前回のライブの記事が8月21日付けと、かなりご無沙汰になってしまいました。ライブの禁断症状を治すとともに、殺伐とした職場で荒んだ心を癒すべく(笑)、山形で行われた
くるりのワンマンライブツアー「~はぐれメタル純情派~」に行ってきました。
移動手段は高速バスを利用しました。仙台-山形の所要時間は約1時間で結ばれていることに加え、1日に往復120本近いバスが出ていることから、待ち時間も少なく、非常に便利な存在なのです。
そんなわけで、バスに揺られて1時間。山形に到着後、あらかじめマピオンで調べた地図を頼りに、ライブ会場へ徒歩でレッツラゴー!
レッツ・・・ラ・・・ゴー・・・
・・・うむむ、15分ほど歩いたが、どうにも着く気配が無い(笑)。もしや、山形のアンダーワールドに迷い込んでしまったのか?ライブ用に温存していた体力も、徐々に奪われつつあります(笑)。ねすさんの横を颯爽と通り過ぎるチャリンコやバイクに軽い殺意を覚えつつ(笑)、それでもひたすら歩く。
そして、20分近く歩いたところで、ようやくそれらしき会場を発見。ファンと思しき女性があちらこちらにたむろしています。荷物を持参していたねすさんは、まず聞き込みを開始。
ねすさん『あのー、ここってコインロッカーはあるんでしょうかね?』
女性『え、ここは無かったはずですよー。だから不便なんですよねー』
Σ(´Д`lll)グハァ、マジかよ・・・。歩いて戻るのめんどくさー。
かといって、その辺に荷物を投げ出すわけにも行かず、「貴様、それでも帝国軍人か!お国のために、歯を食いしばって歩け!」と無理やり心に喝を入れ、コインロッカーのあるバスターミナルまで戻ることに。
ヒィィィィィィィィ ヽ(A`*)ノ≡≡≡≡≡≡≡≡≡(この間20分)
≡≡≡≡≡≡≡≡≡ヽ(*´A)ノ アゥゥゥゥゥゥゥゥ(この間20分)
なんだかんだで、20分×3=60分も歩いとりますがな _| ̄|○
移動の途中には、「山形の秋葉原」なる名所?も発見。つか、秋葉原なのに日曜・祝日が休みってアリなのかよ!?(笑)。そんな軽いツッコミを入れつつ、戻ってまいりましたよ、ライブ会場に。
よう頑張ったな、自分(*´∀`)ノ 今なら言える、「自分で自分を褒めてあげたいです」
・・・単に計画性が無かっただけ、とも言えるだろうけど(笑)
会場前では、既に整理番号順の列が。ねすさんもそれに加わり、会場内へ潜入。・・・うーん、かなり小さめのハコです。300人規模ってトコロかな?オーディエンス側には段差が設けてあるので、見づらいということはないです。ただ、演奏する側はかなり窮屈そうな感じ。奥行きが無い舞台、というのが第一印象です。
開演まではじっと我慢の子の状態。やがて、時間とともにメンバーが登場。照明が落ちない状況での登場だったので、ちょっとビックリ。メンバーは岸田・佐藤・大村に加え、Keyに堀江氏、Drにクリフの計5名でのバンド編成です。やっぱり岸田氏はめがねをかけてないよー(笑)
初っ端からいきなり新曲を披露。『お祭りワッショイ!』っていう掛け声が印象的な曲です。始まったときは「なぜにお祭り!?」と驚きましたが、意外にノリが良くて、結構好きかも。
4曲目には久々の「尼崎の魚」を披露。その後には堀江氏のリードでメンバー紹介とMCが。内容は下ネタ満載なので、あえて省略ってことで(笑)。「街」では、いつもの1.7倍ほど(笑)溜めて溜めて吐き出す、岸田氏のテンションがヤバすぎです。『くぉ、んのぉぉぉぉー!んむぁち(街)はぁぁぁ!』って感じかな(笑)
ライブ中盤には、10月発売の新曲「Baby I Love You」を披露。岸田氏のアコギから始まる、ふわりとした感触の曲です。初めて聞いたけどいい曲でしたよ。演奏後には、岸田氏が『今度アルバムが出るんですよ、勤労感謝の日に。働いてるお父さんお母さんに買ってあげてください』と、しっかりPRも忘れてません(笑)。『じゃあ、次はアルバムの中から・・・アルバムに無い曲を』って、なんだそりゃ(笑)。そして始まったのは「ハロースワロー」。うわー、懐かしすぎ。
ライブ後半は、怒涛の初期作品攻勢。「青い空」では、岸田氏の狂い弾きを見ながら、客もノリに任せて上に跳ねまくる。そして本編ラストは「東京」で締め。いやぁ、満足満足ですよ。もう既に17曲ほどやってお腹一杯だし、時間的にアンコールも無しなのかなーと思いきや、完全に照明が落ちず、どうやらアンコールやるっぽい。
やがてメンバーが再登場し、アンコールの1発目。
客『岸田さーん、ばらの花やってー』
岸田『じゃあ、じゃんけんして勝ったらやるわ』
なぜか堀江氏とじゃんけんをして、負けた岸田氏曰く『じゃあやろか』の声で、会場からは大きな歓声が。まぁ嬉しいんだけど、くるりの曲の中でも名曲だけに、あんまり安売りしてほしくない気もするんだよねぇ。
アンコール2曲が終わったところで、さて何をやろうかという雰囲気に。会場からはあれをやれ、これをやってという声がしきりに飛ぶ飛ぶ。いつからくるりのアンコールは、リクエスト大会になったんだ!?(笑)。岸田氏はしばらく悩み、曰く『ワンダーフォーゲルやってから考えるか』
もう神懸り的な内容です。それでもまだ終わる気配が無い(笑)
そして本当に最後の曲。岸田氏から『じゃあ男らしく!・・・“ワールズエンド”と“ハイウェイ”、どっちかで』と提案。ねすさんを含め、多数が『どっちもー』と言いましたが(笑)、どうやら「ワールズエンド」派が多かったようで、ラストは「ワールズエンド・スーパーノヴァ」で締め。演奏しながら会場を見渡して、時折ニンマリと笑う岸田氏の表情が最高でした。
開演から終演まで約2時間20分近く経ってましたから、おそらく予定時間は大幅に超えてたはず。それでもこんなに演奏してくれて、本当に来て良かったと感謝感激の内容ですよ。仮に地元・仙台公演に行けなかったとしても、この内容なら悔いはないです(笑)
さて、次回見る予定の仙台では、セットリストがニューアルバム仕様になっているのか、どうなのか・・・その日をぜひ楽しみに待ちますよ、ええ。
くるりワンマンライブツアー2005 ~はぐれメタル純情派~
in 山形ミュージック昭和SESSION(2005.10.16)
1.(新曲)
2.Superstar
3.(新曲)
4.尼崎の魚
5.窓
6.Race
7.HOMETOWN
8.街
9.BIRTHDAY
10.ARMY
11.(新曲)
12.Baby I Love You
13.ハロースワロー
14.リバー
15.青い空
16.モノノケ姫
17.東京
(EN)
EN1.ばらの花
EN2.(新曲)
EN3.ワンダーフォーゲル
EN4.ワールズエンド・スーパーノヴァ