トミーのブログ

園芸研究家(園芸家) 富山昌克(トミー)が日々に感じたことや書き留めておきたいこと。

デンドロビウム熟考論

2017年02月13日 17時35分12秒 | トミーのひとりごと
デンドロビウム属はラン科植物のなかで2番目に大きな属。

コレクションするのには、愉しい属。

冬越しにおいて、比較的低温に強い原種がたくさんある。

当然、栽培しにくいものも数多く存在する。

デンファレのように、めちゃめちゃ寒がるもの。

カスバートソニーのように、暑がるもの。


だから愉しい。


ラン展って、デンドロ展じゃないの?って思わせるくらい販売されていた時代もある。

株姿も案外小ぶりなものが多く、持って帰りやすい。

「小ぶり」っていうのがキーワードなんだろう。


強健なものを選べば、案外何十年も庭と窓辺で栽培できる優れもの。

日本原産のセッコクもデンドロビウム属だから、栽培が容易なイメージを抱いてしまうかたも多い。

デンドロビウムの原種が花屋さんで販売されることはあまりないが、

昭和の頃はノビルタイプの園芸品種が花屋さんで販売されていた。

しかし近年、花屋さんでの売り場をミディコチョウランに奪われてしまった感がある。

花持ちの面で、コチョウランに勝てなかったのが敗因かもしれない。

いまから15年前ほど、某花市場の社長さんが、「デンドロビウムをマスコミにもっと出すことができないだろうか?」と真剣な表情で相談してくださったことがあった。

デンドロ生産者がたいへんな状態になっているので、いい意味でデンドロビウムの魅力を世間に伝えてほしいとのことだった。


小生も頑張った。

植え替えの方法、花芽分化の話、肥料の与え方、光の当て方などなど。

しかし
時代の流れに逆らえきれず…

生産量が減少していっているらしい。

デンドロビウムって

本当に愉しいラン科植物なのに。
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