猫と花のおじさん

猫五匹と暮らす日々の繰り言

今年ももう大晦日となりました。

2016-12-31 22:43:36 | 日記
今年で満70歳となりました。ほとんどリタイア状態ですが、来年も秋には大学の講義と実習を週6時間ほど担当することとなっているほか、論文作成用のデータ処理を来年も継続して行うことになりました。また、空いた時間をギターの練習に充てています。講義のない初春から夏にかけては水泳に通うことを考えています。
 個人的なことについては三十路も後半の娘が嫁がないまま、扶養家族でいることが大いなる不安材料ですが、とくにとりあえず大きな問題はなく良い年を過ごしたと思います。

 翻って、社会のことを考えると心配なことがいろいろあります。一番の心配事は、金利が低水準にとどまっていることです。私もそうですが、社会全体に、お金を借りて新たな仕事をしようと思わない状況になっているように思います。こういう需要がありそうとか、大きな市場が形成できるとかの期待が持てない状況にあると思います。これは、社会の構造に大きな変化が起きてしまったことを意味していると思いますが、政治は低金融政策とお祭りに投資する以外のことについてはとりあえずの施策を遅ればせながら打っていて、何か恒久的な策があるようには感じられません。エンジニアとして、働いていたとき、30代半ばからですが、年年歳歳、新製品を準備することでとりあえずの対策を確実に行うように努めて今日を生きる。大きな課題がなければ、3年後の新製品の企画を考え、当面の対策を実行する。そして、自分の担当する技術分野について恒久的な方針を立てドラスティックは市場の変革に備えることの三本立てを常に考えていました。

 若年層の人口に占める割合が減ること、高齢者が増加し、社会は重い荷物を背負うことになるのは数十年前からわかっていたことで、これに対する恒久的な対策が何も考えられていないように感じます。

 私ならどのようにしていくか(何も政治家になろうと思っているわけではありませんが)

恒久的な対策の基本は

死ぬまで働くことを前提にすることだと思います。つまり定年制の完全な撤廃です、このことにより、年金問題は大幅に片付くと思います。また、医療費の問題も大きく改善すると思います。

この時、かたずけなければいけない問題は三つです
1. 高齢者がいつまでもポジションに居座って若年層の技量が生かせない。
   高齢者中心の企業を作り、ここで高齢者を吸収する。
2. すでに退職して勤労に耐えられる精神状況にある人たちをどうするか
   無理じいはしない、させない。しか方策はないように思います。
3. 高齢化に伴う、能力の低下をどのようにするか
   適性試験を行っていく、現状では正確な判定は難しいと思いますが、だんだん積み上げていき、臨床
   経験の積み重ねにより、試験の精度を上げていくのが良いと考えます。

もはや、何の影響力もない人になっているので、負け犬の遠吠えのようなものですが、課題を見つけ、解決策を考案するまでは、できるかなとおもいます。実施し、結果をフィードバックするところに行くにはどうするか、やはり、機会を見つけて起業するのが最も良いかなと思っています。新年には、自分にできることとできないことを整理し、どのように起業していくか考えたいと思います。

皆様よいお年をお迎えください。





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