Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

三省堂書店の書籍配送サービスにちょっと驚く。

2006-11-08 21:14:57 | 
最近、どこかへ移動する合間に本屋で本探しすることが増えてきた。
時間があればゆっくりと・・・と行きたいところだが、自分が探している本が見つからないこともまた多くなった。

それだけマニアックな本を探すようになったという自覚は持っているものの、かかる状況は決して面白いものではない。
勢い、ネット書店に頼ることが増えているが、今回は取り扱っている本が見つかった名古屋三省堂書店に二冊注文してみることにした。

元々数が出ている本なので、入荷まで一月かかることは覚悟していたが、予想を裏切って二週間ちょっとで書籍便が届いた。
さっそく封を開けてみる。

中身に驚いた。
二冊がしっかり包装紙にくるまれている。
しかも本の大きさに合わせ、テープ止めというのが泣かせる。
まるでギフトをもらった気分になる。
個人的にはこちらの方に好感が持てた。
白地に赤文字の「BOOKS SANSEIDO」の文字が華やかだ。
如何にも「老舗」ということを強く意識させられる。
送り先は名古屋三省堂書店ではなく、東京神田の「ブックサイト三省堂」から。
ネット注文だから発送先にあまり拘る必要はないけれど、発注先と発送先が違うのは少々妙な感じだ。

話は変わるが、同じネット書店でも本をビニールでくるむAmazonのビニールパックとはえらい違いだ。
ただ、逆に言えば三省堂書店の包装紙だと防水面が気になるので、その辺りを考えてAmazonはビニールパックを選択しているのだろう。
明らかに手間はこちらの方がかからない。

いずれにしても、両者の手法はともかくとして配送時の包装一つ取っても店の個性は出る。
それはネットの時代になっても変わらないことがよくわかった。

追記:
今回買った本は次の二冊。
「詳説 電車の基本構造1」若林勝 SHIN企画
「写真でつづる静岡鉄道駿遠線-日本一の軽便鉄道-」阿形昭 静岡新聞社
当初の予想では前者の方が入ってこないだろうと考えていたが、実際は逆の結果となった。小さな出版社の方が注文に柔軟に対応してくれているということだろう。


最新の画像もっと見る