カトリック教会の問題

公会議後の教会の路線は本当に正しいのでしょうか?第二バチカン公会議後の教会の諸問題について、資料を集めてみたいと思います

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教会がどうなってしまったのか分からなくなってしまったカトリック信者たちへ

2017-06-10 23:40:30 | 公開書簡
教会がどうなってしまったのか分からなくなってしまったカトリック信者たちへ

ルフェーブル大司教の公開書簡 その1

なぜ今カトリック者たちは、困惑しているのでしょうか

1 二十世紀も終わろうとしている現代のカトリック信者たちが困惑していることを誰が否定できるでしょうか。この現象は、教会史の最近二十年間にわたって比較的最近のことであるということは、教会の中で起こっていることを一瞥するだけで誰にも分かるでしょう。かつては、道はハッキリと引かれていました。人はこの道に従うか従わないかでした。人々には信仰がありました。あるいは、信仰を失ってしまったか、あるいは信仰を持ったことが一度もなかったかでした。しかし、信仰を持っていた人は、つまり、洗礼によって聖なる教会に入り、十一歳頃に自分の洗礼の約束を更新し、堅振を受け、それによって聖霊を受けた人は、自分が何を信じて何をしたらよいかと言うことをよく知っていました。

 しかし、今日では多くの人はもはや何も知っていません。多くの人々はいろいろな教会で、いろいろな話を耳にし、びっくりしています。多くの人は今までずっと絶えず教えられてきたことに反する多くの宣言文を読むようになりました。ですから、多くの人々の精神に疑いが忍び込んでしまったのです。

 1968年6月30日、パウロ六世教皇聖下は、「信仰の年」の終わりにあたってローマにいた全ての司教様たちや何十万もの信者たちの前で、カトリック信仰の信仰宣言をしました。教皇聖下は御自分の助言の中で、私たちに、カトリックの教えを攻撃するものに警戒するように促しておられました。教皇聖下は、その様な攻撃が、「現代において不幸なことにもよく見られるが、多くの信者の心に不安と混乱(perplexite)を抱かせることになりかねない」と、仰せられました。

 同じ言葉を、1981年2月6日の教皇の講話の中で、ヨハネ・パウロ二世教皇聖下も言っています。「今日のキリスト信者は、その大部分が途方にくれ、悩み、混乱し(perplexes)、さらには騙されているかのように感じている」と。教皇様は、この問題の根本的な原因を次のように要約されました。「私たちは、天主様が啓示され、教会が常に教えてきた真理に反する思想が、一般に多く広がっているのを今見ています。教義と倫理神学において、本当の異端が出現し、疑いと混乱と反逆をあおいでいます。典礼さえも損なわれています。キリスト信者たちは、知的で倫理的な「相対主義」にのめり込んで、明確な教義も客観的な倫理もないままに、曖昧に倫理について語るイルミネーション主義や、社会学的キリスト教に誘われています。」
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