デンジャラス★サイクリングvol.2

※vol.1はこちら









「久しぶりにマクド食べたいよなぁ」

Senkoちゃんが言いました。






この展開は、まさか…









「ちょー、はやしや、くじ作って」









やっぱり!!




　　　　　有無を言わせず全員参加でございます




今回はあたしが作ったし、まさか当たる訳がない！




根拠のない自信に満ちた私は、完全に有頂天になっておりました。




「そんなん言うとって当たったらあたし笑うで」

Senkoちゃんの忠告もどこ吹く風、まずは、くじを引く順番を決めるジャンケンで、見事2番目をゲット

勝った!!ほら見てん！あたしツイてる




…と思ったのも束の間、いっせーのーでで開けてみると…




「Ｎさんの自転車で買いに行く」




見事当たりハズレくじを引いてしまいました





「なぁなぁ、PTAのくじみたいにさぁ、1回やったら免除とか…」

「ない!!」



「あのぉ、もしあれやったら明日ちゃう自転車乗ってきましょか？」

SenkoちゃんはＮさんの方を一瞬見ましたが、答えは前回と同じく



「…あかん。罰ゲームの意味ないから」






そうして翌日。


「悪いけど、チェーンが外れたらその場に乗り捨てて来るから！」←2回目ともなるとかなりストレート


と言い残し、私は再び、あのオンボ（以下自粛）自転車にまたがりました。

　　　　　①チェーンの弛みも健在です。②自転車に反比例する厳重なロック



「大丈夫。外れたら電話しておいで。あんただけは担いで帰ったるから」←Senkoちゃんもなかなか言います

「Senkoちゃん…」

「フルーリー溶けへんように早く帰ってきてな」

優しいのか冷たいのかよぉ分からんお見送りをしてもらい、出発！




もう一人ハズレクジ、「Ｆさんの自転車に乗って買いに行く」を引いたのは、Ｆさん本人でした。


　　　　　別付のデカいカゴが特徴です（笑）




このＦさん、ちょっと…いや、かなり天然なお人で

信号待ちをしている私に向かって

「よぉ見たらほんっっまに弛んでますね、チェーン。あっはっはっは!!」




暑さと空腹でただでさえイラついていた私はカッチーン←いや、別にあたしの自転車ちゃうしええねんけど（笑）



「え？今初めて分かったん？いつもＮさんと一緒に帰ってるやん。前も罰ゲームやったやん」

「あぁ、まじまじと見たことなかったんで」




これ以上相手をするのは体力を消耗するだけなので、あとはひたすら前を向いておっかなびっくりペダルを漕ぎました。


太陽はギラギラと容赦なく照りつけましたが、出るのは脂汗（笑）


バイパスの出入り口が面している大きい道路なので、車の量は多く、私の悲鳴もかき消してくれました









何とか無事に到着し、昼ごはんにもありつけました

　









こうなったら、意地でもリベンジしてやるぅっっ!!クジやクジや、クジ持って来いっっ!!（違）









おまけ


夕方、パート仲間のＹさんが買い物帰りに道端に落ちていたのを発見したそうです。

　　　　　厳重なロック（爆）なくても全然だいじょー（以下自粛）









Ｎさんは当分自転車購入の予定はないそうです「ポチッと！」お願いします