に言わせれば「黙ってろ」イメージが浮かぶということです。そういう決まりきった慣用表現はないということです。曲と関連づけたイメージ写真だとしたら「言論弾圧」のメッセージがあるのでは?
果物も同じかも。

雨の日にやるゲームも昔はあったんでしょうね。今は、子供たちはおしなべて、コンピュータ―ゲームか「スクリーン」(スマートフォン、タブレット)に夢中です。…大人も。

マンチェスター好きさん、アメリカで何を勉強されたんですか。興味があります!
おまけ(拳) (江里)
2018-02-12 07:22:34
拳を口に入れようとするジェスチャーは、「あきれてものが言えない」という表現でもあるそうです。
誰か、バカな(非常識な、笑えないような悲しいバカさ)ことをしたときにやることがあるとか。突然思いついたと夫がやってきて教えてくれました。
よろこび (マンチェスター好き)
2018-02-12 09:31:29
この私の内なる喜びが湧き上がるのが江里さんに伝わるでしょうか。standing hereの歌詞まで調べて頂いて!江里さんの大事なブログ上でとても個人的なことばかり聞いてしまい、ほかの読者の方々にも、本当に申し訳ございません。しかし、長年不思議に思ってきたことが解決を生んでいる今日この頃は、私の人生を変えています。

この歌はローゼズ初期で古いものですが、私の1番好きな曲なんです。なのに1行1行の歌詞は解っても何を言いたいかがわからなかった。悲しかったんです。非常におもしろい歌詞で、なんとお礼を言ってよいのか!

江里さん、ぼっちゃま、だんなさま!ご協力ありがとうございました。イギリス人でないとわからないニュアンスを知っていきたいのです!!


私は若い頃、アメリカのジョージア州に留学しましたが卒業できなかったという、残念な経緯の持ち主です(笑)精神分析学を学んでいました。あまり自慢にはなりませんし英語も南部訛りで、同じマンションに住むアメリカ人には笑われてます(笑)。
ちょっとそんな・・・! (江里)
2018-02-13 08:09:20
マンチェスター好きさん、私の個人的な解釈を偉そうに言ってしまいました!同感してもらえたらうれしいですが、結局、本当の意図は作詞した人に聞かなきゃ、分からないでしょう。本人も多くを語りたくないのでは?聞く人の感性にゆだねてますよね、あの手の歌は。 聞きこんでいるファンの間で、定着した解釈があるのではありませんか。ちゃんと歌を聞いたこともない私のいうことは、こういうふうに考えてる人もいる、程度に聞いてください。

精神分析学!ってすごいです。人間の心理、ちゃんと勉強する機会がなかったのですが実は私も興味を持っている分野です。
わたしがイギリスで勉強したのは、アート。あまり英語が話せなくても何とかなる学科。精神分析学とか文学とか、私がイギリスに来た時の英語力ではとてもとても、太刀打ちできない学科です。
今度、話を聞かせてください。

偉そうついでに、ジャガノウト。ほかの、メタフォーはすべて報われない愛の孤独を表す、使い古された詩的な言葉ですよね。なんで、そこでジャガノウト!?ですが、あれは「北部労働者階級」出身の若い男が作った歌だという強烈なアピールとして選ばれた衝撃的な言葉だと思います。いえ、私見ですが。
ストーンローゼス(タイプするのがめんどくさいので日本語発音でいきましょう)に親しみがわいてきました。ほんとです。

もちろん! (マンチェスター好き)
2018-02-13 12:16:53
江里さんがおっしゃる歌詞を、もちろん鵜呑みには致しませんから御安心を。
おっしゃる通り聴く側がどう解釈するかです。
威張って(笑)言ってくださったジャガノウトの労働者階級うんぬんの解釈、なんだかしっくりきました。彼ららしいなと、スッと納得します。
Rosesはマンチェスターにお住いなら1度は通って(聴いて)おくのは良いことです。解散するしないと騒がれていてもマンチェスターのパブなど?ではRoses特集の夜の催しがあとを経ちません。23日だったか、mainly manchester なるところでRoses特集をするらしく、チケット買いなよとTwitterが出ています。...毎晩行きたい(笑)

だから難しすぎて卒業できなかったわけです(笑)今となっては何がなんでもイギリスに行っとけば良かった(笑)

マンチェスターといったら、ノエル、リアム・ギャラガー兄弟、先日来日したポール・ウェラー、モンキーズのディビージョーンズ(古い)、ハッピーマンデーズ、ニューオーダーなんか、ほんとたくさんいます。

先日、ストックポートグラマースクールのホームページにマニが息子さんと本を読む姿が掲載されていて、マニは元気なんだと確認できて安心した最近です。

江里さんは、はじめの頃日本とイギリスのどんな違いに驚きましたか?おいおい暇な時おしえてください♥
マンチェスター好きさんへ (江里)
2018-02-14 18:44:11
イギリスと日本の違い!来たばかりの頃は、なんせ 何にでも驚いていたのですが、今はイギリスの日常が普通になりました。日本人に知っておいてもらいたい!ということは少しずつ本文で紹介していますが、そうですね、来たばかりの時私が驚いたことは無感覚になっている今、「日本人の目で見たら」の原点に返って、改めて、紹介するのはいいアイデアですね!
マンチェスター好きさんは、英語のウェッブでマンチェスターのニュースを読み込んでおられるんですね。ストックポートグラマーのホームページまで読んでたとは!驚きです。私より、詳しいのでは?と不安になります!
本場のニュースを読んで「これを見てきてほしい、確認してほしい」というようなことがあれば、教えていただけませんか。近ごろ、書くことがマンネリ状態になってきた気がするのです。新しい視点です!

ストックポート日報はバックナンバーも増えてきたので、日本人が興味を持つトップヒット キーワードで検索して見つけられることが多くなっています。フィッシュ&チップスとか ロンドンのことです。バース記事もいまだに読まれています。ハリーポッターとかビートルズという言葉をつかうと閲覧数があがります!もちろん、私たち世代の日本人女性に、目が眩むほどの人気があるコッツウォルズと、アフタヌーン・ティーについて書くと、閲覧ヒット間違いなしなのですが、イギリスの「リアル」な生活と程遠い!それらのことを書いて閲覧数稼ぎをするつもりはありません。ハリーポッタ―ワールドやマンチェスターユナイテッド、ピーターラビット、ケイト妃もハードルが高いです・・・。
日本人が読みたがる!!!!!それでいて妥協しない話題探しに実は苦心しているんです。
マンチェスター好きさんのご意見はとても参考になります。これからも協力をおねがいしますね!

上の息子はストーンローゼスのファンでした!!!!近ごろの子はスマートフォンで静かに音楽を聴くので、何が好きなんだかさっぱりわかりません。すべてダウンロードしているそうです。きのう日本人はイギリスのロックが好きかという質問をされて、マンチェスター好きさんの話を私がしたときに、ぽろっと出てきました。「僕も好きだよ、ストーンローズィス」
数日前、ジャガノウトって知ってる?と異常な質問をしたのにもかかわらず、「なぜ、そんなこと聞く?」という聞き返しがなかったので、この事実を知るのに数日かかりました。そんな歌詞があるなんて知らなかったそうですよ。そんなに深く歌詞を読みこんで聞く人はあまりいないようです。CDを買う人もあまりいないみたいだし。みんなダウンロードですよね。あ、イギリスのCD には歌詞がついてないことが多いですね。どうしてでしょう?

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