イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

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パリの古い建物にも、動物がいっぱい棲んでいる! パリ、その8

2017-09-14 09:00:00 | 古い建物に棲む動物をさがす
パリ番外編、その2・・・建物につく、動物たち・・・

実は、とてつもなく たくさん見かけました!

ライオンは、王室の紋章にも登場するイギリスのナショナル・マスコット。
ストックポート日報の「古い建物に棲む動物をさがすカテゴリー」でも、もう おなじみですが パリでも とても たくさん見かけました。

ナポレオン王朝風ドアノッカー。


口にくわえているのはヘビ。

同じ時代のものでしょうか、パリのいろいろな地域で同じデザインのものをたくさん見かけました。
豪華絢爛。イギリスでも(そしてなぜか日本でも!)よく見かけるのですが、顔面の表現がこんなに凝っているのは見たことがありません。

滞在した、義理の妹のアパルトマンのあるエリアの最寄 地下鉄駅、ヴィクトル・ユーゴー駅 Le Métro Victor Hugo の入り口そばにある、カフェ上階の飾り・・・


イギリスでも見たことのない正面直立のライオン像。


写真を拡大してみて気がつきました。お辞儀の姿勢で「両手」をおへその位置にそろえて立っているように下からは見えたのですが、違います。前に垂れているのは、アカンサスの葉で作ったフェストゥ―ン(花綱)飾りみたいですね・・・前脚でないことは確かです。

翼まではえているし、ギリシャ神話がらみ のテーマなのかもしれません。

去年イギリスから引っ越してきたイギリス人の甥が「なんでこんなもの撮るの、珍しくないじゃん!?」と言いました。
いえ、珍しいです。少なくともイギリスでは見ません!そう言って甥を納得させました。

パリの街並みには、ギリシャ神話がらみ(?)と思われる、建物の装飾がよく似合います。実際、とてもたくさん見かけました。

たとえば、これ。



シテ島 Île de la Cité で見かけた、古代ギリシャ風イルカ。

きれいに修復され続けている、世界遺産指定地域の古いアパルトマンの水樋。


ルーブル美術館 Musée du Louvre の、古代ローマの彫刻が窓際にずらっと陳列されている回廊風の展示室の柱の柱頭。


「コリント様式( ごちゃごちゃした葉っぱ飾りが特徴 ) 」かな、と思ったら、オスヤギに、サボテン!! マツの葉にマツボックリ、とルーブルのオリジナル作でした!

たくさんあった柱頭が全部違うデザイン!という手の込み方。クマや雄牛もありました。ライオンは・・・あったかな?

たしか、シュリ―館だったと思います。
いつか戻る機会があったら、じっくり見てみたいです。


植物園のそばで見かけた、雄牛の頭の並ぶ、「モニュメント」。



これは、地上に出ている地下鉄の駅の柱に見かけた、星座十二宮、のようです。


水瓶座、魚座、牡羊座、牡牛座の4星座しか見えませんが、ほかの柱を見て回ったら、4つずつ他の8つの星座のシンボルが見られたかもしれません。


植物園の中にある、付属の動物園のネコ科の動物館、「入口」


アールデコ調の素晴らしい浮彫が上に取り付けられています。

題材が、「原住民に捕獲された ヒョウかチーターかなにか」であるところに疑問もありますが・・・

内部。


ぐるっと回っておしまいには「出口」があります。

1920年代の終わりから、30年代にかけて建てられたと思われる、美しいアール・デコ様式の建物です。
内部の檻の中には動物はいませんでした。

動物たちは外の囲いに出て、暑さでだれていました。

180種類の動物が1,200匹いる、というこの植物園付属動物園 Ménagerie du Jardin des Plantes は、小ぢんまりした、親しみやすいつくりです。

1793年、フランス革命の際、王室や貴族からエキゾチックな動物を没収して 一般公開し始めたのが起源という、世界で2番目に古い動物園だそうです。

ゾウもキリンもライオンもゴリラもトラもいない、小規模な動物園です。
19世紀から20世紀の初頭に建てられた獣舎がほとんどすべて使われている、景観の美しく整った動物園です。
といっても、檻の向こうの狭いコンクリート床に動物が押し込められている伝統的な動物園と違って、広めの屋外運動施設が新設された、近代的な動物園でもあります。

植物園の、動物園がそばにあるのとは反対側の門を出たところにあった、噴水の彫刻。


これもギリシャ神話由来だと勝手に解釈します。

遠くてよく見えないのですが、女神とライオンの足下には、ワニやオットセイ(?)の他に、得体のしれない怪物たちの姿が彫刻されています。

下の部分が、ヘビかトカゲかよくわからない爬虫類の口から水が流れ出す仕掛けになっています。


イギリスの古い建物にもよく見られる、伝説上の怪物も実にたくさん、見かけました!




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4 コメント

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ドアノック (八幡@やんやーやマクビティーズ)
2017-09-14 15:36:10
僕の小学生の頃の友達の家にもありました。
もちろん豪邸などではなく、サラリーマンが無理して買った土地付き建売住宅でしたが。
しかもこんなカッコイイのではなく、なんとなくライオンかな?という顔にノッカーが付いている程度。
それでも友人宅は愛着を持っていたんでしょうね。
日本のライオンノッカー (江里)
2017-09-14 21:41:03
私も小学校の時、いくつも見た記憶があるのでわざわざ日本でも、と書きいれました。いずれも小さな建て売り住宅。オプションでつけたみたいです。イギリスで見るのは豪邸ではなくても、時代がかった重厚なドアについていることが多いです。こんな立派なのはみかけません。瀟洒な都市アパルトマンの一階の大きな共有ドアについていました。とびきりピカピカのを選んで写真に撮った。今は各戸に通じるインターフォンが一階についているのでドアノッカーはただの飾りみたいです。昔はゴンゴンやると制服を着た門番(コンシエルジェ)が開けてくれたんでしょうね。
細かい観察 (Sandy)
2017-09-15 01:45:31
これまたいつもの通り他人と違った視点の細かい観察で素晴らしい。
よくみてますね。こういう記事大好きです。ライオンの立ち姿 気をつけ!姿勢おもしろい。
引き続き一風変わったパリの記事を楽しみにしています。
あら、コメントがたくさん来てると思ったら・・・ (江里)
2017-09-16 06:43:16
はいはい、消しときます。
いつも読んで下さってありがとうございます。
もうそろそろ、パリにも飽きてきたところでしょう。ここらへんで最終回にするつもりです。
少しまだ、写真が残っているので、そのうち番外編で戻ってくるかもしれません。ってロンドンの時にも書きましたね。そのうち・・・

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