弁慶の野鳥日記

主に野鳥撮影ですが、時々風景や花も。画像エリア超過のため野鳥日記から弁慶の野鳥日記に引越ました。引き続きご支援下さい。

ミサゴの飛翔。

2015-10-31 07:00:00 | 日記
 10月31日(土) 曇り

 ミサゴは魚を探しながらゆったりと旋回を続ける。
 飛翔シーンはいつも追いつけずにピンボケ写真ばかりになってしまう。
 そこで今回は雑誌の記事で仕入れた知恵を使ってやってみた。
 通常小鳥を撮る時は1点AF(任意選択)で撮っていたが、飛んでいる鳥を撮る時は鳥が雲または空の中に入ってしまうとなかなかピントが来ない。
 そこでAF機能を切り替えて領域拡大AF(任意選択)と言うのを使って中央部の15点ぐらいに範囲を広げて撮影してみた。
 これは便利だ、15点のうちの被写体がいる部分のみに反応して、その部分のフォーカスポイントの四角い部分だけが点灯する。だから飛んでいる鳥の方向にレンズを向ければ確実に入ってくる。
 今までも何度かやってみたが、うまく行かなかったが、ようやく技術力がついてきた(えへん)。
 その証拠に最後の方の画面では飛んでいる鳥の目玉も光っている。




 ゆったりと飛翔して下の魚を探す。






 こちらに向かってくるときはAIフォーカスも押しっぱなしにする。






 レンズが短いが被写体が大きいので助かる。






 畳んでいる大きな足も良く見える。






 お腹の白い部分が綺麗だ。






 背中も猛禽の色だ。






 上昇気流に乗っている。






 羽を広げると大きい鳥だ。






 旋回をする。






 このあたりから目玉が良く見えている。






 拡大すると目玉が良く見えます。






 大きく目を開けて、獲物を見つけたようだ。






 突撃一歩前の画像。






 弁慶の使用レンズは最大600mmまで伸びるが大口径ではないためにテレコンは使えない。
 隣にいた人は800mmに1.4のテレコンを付けていた。ここでの撮影のためにこのレンズを買ったのだそうだ。いいなー。
 その人も今回初めてこんないシーンが撮れたそうだ。
 また、「レンズ欲しいよ病」になりそうだ。
 どうせ先が長く無いんだ、でもなー、病気したら子供の世話になりたくないし。



                                        撮影機材   カメラ: キャノン EOS 7DマークⅡ
                                              レンズ:タムロン SP150-600mmf5-6.3




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ミサゴの鮭漁失敗の巻。

2015-10-30 08:00:00 | 日記
 10月30日(金) 晴れ

 初めて見るミサゴが上空に飛んで来た。
 どんなドラマが展開されるか期待を込めてカメラで追いかける。
 一回目は失敗だった。
 順序が逆になってしまったが、前回掲載分は時間的には後になる。



 悠々と飛翔を続けて獲物を探す。






 へー、これがミサゴか。なかなか綺麗な模様だ。






 悠々と飛んでいるようで、結構ピント合わせが難しい。






 かなりの時間旋回を続けていたが、突然ダイブした。






 獲ったか? 遠くの出来事だからよく判らない。






 苦闘中のようだが。






 足元がなんとなくむなしい。






 なんとなく悔しそうな顔をしている。






 空身で飛びあがる。






 一旦地上で体制を立て直して、飛び去った。恥ずかしそうに・・・・・・?





 今回は鮭漁の失敗シーンだが、前回アップの成功したミサゴと今回のミサゴが同一個体かどうかは弁慶には分からない。
 時間的にはこちらの失敗シーンが先になる。
 この後少し設定を変えたので、また距離も2回目の成功した時の方が近かったので、前回の画面の方が僅かにいいかも知れない。



                                        撮影機材   カメラ: キャノン EOS 7DマークⅡ
                                              レンズ:タムロン SP150-600mmf5-6.3




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ミサゴが鮭を獲った。

2015-10-29 07:00:00 | 日記
 10月29日(木) 雨のち曇り
     (撮影日 10月27日)

 初見初撮りのミサゴは最高の場を作ってくれた。
 何回も通ってもなかなかいいシーンが撮れないと言うのに初めてでこんなシーンが撮れるとは思ってもいなかったので嬉しい。
 先ずは整理が付かないので、魚を捕獲シーンから。



 一直線に急降下。






 獲ったか?







