to the mountain

いつもハイボールを飲みながら書いています。ただの酔いどれ日記です。

トムラウシ山(天人峡から) 2017年2月10日

2017年02月12日 | 山スキー

ここ最近,休みのはずの土曜が,木曜になって急遽仕事になることが続いていた。
しかも,割と天気のいい土曜だったのにだ。
そこで,積もり積もった鬱憤を晴らすために休暇をぶち込んでみたら,見事にTHEDAYに当たった。
やってられないから金曜は休みにしようと言い出した上司にガチ感謝。

パクには休暇を取ることを前もって伝えていた。
すると,パクも僕に合わせて休暇を取ってくれた。
持つべきものは友だ。
そんな訳で,2人で前から行こう行こうと言っていた天人峡からトムラウシに行ってきた。

パクを迎えに行くのはいいが,いかんせん久しぶり。
普通にパクの家をスルーしてしまい,Uターンして戻るはめに(笑)
天人峡までは高速も下道も乾燥路面であっという間に着いた。
駐車するのは当然「思い出の駐車帯」。
ポンクワウンナイ,クワウンナイ,沼ノ原の時もお世話になった。
この駐車帯には街灯があるから,ヘッデンなしで準備できるのがありがたい。
ちなみに,夏はアスファルトだから撤収時に濡れた物を広げておけばすぐに乾いてすこぶる快適だ。

駐車帯近くに林道入口からスタート。
今日は満月でヘッデン要らねんじゃねってくらいに明るい。
おまけに風がなく,恐ろしく静かだ。
パクと僕が雪を踏む音だけが聞こえる。
僕が先を歩いていると,板の先端のほんの少し前から,いきなり鳥が雪を舞い上げ,バサバサと音を立て飛び立っていった。
マジでビビって悲鳴を上げる僕。
しっこちょっとちびったよ・・・。
今日の出発時の気温は-12度。
だから,想像だけど,雪の中は比較的暖かいから,鳥も雪に潜って寝ていたのではないろうか。
だとすると,起こしてしまってすまぬ。

歩いていると,満月に照らされて旭岳が見えた。
夜中に遠くの山が見えるって,満月スゲー。
第一公園手前の壁の,あとほんの数メートルはスキーでは上がれなかったからツボで。
板はバケツリレーで上げた。
壁を登ると空が明るくなってきたから,ヘッデンはお役御免。
薄暗い第一公園を歩く。


雪をかぶった針葉樹と色を取り戻しつつある空が素敵。


小化雲はまだまだ遠い。
無風無音の雪原をひたすら歩く。


朝日に照らされる旭岳。


小化雲が近くなった辺りでしばし休憩。
大雪丸見え。


化雲までのトラバースは鬼だった。
雪はガリガリで板が滑り,慎重にやらないとどんどん下ってしまう。
ここで予想外のタイムロスでボンボクラ。
予定よりも時間が押していたこともあって,潔く化雲ピークをすっ飛ばすことにした。
そして,板もヒサゴのコルでお留守番してもらうことにした。

板を担がないと荷が軽くてすこぶる楽だ。
まるで羽が生えたかのように体が軽い。
そんな訳でもうすっかり楽勝モード。
登り返しだなんだと細かいことは気にせず,トムラウシに向かって一直線。


ロックガーデンを登る。
羊蹄の登りに比べると,こんなものは赤子も同然。


北沼に立つ僕とトム。


パクは北からトムラウシに登るのは初めてとのこと。


ピークにて。


ピークは少し風が吹いていたけど,騒ぐほどではない。
しかも,今日は,元旦は雲の下で見えなかった暑寒別まで見えている。
ゆっくりしたかったけどそんな時間はない。
明日もあるからさっさと帰ろう。
ロックガーデンを駆け下りるパク。


ヒサゴのコルから小化雲までは,往路でトラバースで苦労したから下を適当に歩いて行って雪の柔らかそうなとこから登ろうと思ったけど,そんなところはなかった。
残念。
仕方ないから適当なとこから登ってまたトラバース・・・。
小化雲を過ぎるとトムラウシともお別れ。
さらばだ。


かかとを固定した後は一気に下る。
第二公園くらいまで雪は固かったけど,その後は問題なく自動運転。
夏にここを下るたびに,冬の天気のいい日にここを自動運転で下りたいなーなんて話していたから,それが実現して感無量。
しかも,この景色を見ながらの自動運転,めちゃめちゃ楽しかった。


第一公園下の壁の辺りでちょっとだけ滑りを楽しむ。


樹林帯のカニでの登り返しは修行としか言いようがない。
でも,最後の駐車帯に向かってのショートカット滑降は雪もよく予想外に楽しかった。
バックルをきちんと締めて滑ればよかったと後悔したくらい。
パクもヒャッハー連発のたまらんち。
最後の最後にきちんとご褒美まで用意されていて最高の一日だった。
ヤーマン。

ここ2週間,山はお休みしていた。
厳冬期なのに2週も山に行かないなんて,山スキーヤーとして引退を表明したのも同然。
だから現役復帰戦のつもりでモチ満タン,気合を入れて挑んできた。
今シーズンは羊蹄ばかりで長い距離を歩いていなかったりと不安要素がないわけではなかったが,杞憂だった。
疲れはしたけど完全燃焼には至らなかった。
スキーシーズンに完全燃焼が1度もないなんて寂しいから,1回くらいは燃え尽きたいなー。
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