なんでんかんでん

日々思ったこと、感じたことをジャンルを問わず、綴ります。
テーマパーク、電車、音楽の話が多いです。たぶん。

トワイライトエクスプレス

2008-09-23 22:56:05 | 電車
9月18日。
12:39京都駅発翌日9:52札幌着のトワイライトエクスプレスに乗車しました。

日本旅行によるトワイライト貸切旅行だったため、
列車遺体は団体車両扱い。もちろん京都駅の電光掲示板にも表示はなしです。
どこのホームから乗ったらいいのかも説明なし。
電車来るまでヒヤヒヤもんでした。

電車がホームに入ってくるとき、写真を撮ってもらうように姉にお願いして
撮ってもらうが、なんと、カメラ撮影に失敗&ホームのギリギリ前まで
列車が行ってしまうので残念ながらトワイライト正面の写真がありません。
このあとも停車時間が短くて、撮れずじまいでした。仕方がないね。

電車に乗り、Bコンパートメントの指定された小部屋へ行く。
部屋にドアはついているけど、鍵はない。
Bコンパートメント以外はすべて鍵付きです。
肌身離さず貴重品は持ち歩きましょう。
添乗員さんから初日の簡単な説明を聞く。
どうやらこの車両に4人の添乗員さんがいました。
しかも添乗員さんは個室に泊ってました。いいなぁ・・・。

この小部屋、真中に太い柱があって邪魔だなぁと思ったら、
その柱が2階ベッドに上がるためのハシゴでした。
あと、浴衣とスリッパとハンガーが付いていました。

車内を散策。
9両編成で9両目が1番前です。
8・9号車両はBコンパートメント。9号車は誰も利用客は居ないようでした。
5~7号車両はB寝台の個室。結構狭そう。
4号車はサロンカー。窓がかなり大きくて、ソファがあって、雑誌もあって
テレビもあるし、BGMも聴けるので旅の大半はここで過ごしました。
3号車は食堂。いい感じ♪
1・2号車はA寝台。部屋の窓から見る限り、かなりいい空間がありました。
シャワーもトイレもなんでも完備。ホテルの一室みたい。
なんか電車版タイタニックみたい。

トワイライトは速さを求めて走っているわけではないので
ゆっくり景色を見ながら旅ができます。
途中、サンダーバードに追い抜かれた時は少しイラっときたけど(笑)
琵琶湖ものんびり眺めることができます。
近江富士(みかみ山だっけ?)も望むことができます。
4号車サロンカーは大賑わい。お客さんは99%私よりも年上です。
ってか、お年寄りが多いね。
外見も時間とお金に余裕がある人のように見えます。
車内の販売員さんがトワイライトエクスプレスグッズを販売しに来ます。
わたしはトワイライトの缶に入ったキャンデーを購入。
オバチャンたちはボールペンやおもちゃやらキャップやらめちゃ買い物してました。
行きしなから荷物が増える旅行なんて今回が初めてだ。
グッズ販売がおわり、しばらくしたら、北海道のミルクを使用した
アイスクリームを販売しに来ました。
行く前から北海道気分が味わえるね♪
私は購入せずなので味のご報告はできません。
それからしばらくすると、コーヒーの販売に来ます。
いたれりつくせりやね~
さすがにオバチャンたちも笑ってはりました。
車掌さんはどうやら2人。大柄な怖顔お兄さんと、メガネのにこにこしたおじさん。
トワイライトエクスプレス専用のグリーンの制服を着ていました。
メガネおじさんに声をかけてみる。そして、車掌さんとの2ショットをGET!

この電車はその場所場所で車掌さんが観光案内をしてくれます。
これから通るトンネルは日本で2番目に長いトンネルだとか、
もうすぐ見える山は○○山だ、などなど。

夕方になると、日本海が見えます。
日本海が見える頃にはだいぶ日も暮れてきました。
夕食は車内で食べるとお値段が張るので京都駅で調達(どんだけ貧乏旅行なんだ)
そのかわり、いつもよりもちょっといいお弁当を購入しました。
このお弁当も4号車サロンカーで食べることができます。
夕焼けがきれいだったなー。

しばらくは家族でトランプをして過ごす。
なんてのんびりとした時間なんだ。
とちゅうで何回か運転士さんが交代します。
おなじ列車に乗っているのに乗り心地が全然違う。
とくに走り出しと停車時。運転にうまい下手があるもんですね。
日本海側を走る運転士さんは最悪でした。
1番うまかったのは京都~敦賀くらいまでの人、
2番目は北海道入ってから~札幌までの人かな。

