カトリック教会の問題

公会議後の教会の路線は本当に正しいのでしょうか?第二バチカン公会議後の教会の諸問題について、資料を集めてみたいと思います

第二バチカン公会議 6、第4会期(Sessio Quarta 1965年9月14日 - 12月8日)

2017-01-11 22:56:39 | 第二バチカン公会議
第二バチカン公会議を機に、カトリック教会の変化と凋落は始まりました。伝統派が敗北し、リベラルが勝利し、事実上、教義が刷新された公会議です。

(解説)第二バチカン公会議

6、第4会期(Sessio Quarta 1965年9月14日 - 12月8日)

 公会議は1965年にいよいよ予定された最終会期を迎えたが、依然として11の草案が決議に至らずに残されていた。特に「シェーマ13」と呼ばれた現代世界と教会のありかたに関する文章は重要案件であり、何度も修正が重ねられていたが、いまだにまとまるめどがたたなかった。『信教の自由に関する宣言』 の草稿も議論が繰り返されたが、なかなか多数に受け入れられるものになっていなかった。

 この会期の初頭で教皇が、司教会議(シノドス)を立ち上げることを宣言したことが大きなニュースとなった。シノドスは実際に公会後終了後に各地で行われることになり、現代に至っている。

 最終的に啓示の扱いについて紛糾した『神の啓示に関する教義憲章』(啓示憲章 Dei Verbum)が参加者の賛成多数によって成立に至ったことで、すでに議論が重ねられていたシェーマも続々と成立していった。それらは『教会における司教の司牧任務に関する教令』、『修道生活の刷新・適応に関する教令』、『司祭の養成に関する教令』、『信徒使徒職に関する教令』、『教会の宣教活動に関する教令』、『司祭の役務と生活に関する教令』 および『キリスト教的教育に関する宣言』 、『キリスト教以外の諸宗教に関する教会の態度についての宣言』、『信教の自由に関する宣言』 といったものであった。もっとも難産となった憲章、現代世界とのかかわりについて何をどこまで踏み込んで表現するかが議論となった『現代世界憲章』(Gaudium et Spes)は12月にはいってようやく成立し、参加者一同が胸をなでおろした。

1965年9月15日、司教シノドゥスを創設した。

6-1、議論された内容

1965年9月21日 - 10月8日、現代世界における教会についての草案が討論された。
1965年10月7日 - 10月12日、宣教についての新しい草案が討論された。

6-2教令の発布

1965年10月28日、「修道生活の刷新について」、「司祭の養成について」、「教会における司教の司牧の責務について」、「キリスト教教育について」が公布された。

1965年11月18日、「啓示について」。「信徒使徒職について」が公布された。

1965年12月7日、「信教の自由について」、「宣教について」、「司祭の役務と生活について」、「婚姻について」が公布された。

1965年12月7日、カトリック教会と正教会により1054年の相互破門が相互に解除された。

1965年12月7日、教皇パウロ6世は公会議閉会演説において公会議の意義を宣言した。

「しかし、ここで次のことに注意しなければなりません。教会は特別の教導権によって、特別の教義を定義しませんでしたが、多くの問題について、現代人の良心の基準となり、行動の原理となる事柄を権威をもって教えたのであります。そのうえ教会は、現代人と対話を始めたのであります。常に自己の権威と力を保持しながら、司牧的愛に特有な親切と友好的態度をとったのであります。全ての人が教会に耳を傾け、教会を理解することを望んだのです。そのため知識階級の人々だけが理解できるような表現ではなく、普通一般に用いられている表現を使ったのであります。更に人々の心をひきつけ、人々を説得するために、生活体験や人々の心に呼びかけたのであります。すなわち、教会はあるがままの現代人に話しかけたのであります。」
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