地球温暖化はただしい!? 伍

対懐疑派への指摘

指摘1「水蒸気を無視している」
地球の大気中で最も重要な温室効果ガスである水蒸気の効果が，温暖化の科学では無視
されていると聞くことがある。これは単純な誤解で、実際は無視していない。大気中の
水蒸気の温室効果，移流・拡散，相変化，雲が放射にもたらす効果，温暖化したときの
水蒸気や雲の変化などが，すべて温暖化の科学の中で考慮されている
気候モデルの計算にも入っている

意見1
水蒸気は温暖化にも寒冷化にも貢献するもの...らしいです
温暖化すると温暖化を助長し、寒冷化すると寒冷化を助長する
そんな指摘をききますが、「気候モデル」なんてものを出されるよりも
信憑性は増します
でも、水蒸気が入るか入らないかは温暖化理論の議論にはなりません
これに惑わされるのは無意味です




指摘2「気温が原因で二酸化炭素が結果」
気温上昇によってCO2濃度が増加するのは陸上生態系の応答によると考えられ，
これは温暖化の予測に用いる気候モデルでも再現できる。このことと，
人間活動によるCO2濃度の増加で長期的に気温が上昇することは両立する事柄
であり，現在の温暖化の科学で問題無く説明できる

意見2
CO2の上昇に、「陸上生態系」は関係ないが、「人間生活」は関係ある。
これ自体が矛盾です。CO2の増加が問題なのでは?
自然界での上昇が関係ないのなら、地球温暖化自体が問題ではないことになります
それは温暖化を提唱する人たちの特徴ですね
だから、地球上のCO2の上昇を防ぐことは考えようとしません
言っていることは「これ以上増やさないために」であって、「地球のCO2量」
を減らす手段は考えません。植物の力をあてにしないのはそのためですね?
問題なのは「人間が...」が問題であって、「地球が...」ではないということ

もっと植物などの力を利用するつもりが無く、人間生活によるCO2排出だけが
問題なのは、「地球温暖化」問題自体の解決を狙っていないことになりますね
なにが狙いなのでしょうか?
人間のおごりが原因?

さらに続けましょう...