イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

暑苦しい!シーツー、飼い主のプロの理容師も手が出せない特殊技術のいるカット。中国の抱き犬、日本ではシーズー

2017年06月27日 09時00分00秒 | 英国のイヌ
久しぶりに「イギリスの犬」!

日本ではシーズーと言っていますね。英語ではシーツー Shih Tzu。「ツゥ」の部分を「鶴」のようなイントネーションで発音します。
中国語っぽく聞こえます。中国原産。



はやりすたれのない、いつでも誰かが飼っている、イギリスでは人気の犬種です。

実は私はこれが日本にいたときにもよく見た、「シーズー」のことだとかなり長いこと気が付きませんでした。発音の違いとトリミングのせいで!

ウェッブサイトを見てみたら日本では、いま、顔面坊主刈りにしてまん丸顔にするのが主流だそうですね。
私が子供の頃、日本でシーズー犬といえば、全身サラサラの長髪で前髪をかわいいピンか、リボンでとめる女の子っぽいスタイルがおなじみだったはずです。

イギリスでは、昔から、ずっと、このラフなスタイルが主流です。

「シーツー」というのは、こんな毛並みなんだとずっと思ってたんですが、カットしてこんなふうに見えるんだとわかったのは最近です。



近所の理髪店の人気もの、招き犬。

昨日、屋内はけっこう暑く、バターのように床に溶けかけている態勢だったのを写真に撮りたかったのですが・・・カメラを向けたら立っちゃいました。
とにかく暑そうで、そこらにあるバリカンをとって、ガリガリ毛を刈ってやりたい衝動に駆られました。


女性が経営する理容室。

こののオスカーはたいていマミーと一緒に出勤してきています。

オスカーの散髪はプロのドッグトリマーにお任せだそうです。
シーツーには、長く伸びる、外毛と、下生えの2層の毛(!)が生えるので、トリミングには特別の道具と技術がいるんだと理容師さんが説明してくれました。


どっちが前だか後ろだか、分からない。


…いや、分かりますね。

毛が伸びたままだと多分わからないでしょう。

シーツーは先天的に眼病になりやすい犬種だそうです。
毛が眼球に触れると炎症を起こしやすくなるので、スタイリングが欠かせないそうです。

・・・厄介ですね。

↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。


コメント (2)
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