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福田内閣の自虐外交(2) ― テロ特措法に見える自虐性

2007-10-16 16:04:32 | 日米関係

■テロ特措法の期限延長問題は国際貢献の観点から語られる場合が多いが、本質は対米従属でしかなく。国際貢献という言葉でその惨めな本質を覆い隠しているだけである。何があろうともアメリカに付き従う姿勢は「自虐外交」というにふさわしいものだ。

■この「国際貢献」を語るうえにおいて、よく出てくるのが「感謝されなかった論」である。これは湾岸戦争時における日本が130億ドルを支援したにもかかわらず感謝されなかったことを失敗例として語る姿勢であり、そうであるからもっと軍事力による貢献をしなければならないと結論付ける言説である。

湾岸戦争時の「感謝されなかった論」は、中国から批判される原因について「中国に対して無償供与や貸付が足らないから日本が批判されるのであるから、もっと増額すべきである。」といっているようなもので、自らの貢献を自虐的に矮小化して評価している。

■私がよく見るブログ「右派系政治勢力研究会」には、この「感謝されなかった論」を展開する読売・産経新聞に対して、彼らがよく語る「自虐」そのものではないかと批判しているが、まったくその通りである。

私も以前に「安倍氏の政権公約 (3)―世界に果たす役割について」において、このクウェート政府の対応を ―責められる筋合いは無い。― としたが、自虐的とまでは気付かなかった。確かに言われてみれば彼らが言うところの「自虐」そのものである。

■この貢献すれば報われると妄信する姿勢は異常としか言いようがない。アメリカに盲従すれば必ず報われるなど有り得ないことである。北朝鮮問題・国連の常任理事国入り等において日本に何かしらの配慮があったとは言いがたく、そこに「感謝」の念など微塵もないのである。

外交における国益を最大化するには盲従ではなく、是々非々の姿勢でしかあり得ない。盲従によって相手の善意を期待するなど「お花畑」以外の何物でもなく有り得ない妄想でしかない。

今審議されているテロ特措法においても、この妄想的対米追従論を基にして結論が導き出されるのであれば、いくら軍事的に貢献しようとも何ら見返りを得る事は出来ないであろう。盲従ではなく是々非々の姿勢が重要なのである。(終わり)




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ジャンル:
政治
キーワード
テロ特措法 常任理事国 クウェート 北朝鮮問題
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世界最大のテロ支援国家 (今様)
2007-10-17 10:07:26
 アメリカに盲従すれば報われる個人や団体が日本にいることは確かでしょう。 救われないのは イラクやアフガニスタンの国民です。 今、世界最大のテロ支援国家は米国かもしれませんね。 テロと無関係な多くの人をを殺傷し、無実の人を投獄、拷問することでイスラム社会を怨嗟の声で満たしてテロリストを増加させ、またテロ活動を活発にしていますから。 その支援国家の活動にテロとの戦いの名目で参加するのは勘弁してほしいですね。
今様コメントありがとうございます。 (管理人)
2007-10-18 00:58:23
<アメリカに盲従すれば報われる個人や団体が日本にいることは確かでしょう。

こういう人達を厳しく言えば売国奴と言うのではないでしょうか。自らの栄達のために日本の独立を切り売りしているとしか言いようがありません。

<今、世界最大のテロ支援国家は米国かもしれませんね。 テロと無関係な多くの人をを殺傷し、無実の人を投獄、拷問することでイスラム社会を怨嗟の声で満たしてテロリストを増加させ、またテロ活動を活発にしていますから。

まったくその通りです。アメリカ(ブッシュ政権)の唱える民主主義はお題目にしか過ぎないことを証明していますね。

<その支援国家の活動にテロとの戦いの名目で参加するのは勘弁してほしいですね。

テロとの戦いとあたかも絶対悪との戦いのように言いますが、この言い方も止めてほしいですね。

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