ネクスト・ソサエティ ―

2006-06-23 23:19:09 | Book
ドラッカーは名前は知っていたが、読んだのは初めて。

2002年に出版された物だが、少子化が問題になること、知的労働者は賃金よりやりがいを重視する、正社員以外の労働形態が増えるなど、当時としては、かなり鋭い分析をしており、官僚制がどこの国でも機能しない、各国ごとの問題点の分析などは、今読んでも十分通用する。

アメリカ型の格差社会に対する批判も非常に説得力があり、もっと早く読んでおくべき本だった。既に故人となったため、新作を読めないのが残念。

ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる
P・F・ドラッカー 上田 惇生
ダイヤモンド社 (2002/05/24)
売り上げランキング: 17,678
おすすめ度の平均: 4.24
4 「金持ち」に走らない高いモラルの本
4 論文の寄せ集め
4 副題がよけいかも。


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 皇女セルマの遺言 | トップ | Endeavor NA701 購入 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Book」カテゴリの最新記事