カトリック教会の問題

公会議後の教会の路線は本当に正しいのでしょうか?第二バチカン公会議後の教会の諸問題について、資料を集めてみたいと思います

トリエント公会議決議文を紹介するにあたって

2017-06-08 12:05:52 | トリエント公会議
トリエント公会議決議文を紹介するにあたって


 ここに掲載する文章は、Denzingerの編集し、Schonemetzerが改訂増補したENCHIRIDION SYMBOLORUM DEFINITIONUM ET DECLARATIONUM de rebus fidei et morum editio XXXVI dmendata 1976に載せられているラテン語原文に基づいたトレント公会議の決議文の邦訳です。

これを作成するに当たっては、『カトリック教会文書資料集 信経および信仰と道徳に関する定義集 』(改訂版 A.シェーンメッツァー) ISBN:4754402057 ハインリヒ・デンツィンガ-;A. ジンマーマン監修 浜寛五郎 訳 エンデルレ書店 1992/05出版 22cm 781pNDC分類:198.21 販売価: \9,806 (税別)と言う労作を大きく尊重しこれを参考にしましたが、ラテン語原文に従って自由に手を加えてあります。

 そのため日本語訳に関しての最終の責任は聖ピオ10世会司祭であるトマス小野田圭志にあります。訳に関しては、出来る限り正確と忠実を期したつもりです。しかし、分かりにくい言い回しや誤字、脱字などあるかも知れません。読者の皆様のご意見をお待ちしております。

 お断りしなければならないのは、ここにあるものはあくまでもENCHIRIDION SYMBOLORUM DEFINITIONUM ET DECLARATIONUMに載せられたラテン語の訳だけで、将来、トレント公会議の決議文の全文がラテン語で私どもの手に入りました暁には、それを元に全ての決議文が拙いながら日本語に訳すことが出来ることを期待しております。

 聖なるカトリック教会の変わり得ない不可謬の教えがわが祖国の多くの兄弟姉妹たちに広められるように皆様の寛大で自由なご協力をお願い申し上げます。これらを参考資料としてご自由にプリントアウトされるなりしてお友達に、はっきりとした美しいカトリック教会の永遠の真理の教えを広くお知らせするのにお使い下さい。

 それぞれの項目の前に振ってある1500からの番号は、「デンツィンガーの番号」とよく呼ばれており、トレント公会議の決議文に付けられています。ハインリヒ・デンツィンガーが旧版を編集したときには、トレント公会議の決議文は、783番から始まっていましたが、シェーンメッツァーが改訂増補版を出したときにその番号を覚えやすいように(?)1500番から始まるようにしました。よく旧版をDz783とまた改訂版をDzS1500と略称する慣わしです。ここでは、改訂版の番号を付けてありますが、エンデルレ書店の日本語版に倣って旧版の番号を括弧の中に入れて付けてあります。

参考文献

英語訳 All Decrees of Trent

フランス語版 Concile de Trente (13 decembre 1545 - 4 decembre 1563) Table des chapitres


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