8時を過ぎたころ、外も暗くて、やることもなく、睡魔に襲われる。
青函トンネルは見たいので、さっさと眠りに就くことにする。
青函トンネルに入るのが2時41分。出るのが3時19分(たしか~)
とりあえず、2時に目覚ましを合わせて就寝。
これがまた寝れないのだ。意外と揺れが大きい。
ネットを見ていると3時ごろにサロンカーでクイズ大会があると
書き込みがあったので、楽しみにしていたけどその放送がなく不審に思う。
ちょうど通りかかった大きい車掌さんに声をかける。
コンパートメントの2階のベッドからドアを開けて顔だけ出して
「すいませーん」なんて声をかけてるもんだから
車掌さんがギョッとした顔をしてました。そりゃそうだ。ある意味生首だから。
3時からの紙芝居&クイズ大会は3年ほど前に終わったそうで
その後はなにもしていないそうです。
JR西日本のムービー、古すぎるぞ!!
トンネルの中はイルミネーションがあるので見てみては?といわれました。
2時くらいかな??
長時間止まっている駅があったので、起きてみると
どうやら先頭車掌の付け替えをしていたようで、
トワイライトの先頭車両が横切って、車庫に入って行きました。
お疲れさん。
ここからしばらくは後ろ向きに電車が走ります。
青函トンネル専用の列車を取り付けているんだって。
青函トンネルを通る5分前ににはサロンカーにてスタンバイ。
誰もいない。
起きて見に来る人なんてもういないのかしら?
このあたりはとってもトンネルが多かったけど、どれが青函トンネルの入り口か
すぐにわかりました。明るさとか、なんか他のトンネルとは違う。
海底の駅も2つありました。避難通路がいっぱいでした。
本当になにか異常があったとき、この避難通路は機能するのだろうか?
これで私たちは本当に助かるんだろうか?少し疑問。
で、お目当てのイルミネーションですが、残念ながらショボイです。
結局、長いだけでただのトンネルだなーってのが感想。
さっさと眠りに就く。

寝ている間に夢をみました。
場所は我が家。
いきなり地震が起こりました。かなり大きな地震でしかも長い。
しばらくはテーブルの下に隠れていたけど身の危険を感じて
勝手口のドアを開けに行きました。それでもまだまだ揺れている
まだまだ・・・まだまだ揺れている?
夢じゃなくてただ電車に乗っている自分自身が揺れているだけでした。
寝台列車に慣れていないもんで。

6:30起床。
7:00からは朝ご飯なのです。
景色はもうすっかり北海道でした。
電車が動く方向も元通りになっていました。
青森の次の駅で車掌さんがJR北海道の人と入れ替わっています。
ここの制服はトワイライト専用ではなく普通の制服だそうです。
「JR北海道はお金がないもんで・・・」と車掌さんが話していました。

朝ごはんは食堂で和食&コーヒー。
お味はなかなかグーでした。
飛行機の機内食よりも10倍おいしい。
4回に分けて食事していたけど、もっと混んでいるときは一体
何回に分けて食事するんだろう?

朝食を食べた後もサロンカーでくつろぐ&新聞を回し読み。
トワイライトの旅ももうすぐ終わりです。
窓から見える景色もだんだん建物が多くなってきました。

札幌についたら、今度こそはと先頭車両で写真をバシバシ。
長時間だったけどあっという間だったなー。
でも、本当に楽しかった!
また機会があればぜひ乗りたい電車です。
思い切って乗って良かったです。


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5 コメント

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Unknown (K-Danna)
2008-09-24 00:28:34
何で比較的簡単にチケット取れたのかようやく
分かりました。チャーター便やったんやね。

青函トンネルのイベントは、昔はトワイライト
以外にも北海道行きの寝台列車でやってた
みたいですが、もうすっかりなくなったようですね…。
(昔よりアトラクション度が下がってますな)
あと、トンネルのイルミネーションは、
中間地点示すものだそうです。

それにしても、電車版タイタニックって
なんて的を得た表現なんだか…(笑)。
今度乗る機会あれば、優雅に1号車のA寝台
+豪華夕食、ですね!
日本海4号 (てっきゅう)
2008-09-24 20:14:48
なべのすけ様へ

トワイライトエクスプレスの乗車レポート楽しく読ませてもらいました。
ああいったジョイフルトレインに乗る時はカネをけちらずにトワイライトエクスプレス自慢のフルコースのフランス料理を食べないと駄目ですよ。ヽ(´▽`)/
私はかなり前に函館から大阪に帰るのに日本海4号に乗った事があります。その時に青函トンネルを通過しましたが、その時の印象はただの長いトンネルやったなぐらいにしか、印象はなかったですね。なべのすけ様のレポートを読んでますますトワイライトエクスプレスに乗りたくなりましたよ。
Unknown (なべのすけ。)
2008-09-26 00:30:45
K-Dannaさま
 イルミネーションは入口入ってすぐと、
 出口の直前あたりの2ヵ所にあったように記憶しています。
 中間地点にはなにもないように思いましたが、
 見逃しか、はたまたこれもなくなっているかしら?
 
てっきゅうさま
 フランス料理、いろんな人から食べなきゃ!って
 言われました。そんなに食べることに価値があるとは
 思ってもいませんでした。
 今度はカシオペアに乗るのもいいかなぁ~なんて思い始めています。
 電車の旅バンザイ。
訂正 (K-Danna)
2008-09-26 20:34:12
イルミネーションと中間地点の蛍光灯と
勘違いしてました。申し訳ない。
おっしゃるとおり、両出入口にイルミネーション
あって、さらに中間地点にそれを示す青色の
蛍光灯があるんです、はい。

青函トンネル、確かに長いだけのトンネル
やけど、トンネル見学ツアーなんてのもある
ので、機会あれば参加されては?
アトラクション度高いので、お薦めです。
Unknown (なべのすけ。)
2008-09-27 22:18:17
K-Dannaさま
 青色の蛍光灯、気がつかなかったです。
 ただぼーっと外を見てただけだったので・・・。
 トンネル見学ツアー、気になるけど、
 それだけのために青森まで行くのも微妙です。
 青函トンネルがもっと近くにあればいいのに!

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