大手スーパー、セインズベリーでセールだったので、買いました。バノフィー・パイ banofee pie 。
470グラム(4人前)で£ 3-50が、£2-00 にまで下がっていました。お買い得です。その日のうちに食べたほうがいいでしょう。(賞味期限は、7月2日。まだ一切れ残っていますが)
新しいものなら冷蔵庫で3日ぐらい保ちます。
私はイギリスに来るまで、聞いたこともなかったのですが、びっくり!日本でも「イギリスのケーキ」として人気だそうですね!
日本語レシピもいっぱいウェッブサイトで見つかりました。
さすがにインターネット時代、世界は狭くなったものです!
英語では、ノを高く発音します。「バノフィ、パーイ」。
日本語風の発音(聞いたことはありませんが、予想できます)では通じにくいかもしれません。
これほど起源のはっきりしている、人気ケーキも珍しいでしょう。
1971年、イギリスのイースト・サセックスのジェヴィントン Jevingtonという町にある、ハングリー・モンク Hungry Monk というレストランの二人のシェフが発明したんだそうです。
バナナとトフィ―が使われているので、バノフィー・パイと分かりやすく命名されました。
焼かない、冷蔵庫で冷やして固めるパイ。製法はチーズケーキと似ています。
細かく砕いたダイジェスティブ・ビスケットをバターで練って固めた土台に、細かく切り刻んだバナナと、トフィ―を一緒に煮込んだネトネトのペーストがのっています。
その上にかたく泡立てた「ダブル・クリーム」(あわだてたものはウィップト・クリームと言います。日本では生クリームといっていますね)をのせて、チョコレートのカンナクズを散らすのが一般的。
さて、このスーパーの出来合いのも、私が何回かパブのデザートで食べたものも、また、高齢者施設で働いていた時に食堂で食べたものも、中味はこのバナナがトフィーとミックスされたねっとりあまいペースト(バナナ風味のトフィ―)。
また、イギリス料理のお料理ウェッブサイトでいちばん権威がある、と私が勝手に信じている「 BBC Food 」のレシピのバノフィーもこのタイプ。
バノフィ―とは、そういうものだ、と思っていました。
ところが、参考に見てみた、たくさんの日本語のお料理レシピのウェッブサイトでは、どれもバナナの輪切りを敷き詰めた上にトフィ―を厚くのせた、層になったバノフィーを紹介しています。
素材の味をしっかり味わう、日本好みの1バージョンでしょうか?
英語のレシピもいろいろ見てみました。
アメリカのエヴァポレーテッド・ミルク(無糖練乳)のトップメーカー、カーネーションが発表しているレシピでは、輪切りのバナナを敷き詰めて、自社製のエヴァポレート・ミルクを使って作ったトフィ―を上に塗るよう、日本で知られたレシピと同様なことが書かれています。
他にも輪切りバナナを敷き詰める、あるいは上に散らす日本で知られている、「バナナとトフィ―が別々バージョン」を紹介するイギリス版レシピがいくつか見つかりました。
結論:どっちが正統、ということはないようです!要するにバナナとトフィ―がどっちも入っていたらバノフィー・パイと言ってよし!
べたべたトフィーの作り方です。めんどくさそうです。
バターで炒めた大量の砂糖を、水分を蒸発させてとろとろになったコンデンスト・ミルクを少しずつ注いでとろ火でかき混ぜながら長時間煮る。キャラメルのような甘い香りがただよい始めたら、出来上がり。
(エヴァポレーテッドは砂糖なし。コンデンストは、砂糖入り、どっちも水分を蒸発させて作った、とろみのあるミルクです。イギリスのレシピではコンデンストをつかうのが一般的なようです)
強烈に甘いです。
おいしいです。
私は日本のケーキには欠かせない泡立てたクリーム(生クリーム)はあまり好きではないのですが、バノフィー・パイの、バナナ風味のトフィーの強烈な甘さを調和する役割が確かにあることを認めないわけにはいきません。
「イギリスらしい」お菓子です!
日本でも作って食べている人は多いようですが、イギリスに来られる機会があれば、本場のものをおためしください。
観光地などのティールームで出しているところは多いはずですよ。
↓↓↓画像を応援クリックしてください。はい、ありがとう。
470グラム(4人前)で£ 3-50が、£2-00 にまで下がっていました。お買い得です。その日のうちに食べたほうがいいでしょう。(賞味期限は、7月2日。まだ一切れ残っていますが)
新しいものなら冷蔵庫で3日ぐらい保ちます。
私はイギリスに来るまで、聞いたこともなかったのですが、びっくり!日本でも「イギリスのケーキ」として人気だそうですね!
