ポルトの街から北へ約230km、バスで約3時間、巡礼者の聖地サンチャゴ・デ・コンポステーラに到着。巡礼者とはいえぬ観光客。市街を散策しながらアラメダ公園へ。高台から大聖堂を眺めました。修復中です。
公園の入口
大聖堂の正面、オブラロイド広場。大きな建物は市役所。聖堂の前には、巡礼のシンボル、帆立貝が彫り込まれた石畳が、多くの人に踏まれて擦り減っていました。
大聖堂の正面
オブラロイド広場は、この時間、閑散としていましたが、大聖堂見学のあとで来たときは、幾組かの巡礼者が訪れていて、無事に到着したことを喜び合っていました。
祭壇
パイプオルガン
修道院の中庭
中庭から尖塔を見ています。
大聖堂の後ろ壁面
サンチャゴ・デ・コンポステーラ大学のTシャツを売っていました。
ポルトから往復した高速道路からの風景は、これまで見たヨーロッパの国々の景観とは少し違っていました。イタリアやドイツでは、広々とした牧草地、畑作地が広がり、その外れに集落があって、中央には必ず高い尖塔を持った教会がありありました。スペインでは、オリーブの木が遠くまで延々と続いて見えました。ここポルトガルでは、両側に針葉樹の林があり、その中に広葉樹の紅葉が見えて、どことなく日本の風景に似ていました。
今日はもう一晩ポルトに泊まって、明日はポルト市街を見学してからブサコに向かいます。