 水中でモソモソしている。






 なかなか上がってこない、これは期待できる。






 持ってる持ってる、重そうだ。






 なかなか上がってこない。






 やっと上がったかな。






 鮭を両手(足)に持ち替えた。






 大きな鮭をしっかりとと掴んで遠くに飛んで行った。





 半信半疑のポイント。
 場所もわからない、その中でポイントもつかめていない、果たしてミサゴは出るのか?
 そんな中でラッキーなシーンを見せてもらった。
 最初は知らない同士のカメラマンだがこんなシーンが撮れるとお互いに笑顔になって親しい間柄になってしまう。
 もしもの場合も考えて、念のためにカワウやセキレイまでも撮っておいた。

(最後部の写真が、その前の写真とダブっていましたので入替ました。)



                                        撮影機材   カメラ: キャノン EOS 7DマークⅡ
                                              レンズ:タムロン SP150-600mmf5-6.3




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ノゴマの登場。

2015-10-28 07:00:00 | 日記
 10月28日(水) 晴れ
      (撮影日 10月23日)

 ノゴマだ!
 と大げさに言うほどでもない。
 なぜならば、出たのはメスだからである。
 でも、今まであまりメスは撮っていなかったので、メスでも出てくれて嬉しかった。
 この日11時頃に現地到着でどうせ抜けてしまったのだろうと思っていたが朝から5回出たと言うので辛抱強く待ってみた。
 1時半頃までに3回出てくれたのでラッキーな方だったかも知れない。しかし出ている時間はいずれも1分ぐらいだから撮影が忙しかった。




 ノゴマだ! 奥の方にノゴマの姿が見えた。(12:36)






 本当はもっと白いのだが、暗いところなので。






 怖々と登場だ。






 ほゞ全身が見えた。






 1回目はこれでさようなら。






 2回目も奥の方から登場。(12:59)






 やっぱりメスは可愛いな。






 なかなか出て来ない。






 やっと出て来てエサを食べた。






 一番良く見えた瞬間かも。






 カメラマンの目を気にしながら。






 2回目はここまで。






 3回目の登場。(13:22)






 このくらい距離があるときは500mm+テレコンか、デジスコが欲しいところだ。






 3回目もここでさようなら。






 これは去年撮影したオス、西日を浴びて色が濃すぎるが。(カメラ:EOS7D、レンズ:シグマ50~500mm)





 撮って来た写真は豆粒のように小さいのでこれだけ大きく見せるためにはかなりのトリミングが必要で、ピン甘になってしまう。
 今まではエプロン付きのオスばかりだったが、今回は白一色なのでそれと分かるようにするのが大変だ。
 抜けたかも知れないと思って行ったので途中で電池は切れるし、昼飯はおろか水さえも持っていかなかったので早目の撤収とした。
 メスがいると言う事は近くオスが出るかも知れないと、管理人が言っていた。



                                        撮影機材   カメラ: キャノン EOS 7DマークⅡ
                                              レンズ:タムロン SP150-600mmf5-6.3




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モズの高鳴き。

2015-10-27 08:00:00 | 日記
 10月27日(火) 晴れ

 ノゴマが出たと聞いて出掛けて見た。
 ノゴマはなかなか出てくれなかったが、その前に高鳴きをしながらモズが出て来てくれて退屈しのぎになった。
 高鳴きとは初秋に縄張りを宣言するために行うものらしい。



 フィールドに着いてまず目についたのがこのモズ。






 取り敢えずなんでも撮れれば、ボウズは免れる。






 こんな時はセイタカアワダチソウも役に立つ。






 目の前に現れたモズは色が綺麗でアカモズのようだが、違うだろうな。






 高い声で鳴いて来るからすぐ判るが、ノゴマが逃げなければいいが。






 この色はどう見てもアカモズでは無い。






 鋭い嘴だ。






 ノゴマが出てからも繋ぎに出てくれた。





 この後嬉しい事にノゴマのメスが出てくれた。



                                        撮影機材   カメラ: キャノン EOS 7DマークⅡ
                                              レンズ:タムロン SP150-600mmf5-6.3




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笠取峠から権現の湯へ。

2015-10-26 07:00:00 | 日記
 10月26日(月) 晴れ
      (撮影日 10月21日)


 津金寺から10分もしないところに中山道の「笠取峠」がある。
 松並木で日を避けられるために旅人が笠を取って歩いたと言われる峠である。
 しかし近年松くい虫に寄る被害が続出していて、良く見るとここの松もあやしいのがいくつかあって心配だ。
 ここもモミジの名所で何回か訪問しているが、今年はまだ早いのか、なんとなく色がさえなかった。