日本語レシピもいっぱいウェッブサイトで見つかりました。
さすがにインターネット時代、世界は狭くなったものです!
英語では、ノを高く発音します。「バノフィ、パーイ」。
日本語風の発音(聞いたことはありませんが、予想できます)では通じにくいかもしれません。
これほど起源のはっきりしている、人気ケーキも珍しいでしょう。
1971年、イギリスのイースト・サセックスのジェヴィントン Jevingtonという町にある、ハングリー・モンク Hungry Monk というレストランの二人のシェフが発明したんだそうです。
バナナとトフィ―が使われているので、バノフィー・パイと分かりやすく命名されました。
焼かない、冷蔵庫で冷やして固めるパイ。製法はチーズケーキと似ています。
細かく砕いたダイジェスティブ・ビスケットをバターで練って固めた土台に、細かく切り刻んだバナナと、トフィ―を一緒に煮込んだネトネトのペーストがのっています。
その上にかたく泡立てた「ダブル・クリーム」(あわだてたものはウィップト・クリームと言います。日本では生クリームといっていますね)をのせて、チョコレートのカンナクズを散らすのが一般的。
さて、このスーパーの出来合いのも、私が何回かパブのデザートで食べたものも、また、高齢者施設で働いていた時に食堂で食べたものも、中味はこのバナナがトフィーとミックスされたねっとりあまいペースト(バナナ風味のトフィ―)。
また、イギリス料理のお料理ウェッブサイトでいちばん権威がある、と私が勝手に信じている「 BBC Food 」のレシピのバノフィーもこのタイプ。
バノフィ―とは、そういうものだ、と思っていました。
ところが、参考に見てみた、たくさんの日本語のお料理レシピのウェッブサイトでは、どれもバナナの輪切りを敷き詰めた上にトフィ―を厚くのせた、層になったバノフィーを紹介しています。
素材の味をしっかり味わう、日本好みの1バージョンでしょうか?
英語のレシピもいろいろ見てみました。
アメリカのエヴァポレーテッド・ミルク(無糖練乳)のトップメーカー、カーネーションが発表しているレシピでは、輪切りのバナナを敷き詰めて、自社製のエヴァポレート・ミルクを使って作ったトフィ―を上に塗るよう、日本で知られたレシピと同様なことが書かれています。
他にも輪切りバナナを敷き詰める、あるいは上に散らす日本で知られている、「バナナとトフィ―が別々バージョン」を紹介するイギリス版レシピがいくつか見つかりました。
結論:どっちが正統、ということはないようです!要するにバナナとトフィ―がどっちも入っていたらバノフィー・パイと言ってよし!
べたべたトフィーの作り方です。めんどくさそうです。
バターで炒めた大量の砂糖を、水分を蒸発させてとろとろになったコンデンスト・ミルクを少しずつ注いでとろ火でかき混ぜながら長時間煮る。キャラメルのような甘い香りがただよい始めたら、出来上がり。
(エヴァポレーテッドは砂糖なし。コンデンストは、砂糖入り、どっちも水分を蒸発させて作った、とろみのあるミルクです。イギリスのレシピではコンデンストをつかうのが一般的なようです)
強烈に甘いです。
おいしいです。
私は日本のケーキには欠かせない泡立てたクリーム(生クリーム)はあまり好きではないのですが、バノフィー・パイの、バナナ風味のトフィーの強烈な甘さを調和する役割が確かにあることを認めないわけにはいきません。
「イギリスらしい」お菓子です!
日本でも作って食べている人は多いようですが、イギリスに来られる機会があれば、本場のものをおためしください。
観光地などのティールームで出しているところは多いはずですよ。
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糖質制限しているスイーツ王子なんてあったもんじゃ無い気もしますが…。
これはきっと先日のレイジーデイジーベーカリーにもありそうですね。
日本ではきっと「ノ」は小さく言いそうですよね。
ちょっとくどそう・・・。
あんまり見たことないような・・・。
たぶん、バノフィーパイという名前だとわからないので、
別な名前になってるんでしょうねぇ。
スイーツ王子??
スイーツ親方でなくてよかったですね。
スイーツ王子のご称号は存じ上げませんでしたが、殿下の甘いものへの強烈なこだわりは推察いたしておりました。糖質制限のつらさはお察し申し上げます。
もっと早くお返事したつもりなのですが、投稿されてなかったみたいですね~失礼しました。もう一度・・・。