to the mountain

いつもハイボールを飲みながら書いています。ただの酔いどれ日記です。

美瑛富士 2017年3月20日

2017年03月20日 | 山スキー

昨晩は思い出の焼き鳥屋で飲んだ。
パクとサシ飲みするのは1年ぶりだろうか?
お店は場所を移転していて広くなっていたけど,焼き鳥は昔の方がおいしかったかな。
人は時間が経つにつれて記憶をプラス方向に補正するクセがある。
この店の焼き鳥が絶品だったっていう今の僕の記憶は,そうやって補正した後の記憶なのだろうか。
とはいいつつも焼き鳥ももつ煮もうまかったっす。


ホテルではぐっすり寝た。
起きてすぐにカップ麺を食ってから出発。
道路は舗装が出ていて運転しやすかった。
白金に着いてみると,大雪少年の家から先は一般車侵入禁止とのこと。
除雪はきれいにされていて,涸沢林道入口付近で工事をやっているみたいだった。
そんな訳で大雪少年の家の辺りに車を停めて出発。
今日の風予報はやばい。
午前6時,2000mで風速19m。
生半可な気持ちではピークにはたどり着けない。
でも出発時は風の音もなくて静かだった。
僕は超絶眠たかった。
歩きながら寝そうになるのを堪えるのが大変だった。
早く明るくなってくれと思いながら眠気に耐えた。

スタートが遅い時間のせいもあって明るくなるのは早かった。
助かった。
今日こそカリカリの修行登山じゃないかと思ったけど,普通に雪が積もっていて帰りが楽しみだ。
明るくなるころには針葉樹林帯。
毎回書いてるかもしれないが,僕は雪をまとった針葉樹が好きだ。


今日は間違っても晴れない。
ガスの中,暴風に耐えてピークを踏む覚悟で来た。
撤退などするつもりもなかった。
だけど,ガスり始めると一応はがっかりするのである。


この後ガスはどんどん濃くなり,ホワイトアウトに。
数m先も見えないくらいのガチホワイトアウトだった。


標高を上げると風が強くなってきた。
辺り一面真っ白けっけなのは相変わらず。
「山登りって何が楽しいんだっけ?」みたいなことを思い始めた時,辺りが急に明るくなった。
パクが何やら歓声を上げている。
何事かと思って顔を上げてみると,なんと青空やんけ!


これはもうヤーマンと叫ばずにはいられなかった。
ホワイトアウトのおかげで低かった僕らのテンションは赤丸急上昇。
がぜんやる気が出てきたぜ!


美瑛富士の台地に出るとまぁ風が強かった。
だけど想像していたよりも弱くて安心した。


山頂標識はかろうじて奥に見えているポコです。


予想以下の風といえども,なかなか手ごわい。
板を履いたままだから,風に煽られるとシールを付けた板が勝手に滑り出して面倒臭い。
アイゼン履いたとしても,板を担ぐのは無理だっただろう。


板を履いたままピークまで行けた。
ピークで暴風に耐えながら。


岩陰で滑降準備。
ガリガリをトラバって,シュカブラを粉砕しながらなんとか滑る。
岩の上に薄っすら雪が積もっていて見分けがつかないから何回も岩の上を滑った。
下山後に見てみると,僕の板の滑走面はひどいもんだった。


雪が柔らかくなると快適だった。
絶景の見える美瑛富士スキー場を下るパク。


小さなギャップのおかげで雪面を離れる僕。
なんかいいんでないかい(笑)


十勝岳が陰から見守ってくれてますよ。


樹林帯入口から見る美瑛富士。


樹林帯はトレースを下った。
天気もいいし,針葉樹の樹林帯を滑るのはすごく気持ちよかった。
涸沢林道は実は登り返すところがあるんだけど,おパク様が登りでそこをうまくやってくれていたおかげで今日は登り返しなしでフィニッシュ。
実にエレガントだった。
青空の下,まっすぐ伸びる気持ちいい林道。


最後は板を担いで道路を歩く。
お疲れ様。


下山したのはまだ午前9時。
どこも日帰り入浴なんてやってないよってことで,ちょっと遠回りだけど占冠の湯の沢温泉へ。
今日の一番風呂は僕で脱衣所と浴室の電気をONして入浴。
お湯は熱め,サウナあり,水風呂は殺人的な冷たさ,こじんまりしていていつも人がいない。
この温泉,マジで近所にほしいっす。
ここまでくればメシは占冠物産館。
500円のこの塩ラーメンはマジでうまい。
今日はカレーもセットにしたけど,カレーは欧風な感じでこれもなかなかうまかった。
ちなみにラーメンセットは800円也。

昨日は地獄,今日は風が強いって感じで,行動時間は短いけどなかなかタフな2日間だった。
だけど,最後に「山のカムイ」は僕らを見捨てなかった。
今日は暗闇からのガスからの晴れで,とてもドラマチックな展開だった。
滑りも相当よかった。

僕は来週末は山はお休みだから,次回はもう4月。
ってことで,アルマダ先生は今シーズンの営業を終えた。
山スキーに行くのもあと数回。
がんばろう。
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