田中惺美術館

TCC所属(ベース)

2014初の作品展

2014-02-27 21:57:33 | 日記
いつも私の絵をご覧いただきありがとうございます。
画面が久しく変わっていないからでしょうか「田中さん最近絵を描いていないの?」とのお声をいただきました。
そう言えば・・・、という事でここ数年の手持ち数点をアップさせていただきますので、拙い絵ですがご覧願います。








さて、今回の絵とは別の話ですが、この度の本格的な積雪に想いだすことがあります。
もう10年以上も前の事になりますが、雪景色を描こうという事で、友人達と新潟の小千谷迄電車で出掛けた事がありました。現地はあまりにも積雪が多く、旅館の廊下から描くことになりました。しかし、私が師事していた先生が、現場主義を大変大切にされるお方でして、いつも「風景画は、その自然の中で書くことが何よりも大切です。現地特有の光、空気、雰囲気、色は勿論、水の音を聞き、顔に感じる風を味わい、甘い草木の香りを嗅いで描くこと。そのことにより、本物の絵が出来るのです。」とのご指導でした。そこでその時…

私は今も原則的にはその事を守っています。ただ、旅行を兼ねてとはいえ、以前に比べ、外でイーゼルを立てることが減っています。
昨年12月下旬、赤城山に出向きました。身を切るように冷たく、土産物屋もボート屋も休みでしたが、濃緑色の湖面のそばの裸になった雑木林の中に白樺の白が銀色に光っていました。絵を描くといってもスケッチ程度です。
間もなく木々が芽吹き緑のシーズン。そして、すぐ夏が来て次は紅葉。自然はいつも画題を用意して待ってくれているのですが…








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2012秋

2013-07-18 15:41:19 | 日記

『HOME』
今年(2012年)は、秋の到来が少し遅れるのではないか、と言われましたが、自然は正確で、一週間前後するだけのようです。

木々の紅葉は美しい。

ブナやダケカンバ、コナラ、ナナカマド、カエデ、モミジ等、斜光や逆光に輝く紅葉は、あまりに鮮やかで、そのままキャンバスに塗ると「絵はがき」になってしまい、絵にするには一寸ためらいます。

とは言うものの、光を透かす木々の色合い、逆光に映える紅葉は、何とか絵の対象にしたいものです。

拙い作品ですが、ご覧ください。




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