good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「ダンケルク」IMAX(7回目)

2017-09-16 23:35:07 | クリストファー・ノーラン監督
「ダンケルク」IMAXで見て来た。7回目。
土浦まで高速使って片道1時間、高速代片道1100円…
土日は高速代が3割引になるからいいね。
さらにガソリン代もかかるし…。

今日はまた最後列にした。
先日の、最後列の一列前にしたときよりはビリビリ振動来たけど、なんか前より弱いような…。
慣れちゃったのか!?
まあ十分重低音が響いて最高だったけどね〜。

ファリアが海に不時着したコリンズに向けて機体を3回振るのを確認。
帽子を脱いだコリンズが場違いにイケメンで、いつもびっくりする(笑)。
金髪の威力なんだろうか…。
救助されたとき、お礼を言うのではなく、「Afternoon!」て挨拶するの、人を食ってていい。
死を覚悟しただろうに、平然と「やあ、どうも」(字幕)って。
コリンズの、カモン、ファリア、カモン!ての、燃えるし、萌えるよね。
他の人はファリアという個人を知らないけど、コリンズだけがあの場で知ってるんだよ。
ハインケル?が撃墜されたとき、重油の広がる海面に目を落とし、すぐにドーソンさんに
船を出すように指示するコリンズかっこいい。

商船のところはやっぱりテンポが悪くて、あそこがもう少しどうにかなったら良かったのに。
ダラダラしてるし、やってることがバカみたいだし、お前が降りろとか何や彼や、人間の
汚さみたいなのは取って付けたようで、この映画で見たくなかった。
それまでそういうのを排した感じだったのに…。
訓練を積んだパイロット等に比べての、若い兵士の浅はかな行動やパニックってことなのかなぁ。
商船と交互に映る、コリンズがスピットファイアから出られず溺れかけるところも、くどいと
言えばくどいけど、帽子とマスクを取ったコリンズがイケメンなので良し!←おいおい。
主人公?を何度も助けた偽ギブソンが溺死するのは、見るたびに後味が悪い。

遊覧船のドーソンさんたちが、隊列を組んで飛んで行くスピットファイアを見たり、
戦うスピットファイアを見たり、不時着したコリンズを救助したり、ファリアが商船から
海に逃げる主人公たちを見たり、ファリアが戦うのをコリンズが遊覧船から見たり、
時間が行きつ戻りつしながら交わって行くのが、繰り返し見てると良く分かって面白い。

浜辺で爆撃されて周りでたくさん死んでもみんな無反応でまた並ぶ、目の前で高波の海に
入って行く兵士を見ても無反応、そういうのが戦争を感じさせるなぁ。

ドーソン父子がイギリスの民間人の良心みたいな感じで、とても良いよね。
優しくて、包容力がある。
謎の兵士(キリアン・マーフィー)もコリンズも彼らに救われた(文字通り救われて
いるんだけど、命を救われただけでなく、精神的にも…謎の兵士はあんまり精神的に
救われてないか?)。

ケネス・ブラナーの海軍中佐と良く話してたジェームズ・ダーシーいいね。
ケネス・ブラナー56歳で中佐、ジェームズ・ダーシー42歳で大佐…。
前も書いたけど、違和感ある
海軍と陸軍で違いがあるのかもしれないし、年功序列でもないだろうし、特に違和感を
感じるものではないのかも。
階級が違うけど、お互いに敬語使ってなさそう(少なくとも字幕では使ってない)なのが面白い。

チャーチルの熱い演説、燃えるスピットファイア、盛り上がる音楽、で終わったら、
イギリスの戦意高揚映画みたいになったと思うけど、最後をトミーの無言のカットで
締めて、虚無感や厭世観を漂わせたのが良かった。

やっと、あ、これはサントラのあの曲だ、というのが分かるようになってきた。

7回目でやっと迷彩スピットファイアは蛾っぽい、メッサーシュミットは鼻先が黄色と
明確に理解して、見分けやすくなった

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