アメリカのトランプ大統領の主導で、国連においての決議が、中国とロシアの反対の意向をくんで、妥協した内容で合意された。
日本は何もできないから、アメリカの尻馬に乗るだけで、中国とロシアとの交渉も、アメリカの国益の妥協点で追認している状態だ。
韓国の大統領は、アメリカの経済制裁には、当然、賛成しているが、同時に同胞の北朝鮮の庶民が、食糧危機などの事態に直面した場合には、人道的支援を実施すると宣言している。
安倍政権は、核兵器の放棄を迫るだけで、その先の事態には何も言及していない。
核兵器の放棄が確約されれば、経済支援などによる「将来の経済発展」を口先では言い出しているが、付け焼き刃的で説得性はない。
外交交渉には、アメリカの後について回るだけで、その先のことが検討されている気配もない。
これで、安倍政権の北朝鮮対策を、信任を問うとは無策すぎないか。