 笠取峠の案内版。拡大で文字が読めます。






 皇家和宮が東下した時の模様を書いた案内板もあったが銅製のため一部字が読みにくくなっていた。






 両側を松並木が長く続いているが、この松が心配だ。






 駐車場から上に向かうとモミジが沢山ある。






 一部まだ早いところもある。






 光線の具合がちょうどいい。






 この辺はまだ早すぎる。






 少し変わった色のモミジ。






 紅葉狩りの締めくくりは「権現の湯」でゆったりとする。お湯が柔らかい(意味はよく判らないが旅番組などでみんながそんなふうに言うので)なかなかいい湯だ。






 時期は遅いがバラの花もいくつか咲いていた(歳の頃は60歳ぐらい?)。





 紅葉狩りで少し遅くなったが、権現の湯に併設された「権現亭」で昼飯を食べてゆったりと湯に使った。本来ならば浅間山が綺麗に見えるはずだったが、この日はあいにく浅間は見えなかった。



                                   撮影機材   カメラ: キャノン EOS70D
                                          レンズ: タムロン 18-270mm F/3.5-6.3 DiⅡ PZD 



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信州佐久の名刹津金寺は紅葉も綺麗だ。

2015-10-25 07:00:00 | 日記
 10月25日(日) 晴れ

 秋には何回か訪れている紅葉で有名なお寺がある。
 このお寺はカタクリでも有名らしいが、カタクリの時期には行った事が無い。
 今年の紅葉は例年よりも少し物足りない感じがしなくもなかったが。
 滋野氏3台の墳墓3基の多宝塔が県の重要文化財に指定されていて、また観音堂と妙見堂のお堂は立科町の重要文化財となっている。
 妙見堂を取り巻くモミジの紅葉は見事である。



 道路に面した山門。






 山門をくぐり抜けるとすぐにあんない看板がある。拡大すると文字が読めます。






 池の色は前より濁っていた。






 モミジに囲まれた「かんのんばし」。






 かんのんばしを渡ると、こんな碑もあったが、あまり意味は判らなかった。






 この妙見堂付近のモミジが一番綺麗だ。






 どこから見てもいい色をしている。






 妙見堂の前のモミジ。






 モミジのド・アップ。






 









 少し離れて見る。






 「かんのんばし」と妙見堂を望む。






 妙見堂を取り巻くモミジたち。






 更にアップで。






 妙見堂の左手を入って行くと多宝塔がある。






 妙見堂の裏にあるモミジ。





 写真には撮らなかったが山門の正面に、観音堂があり、その前には巨大な木(何の木だっけ?)もある。



                                    撮影機材   カメラ: キャノン EOS70D
                                          レンズ: タムロン 18-270mm F/3.5-6.3 DiⅡ PZD 



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リンドウとヤマガラ。

2015-10-24 07:00:00 | 日記
 10月24日(土) 晴れ

 山の生活の楽しみの一つだったヤマガラとのお遊び。
 ヤマガラが少なくなってしまって楽しみも半減である。
 この時期になってリンドウが沢山咲いていたので、リンドウとヤマガラの取り合わせで撮って見た。



 リンドウの上に乗ったヤマガラ。






 やっぱりヤマガラの顔はひょうきんだ。






 動きが速いのでブレてしまう。






 この上は止まりにくいかな。






 止まり棒からリンドウへ。






 沢山花があるけど、何?






 




 花に近付いてみる。






 食べられそうもないね。





 リンドウは地味な色だ、ヤマガラも比較的地味だから写真が目立たない。
 おまけにステージが夏向きのためリンドウの花がなかなか開かない。
 思ったよりうまく行かなかった。



                                   撮影機材   カメラ: キャノン EOS70D
                                          レンズ: タムロン 18-270mm F/3.5-6.3 DiⅡ PZD 



