スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

山の中

2012-01-27 21:48:34 | 出来事

天候さえ良ければ登りたいと思っていた近くの山に、一人で登ってきました。
もちろん、カメラと三脚をリュックに積めて・・・。
たかが292m。昨年末に別ルートから登ったが・・・かなり急坂で、辛かった。
で、今回は、はじめてのコース。

マイペースで登ります。道端の草花を見ながら進みます。
最初に出会ったのが、野イチゴです。
片手一杯に摘んだ実を、口に放り込みました。
少し、小さなトゲが気になりましたが・・・甘酸っぱくて・・・美味しいものです。



次に見つけたのは、「ジャノヒゲ」。別名、「リュウノヒゲ」。碧色の実が綺麗です。



次は、アオキが目に飛び込んできました。緑色のすぐ近くに赤い実も・・・。




色んな実が迎えてくれました。

やがて頂上近くに来た時、ヒノキ林の中に孟宗竹が広がっています。
植林はしたものの、その後の手入れが出来ず、竹の増殖を許しているのです。
このままでは、桧や杉の山は、竹藪になってしまいます。
木々の養分をすべて吸い取って・・・枯らせてしまいます。

せめて、タケノコ狩りをして・・・竹の繁殖を止めなければダメのようです。



また、木々の成長を止めているのは「藤」です。木に巻き付き、枯らしてしまいます。
かなり太い藤蔓がいたるところで見られます。この退治も必要です。



寄り道しながらも40分で頂上に到着。
曇り空のため、冷たい風が肌を刺します。
3時間余りカメラを構えて、雲の隙間からの陽ざしを待ちました。
わずか3分間だけ、写したい先に陽ざしが当たりましたが・・・なかなか思い通りの絵が撮れません。

簡単には撮らせてくれません。何度もチャレンジしなければダメのようです。





このような絵も好きな一つです。

もう少し、天候が良ければ・・・とも思ったのですが・・・、こんな曇り空も、落ち着いていていいものです。

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桜井名所巡り

2012-01-19 22:03:46 | 出来事


今、取り組んでいるプロジェクトで、DVD撮影をお願いしている先生に同行して、我が桜井市の名所を訪ねました。

DVD撮影の合間に、その場所から見える周りの景色や諸々のものを撮ってきましたので、ご紹介します。


▲井寺池に映る三輪山です。午前9時半頃の姿です。


▲川端康成氏揮毫の歌碑「大和は国のまほろばたたなづく 青垣山ごもれる大和し美し」 古事記・倭建命。


▲石碑の大きさは、子供が腰を掛けるほどの高さにして欲しいとのことだったとか・・・。


▲右は箸墓古墳。卑弥呼の墓とも・・・。左奥には三輪山が見えます。


▲山田寺跡です。蘇我氏の一族である蘇我倉山田石川麻呂の発願により7世紀半ばに建て始められ、石川麻呂の自害(649年)の後に完成。この跡は国有地となっており礎石の一部を残すだけとなっています。ただ、昭和57年(1982年)に、東回廊の建物の一部が土中から発見され、その現物が飛鳥資料館で展示されています。


▲広大な敷地は、「山田寺跡」として国の特別史跡に指定されています。


▲長谷寺本坊前から本堂に向って・・・・。空には不思議な形をした雲が・・・。


▲参拝者が399段の回廊を登ります。


▲聖林寺に来ました。境内から三輪山が望めます。


▲狭い境内には、南天が真っ赤な実をつけています。


▲いたるところに南天が植えられています。




▲眼下には桜井市街が・・・なだらかな三輪山も綺麗に見えます。


▲清水比庵さんの揮毫による万葉歌碑が、門の前にありました。「椋橋の山を高みか夜ごもりに 出で来る月の光ともしき」(巻3-290 間人宿祢大浦)


 

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雪景色

2012-01-17 16:58:17 | 出来事


今年はじめて雪が積もりました。
北国の豪雪地域の方には申し訳ないのですが・・・私なんぞは、久しぶりの雪にはしゃいでしまいます。

雪が降ればすぐに出かける準備をしていたのですが、昨夜のうちに積もったようです。
降っている光景を撮りたかったのですが・・・仕方ありません。

雪の中を走り回ってきました。






















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長谷寺の蝋梅と冬牡丹

2012-01-15 14:26:18 | 出来事

花の御寺・・・長谷寺では、いつ訪ねても花が見られます。
今は、昨日紹介した南天に加えて冬ボタンと蝋梅が見頃です。


▲本坊前にある蝋梅の古木は、まだ蕾です。

▲あと、1週間もすれば・・・満開です。


▲本坊前に咲く冬牡丹。






▲こんな咲き方をしているボタンもあります。










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赤い実・・・南天。見頃の長谷寺

2012-01-14 10:31:40 | 出来事


花の御寺・長谷寺では、南天の赤い実が見頃です。

いつも、牡丹や桜、色付いたモミジに目を奪われて、この南天にあまり気付かない人も多い。
赤い実になってはじめて気付かれる人も多い。
境内の至る所に植えられていて、あらためてその数の多さに驚いた。


▲平安時代に中国から伝わったとされる「南天」。咳を鎮める漢方薬としての効用もあるとか・・・。


▲「難を転ずる」・・・縁起をかつぐものとして庶民の庭にも植えられてきました。


▲モミジの紅葉のあとは、南天の紅葉です。


▲赤い実は、小鳥たちのご馳走です。


▲赤飯の下に南天の葉っぱを敷くのは、葉っぱに含まれる「ナンニジン」という成分が赤飯の腐敗を防止するためなのです。彩が綺麗からだけではなかったのですね。


▲こんな光景もいいですね。


▲たわわに成った見事な実の付き方です。


▲本堂の舞台下にも赤い実が目立っています。


▲冬の寂しい境内で、ひとり賑わいを見せてくれています。


▲「南天を庭に植えれば火災を避けられる。」火災避け・・魔除けの木としても・・・。


▲白壁と瓦葺と南天・・・綺麗な取り合わせです。


▲お茶室の庭にも・・・。


▲この佇まいが綺麗ですね。


▲竹林に南天・・・これも美しいですね。


▲奥には本堂が見えます。

本堂の近くにも植えられていますが・・・今日は、ここまで。
庶民的になっているナンテンも、この境内で見ると、ひと味違って見えます。

登廊の周りには「冬ボタン」が見頃を迎えていますが、この南天の赤い実も是非、見てやってください。

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