good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「エンジェル・ウォーズ」(ネタバレ注意)

2011-04-16 20:48:49 | 映画
評価;★★★

ストーリー(Yahoo!映画より)
幻想的な世界に閉じ込められたベイビードール(エミリー・ブラウニング)は、バーチャル兵器を
使いこなす4人の女戦士を集め、自由を求めて戦うことに。想像の世界の中でワイズマン(スコット・
グレン)の手助けを受けた彼女たちは成功すれば自由を手に入れることができるが、そのためには
ある犠牲を強いられる運命にあった。

ザック・スナイダー監督
エミリー・ブラウニング、アビー・コーニッシュ、ジェナ・マローン、ヴァネッサ・ハジェンス、
ジェイミー・チャン、オスカー・アイザック、スコット・グレン、カーラ・グギーノ、ジョン・ハム他出演

「エンジェル・ウォーズ」という、チケット買うときに言うのがちょっと恥ずかしい邦題を付けられた
「サッカー・パンチ」を見ましたよ。
ネタバレあるので、注意!






インセプションでバーレスクなシャッターアイランド…。単純な印象だけど(笑)。
インセプションなのは、階層があるから。
第1階層 現実世界 精神病院 ←シャッターアイランド。あるいはカッコーの巣の上で。
第2階層 妄想第1層 娼館  ←これがバーレスクぽい
第3階層 妄想第2層 戦場

どこからどこまでが妄想なのか、もとは普通だったのに、なんでいきなり妄想するように
なっちゃったのか、賢者(スコット・グレン)は第2階層でも最後にバス運転手として
出てたけど、どういうことなのか…とかいろいろ良く分からないことはある…。
どうやって妄想を共有してるんだろ…。集合意識みたいなもの?単にキチ○イが妄想を喋りあってるだけ?
それとも妄想を共有しているわけじゃないのかな。
そもそも、ベイビードールの妄想じゃなくて、実はスイトピーの妄想だったのかもしれない…。

この映画のダンスは性行為のこと、と書かれてるのを読んで、へー、と思った。

現実世界で、スイトピーは逃げられたのかね。
ベイビードールはロボトミー手術されちゃったけど。ロボトミーって、あんなキリみたいな器具で
コーン!と一発、で終わる手術なの??ロボトミー手術を詳細に描かれても、グロになるだけだし、
別に見たいわけじゃないんだけど…。

5日目に大富豪が来る、というのは、ベイビードールのロボトミー手術をする医師が来る日のことだよね。
それまでに5つのアイテム(地図、火、ナイフ、鍵、あともう1つ)を揃えれば脱出できるという計画を
伝えた賢者というのは、何なの。あれはスイトピーの守護天使??
ベイビードールは現実世界で妹を守れなかった、妄想世界でもスイトピーの妹が死んだ、てことで、
スイトピーはベイビードールの投影的なものなのか…。
普通に妄想世界で併存してたから違うか…。

いろいろ考える映画じゃないような気もする。

主要キャラがみんな同じような感じで、区別つかない。戦い方もみんな銃撃で一緒。
同じ展開を3回繰り返すのは、ちょっとダルかった。戦闘シーンはゲーム画面みたいだったよ。
そしてパンチラどころかパンモロ。見せパンでしょうけど。←品がなくてスミマセン(^^;)
ザック・スナイダーは女性の胸より、太もも、お尻フェチぽい。
出てる女優がみんな結構ムチムチで良かったね。
ザック・スナイダーはオタクだと思うけど、なんか健全というか、あっけらかんとした空気…?
もう少し病的なフェチな感じになると良いような気もするけど、そんな監督は他にもいるだろうから、
ザック・スナイダーはこの路線で頑張ってほしい←何様。しかも300とガフールとこれしか見てない。

すべてを決めるのは自分、自分の意思で自由を勝ち取ることは、人の言いなりになって生きることより
大切、というテーマ?を思い切りモノローグで言わせちゃうのが、なんとも…。

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