ケルガン、外れる
プレミアディビジョン第16節
ハイバリー 0-0 グレートブリテン
激しい攻防で互い譲らずスコアレスドロー。
イングランドカップ2回戦
ジェームズ・ミルナー、ケルガンは欠場。アンディ・コールとダレン・アンブローズがスタメンで出場することになった。すると、ナサン・コリンズ監督の戦術がカウンターMAXとなる。
グレートブリテン 4-0 サウサンプトン
(得点) 5分 アンディ・コール(グレートブリテン)
21分 アンディ・コール(グレートブリテン)
29分 アンディ・コール(グレートブリテン)
44分 チャールズ(グレートブリテン)
(警告) 22分 アンディ・コール(グレートブリテン)
その結果、アンディ・コールがハットトリック。前回対戦した時には苦労していたサウサンプトンを圧倒した。これを見たコリンズ監督は何かを思いついたような様子を見せる。
「そうだったのか。最近、不調だったのは、クラブに私のサッカーが浸透していなかったからかもしれん。ヨーロピアンリーグでのグループ敗退は残念で済んだことだが、この布陣でいけば違った結果になっていただろう」
これまでの不調の理由をケルガンと考えているようだった。次の試合からは、ケルガンが外れてミルナーが右サイドハーフに入り、チャールズがトップ下。ダレン・ベントとアンディ・コールの2トップのスタメンでいくようだ。
だが、これに異論を持つ者もいる。シティ時代から共に中盤のハーフを形成し、グレートブリテンでもそうしているエドガーだ。
(コリンズは見当違いをしている。ケルガンはクラブに無くてはならない男だ。彼は、それに早く気付かなければ、今季のリーグ優勝は無い)
プレミアディビジョン第17節
前半は押される展開で苦しいグレートブリテン。コリンズ監督の表情には少し焦りが見えていた。
(バカな・・・ケルガンが抜けて良くなると思っていたが)
エドガーが思った通りになっていて、前半のグレートブリテンのボールポゼッションは35%である。ケルガンはコリンズ監督の構想から外れており、ベンチにも入っていない。この試合に先発していたGKリー・パーラーがボルトンの攻撃を悉く防いでいたこともあり、前半は0-0で終えた。
後半も苦しかったが、チャールズのスルーパスからミルナーがシュートを決めた。
グレートブリテン 1-0 ボルトン
(得点) 70分 ジェームズ・ミルナー(グレートブリテン)
シュート数は1-6。少ないチャンスを生かして辛勝した。