「インビクタス／負けざる者たち」

評価：★★★

クリント・イーストウッド監督
モーガン・フリーマン、マット・デイモン他出演

「インビクタス／負けざる者たち」を見た。
これはスポーツ映画と思った方が良いね。
爽やかな作品でした。

でもそれほど気分が高揚しなかったので、評価はいまいち。
音楽でグワ～っと分かりやすく煽るのが好きなので、ちょっと物足りない。
マンデラ大統領もピナールもあまり掘り下げず、スルッと終わってしまったような…。
マンデラ大統領が偉大な人だというのは良く分かったけどね。
自分を何十年も刑務所に入れていた人々を許すというのは、並大抵のことではないよね。
聖人の域に達していて本当に立派だけど、自分は同じようにはできないな…。

さすがに“神の声”と言われるモーガン・フリーマンの声は特徴的だし、説得力があるね。
マット・デイモンも真面目な役が合ってて良かった。

なんでもマイケルと結びつけるのは、読む人からするとウザいだろうから申し訳ないのだけど、
人を許すことから始まるという部分で、マイケルのオックスフォード大学での講演を思い出し、
マイケルはマンデラ大統領とも親交があったし、は～、みなさんすごいな～と、凡人は偉人を
見上げるばかりであります。
見上げるだけでなく、少しでもその人たちに近づけるよう努力しろと。