ジャーナリスト活動記録・佐々木奎一

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「天下り受け入れ私大」ワーストは日大・早稲田

2010年01月10日 | Weblog

 

  文部科学省の官僚OBが私立大学の「職員」として天下っているケースを独自調査したところ、152大学に計576人が天下っていることがわかった。なかでもワースト1位は日本大学の26人、2位は早稲田大学の24人で、慶應5人、上智3人と比べても突出して多い。いずれも私学助成補助金が114億、92億と多く、事実上、税金が役人の雇用対策に使われている。受け入れてしまう側の「貧困なる精神」も深刻で、私学らしい「在野の精神」のかけらも見えない。役人の天下り先に成り下がったダメ大学は学ぶ場としても不適切だが、民主党政権は現状、私大への助成金付き天下りについて何も手を打っておらず、公約の「根絶」とは程遠い。

 
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【Digest】
◇私大にはびこる文科省「天下り職員」
◇ノンキャリアも天下り
◇調査方法(概要)
◇天下り職員152校に576人
◇ワースト1位日大「回答いたしません」
◇論点をすり替える早稲田大
◇上位10中8校が「無回答」
◇金沢大「ОBを採用して適正化…」
◇武蔵野音楽大は“コネ採用”
◇“血税”で職員の給料、年金を補てん
◇税金の使途答えず、「無責任大学」139校
◇天下り幹部“年収1000万円” 
◇「説明責任は果たす」13大学
◇調査方法(詳細)
◇存在意義を問われる私大の閉鎖性


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http://www.mynewsjapan.com/reports/1181

2010年1月10日付のMyNewsJapanで記事

「『天下り受け入れ私大』ワーストは日大・早稲田 」

を企画、取材、執筆しました。


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