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白駒池と駒出池。

2015-10-23 07:00:00 | 日記
 10月23日(金) 晴れ

 八ヶ岳山麓を突っ切る国道299号線の麦草峠付近に白駒池と言う神秘的な池がある。
 ここの池に映ったドウダンツツジの紅葉は見ごたえがあるので、そろそろかと思って行って見た。
 しかし今年も予測が外れて、見ごろは9月の」下旬だったようである。やっぱり2000mを超えるところにある池だから紅葉も早いのは当然の事でもある。
 この池自体が神秘的だし途中の苔林が綺麗でいいのだが、やっぱり紅葉を見逃したショックは大きかった。
 後に残るのは「昔は無料だった駐車場が今は500円もかかる」とか「トイレは1回50円必要だ」と言う事ばかりが気になってしまう。
 途中にある駒出池と言うのも夏は綺麗だが秋は思ったほどでは無かった。




 途中で寄った駒出池、この池も池に映る風景は綺麗だが紅葉はイマイチだ。






 池にはニジマスのような魚が泳いでいた。






 紅葉と言えば僅かにこのモミジぐらいだ。






 白駒池は有料駐車場から約15分ぐらいのところにあるが、途中の林全体が苔に覆われいて珍しい光景だ(でも弁慶はもう何度も通っている)。






 木道や砂利道を歩くとほどなく池が見えてくる。これは何だろう、藻では無い、ススキが枯れたのか? 池が光って綺麗だ。






 池はあくまでも澄んでいて神秘的だ。






 この池の水面に本来ならばドウダンツツジが咲いて池が真っ赤に染まっていたはずだったが。






 この桟橋はいかにも冬の情景で事実寒かったが、ボートを浮かべている人たちも人組だけいた。






 帰路も苔の林を抜けたが、小さなトーヒーの木があったがこれだってもう何年も経っているはずだ。この子が大木になるのは何年後だろう、なんてくだらない事を考えて見た。






 石を抱いた木の根っこも。






 苔も我が家でヤマガラと遊ぶために敷いた苔とは大違いだ。






 帰り道にきれいなモミジがあったので車を止めて撮って見たが見た目ほどには撮れなかった。





 帰り道に「日本一の白樺林」やカラマツの紅葉がきれいな場所もあったが、見慣れている風景なのであまり感動はなかった。



                                   撮影機材   カメラ: キャノン EOS70D
                                          レンズ: タムロン 18-270mm F/3.5-6.3 DiⅡ PZD 



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ヤマガラとカシラダカ。

2015-10-22 08:00:00 | 日記
 10月22日(木) 晴れ

 昨日の夕方から天気がおかしくなりそうだったが、今日はどうだろう。
 今日はもう山を引き上げる日が来てしまった。
 結局ヤマガラはこのところ数が少ない、やはりゾンビウィールスの影響があったのかもしれない。
 それでも少ないヤマガラたちは必至に貯食をしていたが、殆ど同じ風景ばかりで撮る方も見る方も飽き飽きしている。
 そんなヤマガラを撮影している時、突然大工さんがトントンと槌を打つ音が聞こえた。
 他人の不幸を喜ぶようで申し訳ないが急いで音のする方に飛んで行って見た。
 見つかってしまって穴を掘っていたアオゲラは、素早く「ケ・ケ・ケ」と鳴いて飛び去った。
 そこのお宅の軒下には気の毒だが6・7個の穴が等間隔に空いていた。
 その後アオゲラの姿は見当たらなくなってしまったが、その飛んだ先に小さい鳥が何羽か飛んだ。
 ファインダーを覗いてみるとアトリに似ている。これは拾いものだと歓喜したが、実際にはカシラダカのメスだったようだ。
 それにしてもカシラダカが来ていると言う事はひょっとすると去年のようにミヤマホオジロが来るかも知れない。
 しかし物語はそこまでだった。



 ヤマガラは今朝もエサを探しに来た。






 朝の光がまぶしいほどにきれいだ。






 ヤマガラは箱庭の中を飛びまわっていた。







 



 頼みもしない大工さんが来ていたのはアオゲラの仕業だった。こんな穴がいくつも。






 青ゲラの飛んだ先にいたのは早くも冬鳥の到来、カシラダカだった。






 羽に影が入ったので最初はアトリかと思った。






 カシラダカの到来には、ミヤマホオジロへの期待が高まるが、今日はもう山を引き払うひだ。
 それにしてもアオゲラはこの時期に何で民家の軒先を狙うのだろう。
 今頃子育てでもないし、虫がいるとも思えない。
 そこに手ごろな板があったから? 猫が爪を研ぐように嘴の訓練のため?
 不思議な行動は謎のままだ。


                                   撮影機材   カメラ: キャノン EOS70D
                                          レンズ: タムロン 18-270mm F/3.5-6.3 DiⅡ PZD 



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