Stahlgewitter2016

ベルリンでの日々

タイトル

2017-07-06 23:33:57 | 日記
 執筆中の本は、ずいぶんと前からタイトルが一応あるのだが、いまだ仮タイトルで最終決定していない。先日、編集者から連絡があり、サブタイトルもあった方がいいのではという意見で、その通りだと自分も考えていたので、サブタイトルも案出しないといけない。厄介な作業であるが、楽しい作業でもある。
 タイトルといえば、一番最初に出した本のタイトルは、なかなか良いものが思い浮かばずに決めるのが難航した。「天から降ってくる」という表現があるが、結果として、そのように決まったことを覚えている。
 京都で開催された学会に行ったときに、研究報告の後の懇親のパーティーの最中、トイレに立って会場に戻ってくるその廊下で思い浮かんだのである。忘れてはいけないと思い、鍵束につけてあるミニボールペンで手に書き留め、会場に入って紙ナプキンに書き直したのであった。
 ちょうどそのパーティー会場に、自分の指導教官もいたので、「今度の本ですが、タイトルは、〇〇〇にしようと思います」と伝えたところ、「なかなかいいんじゃない」と肯定的な感想をいただいて嬉しく思ったことも記憶している。
 タイトルやサブタイトルを本格的に考え決めるということは、本を作る作業が、原稿書きのみならず、本づくりに付随するさまざまな作業にも拡大した新たな段階に入ったことをも意味する。
 原稿も終わりが見えてきたうえに、タイトルの話が出てきたので、少し気分が楽なのかもしれない。
 もはやこの段階に来れば、政治の世界と異なり、「一寸先は闇」ではないはずだ。
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