知的障害者について考えよう

知的障害者施設職員をしていて思うこと考えることをいろいろと・・。同時に世間の理解を深めていきたいと思います。

今の現状がなかなか・・・

2017年07月17日 | Weblog
先日、うちの作業所に通所されている身体障害を持つメンバーさんと話していて、いろいろ現状について聞きました。


この方は、若い頃に事故で脊髄を損傷し、現在は片手のみが使える状態で、車椅子生活をされています。知的には全く普通の方なので、会話も通常で、世間的な話題も豊富です。スマホも使われているので、情報的には困らないようです。

元バイク乗りだったせいか、レース系(F1やmoto-GP等)の話は非常に盛り上がります。



まあ、個人情報になるので、紹介はこのくらいで・・・




この方は、もちろん日常はヘルパーさんのお世話になっているようですが、ヘルパーさんも様々だそうで、基本 ほとんどが家庭の主婦をされていた方が、子供がある程度大きくなって、仕事が出来るようになった年齢の方が多いようです。

つまり40歳代以上から60歳代くらいまで・・・?(若い方は少ないようで)



それも、身障者の介護をするには、ある意味、生活のことを理解して、出来る状態でないと勤まらないですね。

また、体力も必要ですし、コミュニケーションも必要です。




この方も、日に数時間も介護を受けており、その様子を聞くと、なかなかヘルパーさんにも様々な方がいるようです。

基本的には、同じ方(数名)が来ていただけるようですが、たまに全く初めての方が来られると、一から説明をする必要があり、これも結構面倒な状況になるようです。
つまり、本人の障害の状況や、家の環境・物品等の場所、介護の頻度や方法等、それぞれに違うからですね。


また、本人の性格も随分影響すると思います。

この方は、結構親しみやすい性格なので(第一印象は少し怖いイメージでしたが・・・笑)、話していると、楽しい会話が出来ます。

身体障害になって、すでに30年以上になるため、むしろヘルパーさんの対応にも慣れているようです。




面白いのが、若い男性の方が、たまに来られるようで(この方は男性です)、さすがに若い(おそらく20歳代?)ためか、生活自身を理解出来ていないのか?介護が十分に出来ないらしいですね。つまり、自身の世話も十分に出来ない方が、他人(それも身障者)の世話が出来るのか??という問題です。


こういう仕事は、本当に他者の生活を支援するという意味では、ある程度の(生活や介護の)知識も必要と思います。特に、大きな老人施設や、介護施設、障害者施設等にて勤務する際は、当初は先輩と一緒に行動し、慣れるまでは単独で行うことは少ないですが、こういった個人の介護を行う場合は、早い時期に一人でこなすことになります。


せめて、学生時代に、下宿生活等を経験していれば、少しは違うでしょうが、自宅でのほほんと過ごしていれば、なかなかこういった生活全般の経験は出来ませんね。



そういう意味でも、男子であろうと女子であろうと、生活経験を積むことは非常に必要だと思います。


最近は、特に家のことが全く出来ない男子(一部女子も)が増えているようです。世間のお父さんお母さん、自分の子供を自立させる努力をしましょう。


エピソードで、ヘルパーに来てくれた若い男子の人が、ご飯の炊き方や米の洗い方が分からずに、無茶苦茶だった・・・とか。(ご飯を洗剤で洗う女子もいましたね・・・笑)

障害者の対応をするのには、確かに知識や理屈も大事ですが、そういった生活経験や社会経験は、本当に必要だな・・・と感じました。

もちろん、人間的な優しさも大事ですね。




PS 部下や同僚を大事に出来ない職員は、結局 利用者に対しても、優しく出来ないと思いますよ。(結局、これが言いたいのか・・・?)
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