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以下、『マネジメントの重要性(その1)』からの続きです。

3.「グリーンは手前手前から攻め、アプローチは転がし専門で」
グリーン奥からのアプローチも個人的には嫌いではないのですが、結果的に半分しか進まなかったり、倍くらいオーバーするなど、ミスった場合の振れ幅がどうしても大きくなってしまいがちです。
その点、手前からのアプローチの場合、慣れてくれば1ピン以内とは言わなくても、2パット圏内に寄せることは簡単にできるようになります。
これも初心者のうちは普通のアイアンショットと同様、ハーフトップを打つ意識で打つのが正解です。多少トップ目に入った方がスピンがきくので、結果的に芯を食ったアプローチとそう結果はそう変わりません。ハーフトップでよいと思えば、プレッシャーがかかった状況でもよい結果が得られる確率が高いと思います。
以前は「ランなんて計算できないから、できるだけランの少ないアプローチをしよう」と思って、グリーンエッジ付近からでもサンドウェッジを使って、しゃにむに高い球を打とうとしていましたが、これは間違いです。

私の場合、転がすときには8Iを使って7時から5時のふり幅で25歩の歩測の距離を寄せるのが基準です。基本的にはグリーンエッジに落として、そこからピンまではころころと転がしていきます。
その際注意したいのは、PSやSWでのショットのようにインパクトを強くしないということです。パッティングをするような感じでやわらかいインパクトを心がけるといいでしょう。
あとは上りか下りかで使うクラブを変えます。
下りの場合は自分の計算以上に転がって止まらないので、目で見て分かるようなくだりのラインでは私はエッジからピンまでかなり距離がある場合でもPSを使います。

ここ数年間こうしたランニングアプローチを試行錯誤していくうちに、ようやく最近になって、グリーン周りからは大抵の場合1ピン前後には寄せられるようになり、3回に1回は寄せワンが取れるようになりました。
その結果、無理にグリーンに乗せようと思わなくてもよくなるので、グリーンを狙うときにも「まあ、適当にグリーンのそばに行ってくれれば充分だ」くらいのアバウトな感覚で打てるようになりました。

4.「5メートル以上のパットはOK狙いに徹する」
以前も述べましたが、私の場合5メートル以上のパットが入るのは1ラウンドで1~2回程度です。しかも狙ったとおりのラインに打ち出して入ることはめったにありません。
私が長年ゴルフをやっている中で、5メートル以上の距離のパッティングで、狙って入れたことは皆無に等しい(笑)という悲しい事実が判明しました。
強めに打ったのがカップの向こう側の土手に当たって入ったり、芯を食わずに弱いかなと思ったパットが入ったり、思ったより右に打ち出したボールが予想外にフックしてナイスインしたりと、距離感・ラインともにばっちりきまって入るロングパットはまずありません。

そこで私が思ったのは。「強めに狙いに行っても、2パット狙いでカップ方向にアバウトに打っても多分カップインする確率は同じだろう。だったら絶対3パットをしないことだけに集中したほうが結果はよくなるはずだ。」ということ。これを実行するようになってからは、パッティングで次のホールに引きずるような致命的なミスをする回数はかなり減ったのではと思っています。

以上が私が普段考えているマネジメントです。ただ、マネジメントの内容は、その人のレベルや経験によって違ってきますし、月日と共に変化していくものです。皆さんも自分なりのマネジメント手法を見つけ出して、スコアアップに役立ててくださいね。

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