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京都祇園/鯖寿司先日、新しい職場になってから初めての関西出張がありまして、ようやっと行ってきました。我が心の都、京都・・・。じつに一年ぶり!今回の出張は、出張先のしゃちょさんのおとりはからいにより金曜日でした。ってことで、そりゃ土日と京都にいすわるのは決定事項でしょう。サクラサクにはまだ早かったものの、幸いにもあたたか~い気候で、食い歩きにはもってこいの天候でした。なもんで、調子に乗って、土日の二日間で5回も昼飯食いました。そのうちの1回が、ここいづ重。このお店に入る前に、「萬屋」といううどん屋さんで葱うどんを食いきったばっかりだったんだけど、せっかくだからもう一食くらい昼飯食っておこうということで、祇園をぶらぶらしてたんです。そして、八坂神社の前にさしかかったときに、しぶ~いたたずまいのお店を発見!そういえば、以前なにかの雑誌で読んだような・・・。そのときは、会社の人に「京都に住んでいたことがあったなら、べたな土産はやめてくださいね!」と脅迫されていたことを思い出し、渋いおみやげを探していたさなかでした。そんな中、しぶ~いお店の前に掲げられた「鯖寿司」の文字が目に入り、おぉ!これだっ!と。京都土産が、祇園の鯖寿司・・、えぇ、渋いじゃないですか。そんなエロい土産を思いついた自分に惚れつつ、がらがらと木の引き戸を引いて中に入りましたよ。入ったとたん、中から「ごちそさん~」と若い旦那が出てくるのが目にとまりまして。てっきりテイクアウトのお店かと思っていたら、なんとなんとイートインもあるらしい。ってことで、こりゃ食うしかないと。お店の中は、京都の中でも「古い京都」の老舗の雰囲気。聞けば90年ちかく続いているお店だとか。そりゃ自然と雰囲気もでてきますわね。そんで注文は、「鯖寿司といなり寿司の盛り合わせ」。ここのお店は、この二品が定番なんだと。それじゃぁその二品を食わないわけにはいかないでしょう。だされた鯖寿司は、てろってろの昆布にまかれたまん丸のもの。食うときには昆布を剥がして食ってくださいって言われた。そんで言われるがままに一口。ん~~~~~~、やばい。甘みと酸っぱみと塩っぱみとがたまらなく絶妙。そのどれもが薄口であるのに、全部が一体となって鯖寿司~な味になってるんです。完成型とはこういうことを言うんだなと。陳腐な表現だけど、言うまでもなく今までの鯖寿司で一番。すっかり虜ですよ。いなり寿司も、またたまらなく上手い!これをお持ち帰りできなかったのは残念だけど、鯖寿司をお持ち帰り土産として満足満足でお店を出ました。また来ようと決めて。後日知ったのだけれども、京都にはもっと古い鯖寿司のお店があって、「いづう」さんと言うらしい。もともとは、このいづうさんからのれん分けしてもらって「いづ重」さんが始まったのだとか。これはもぅ、いづうさんも行くしかないかんじ?ないかんじ。ちなみに、おみやげは会社で大好評でした!