追記：「ＮＨＫ紅白に抗議殺到！」について

先日のＮＨＫ紅白でのＤＪ ＯＺＭＡの件についての記事が
かなりの反響があり、様々なご意見を頂いたので
改めて本日整理してみようと思う。

お屠蘇気分（正確には純米大吟醸「梅乃宿｝）
で頭は少々ぼぉ～としているけれど。

まず、不快であるか、どうかについて。
これはやはり、人それぞれなので判断の仕様がない。
では、わいせつかどうかについて。
我国ではずっと形式的な判断をしてきた傾向がある。
（裁判になったような事例は別にして）
ヘアー解禁前など特に、黒い物が写っているかどうかだけで
発禁や摘発の有無になっていた。
今回それにＤＪ ＯＺＭＡは挑戦したのではないか？
と筆者は勝手に推察する。
だから敢えて、本物と見紛うような精巧はボディースーツを着用した。
これならば、形式的にはセーフの筈。
でも、実質的はワイセツを問題視するなら実は「パンツを脱ぐ」所。
筆者はここの方が非常にエロく感じた。
だから、彼は後のＣＤ－ＴＶの方ではパンツを脱ぐ行為は行っていない。
ＤＪ ＯＺＭＡはそれをＮＨＫや視聴者に問いかけたのではないであろうか？

でもここで根本的な誤解が。
そもそも皆様のＮＨＫは「ヌード禁止・乳首出さない」とは宣言していない。
昔、ＮＨＫドラマで故夏目雅子さんがヌードになってえらい話題になったし
この前は温泉紀行でお湯の中で男性のヘアーが透けて見えた時も
「わいせつではない」と堂々とカットせず放送しているのだ。

次いで抗議の電話について
これこそあくまで筆者の持つ勝手なイメージの問題なので
見当外れであったり、実際に電話された方が不快に思われてしまう事があったとしたらお詫び申し上げます。
筆者が引っかかったのは
「子供達がみている」なる箇所。
このフレーズ、よくワイドショーなんぞで訳知り顔のコメンテーターから出てくるような。
例えば、スポーツ選手が試合中に暴力を振るったりすると
（注：筆者はこの行為自体は大嫌い、因みに亀田ファミリーも）
「見ている子供達に悪影響が」なんてコメントを出したりするが
本当は自分が「あーなんかいやー、うっとうしー」と思っているだけで
「青少年への悪影響」や「子供が見ている」は単なる隠れ蓑に使っているように思えてならないのだ。
だから、今回も「子供が見ている」と言っておけばＮＨＫも聞かざるえない
「錦の御旗」化しているような雰囲気が流れる。
正直に「わし、こんなん見たないねん！」
とクレーム入れれば、その事に付いては納得するが
答えはやはり「じゃあ、チャンネル変えるか。消せば」
って事になってしまう。
（それでもＮＨＫとの受信契約締結義務はあるけれど）

最後に、このボディースーツで子供達に本当に悪影響があるか？との問題。
正直、うちには子供が居ないので、正確に判断しかねる。
ただ、小学校に上がるような幼児なら、まだスーパー銭湯の女湯にも入れる年齢だし、反対に女性の裸は見慣れているという事はないかな？
中学生以上の今の青少年がこの程度の物をみて、改めてショックを受けるかというと、これもそうは思えない。（個人差はあるだろうが）
では小学生レベルの子供達について。
これについては、前述の通り筆者は良く判らないので、反対に現在この年代のお子様をお持ちの方々にお訊きしたい、今の彼らってどんなもんなんでしょう？
このレベルのヌードなら鼻で笑うのか？それともやはり夢に出てくる程ショックを受けるのか？

以上、長々と述べさせて頂いたのはあくまで筆者の個人的は見解＆推察。
筆者は自分で決して「良い大人」とも「立派な大人」とも思っていません。
皆さんのお考えは当然違うものかと考えます。
中傷や荒し、炎上はご勘弁頂きたいですが
真摯なご意見、ご指摘は歓迎いたしますので、遠慮なくどしどし下さいませ！

追記の追記：視聴率、第２部も４０％切っちゃったらしいですね。
　　　　　　この話題が事前にもう少し浸透していれば、
　　　　　　もう少し上がったかもしれないですが。